【ゴールデンウィークはDIY】第2話:DIYは1日にしてならず。スムーズに進めるための準備のコツ

編集スタッフ 岡本

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つくる「前」が肝心!失敗しないための、DIYの準備がある?

ゴールデンウィークにチャレンジしたい、DIYについてお届けする特集。

第1話では、その魅力やDIYを楽しむ当店スタッフのエピソードをお届けしました。

本日はスムーズに作るための「準備のポイント」について。

意外と作る「前」が核となり、仕上がりを左右するのだそうです。

ここからはDIYのプロをお呼びして、今回初挑戦する田中とともに、私も一緒に学んでいきたいと思います。

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教えていただくのは、東京・二子玉川にあるDIYショップ「tukuriba」の店長を務める、掃部関 真紀(かもんぜき まき)さん。

仕事だけでなく、ご自宅でもDIYを実践しているそうで、その作品はウッドデッキからロフトベッドまで多岐に渡ります。

それでは早速、掃部関さんにアドバイスをもらいながら準備に取りかかりましょう!

 

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「作る」までにするべき8つのこと


作っている途中で「あれがない!」「サイズを間違えた!」とならないためには、準備が肝心。

押さえておきたいポイントを、まとめました。

 

01:イメージを膨らませる

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掃部関さん:
「まずは自分が作りたいものに近い、理想の形を本やインターネットから探してみてください。

そうすることでイメージが膨らみ、『もっとこうした方がいいかも』『これだと大きすぎるかな』など、より具体的になってきます」

 

02:マスキングテープを使い、大きさを確認する

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掃部関さん:
「イメージが固まってきたら、自分の家にぴったりのサイズを決めていきます。

このときに重要なのが、一度、普段通りの動きをしてみること!

今回の場合で言えば、水道のレバーを上げ下げする、照明のスイッチを入れるなど。

そうすることで取り付けたあとに『棚が邪魔でレバーが上がらない』『棚と照明の位置が近すぎた』という失敗を防げますよ。

この段階では頭の中のイメージを、現状と重ね合わせていくことが大切です」

 

03:各部位のサイズを測る

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掃部関さん:
「ここまでくれば作りたいものが、はっきりと見えてくるはずです。

今度は実際にサイズを測っていきます。このときは水平や垂直に注意してくださいね。

水平器のついたメジャーがひとつあると便利です」

 

04:サイズ入りの完成予想図を書く

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掃部関さん:
「簡単でかまわないので、完成予想図を書いてみてください。

このとき実寸を書き込むのも忘れずに。

ここまで必要?と思うかもしれませんが、作っているときに迷いが生じてもここに立ち帰ることで、軌道修正ができます」

 

05:必要なものを書き出す

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掃部関さん:
「いざ買い出しに行ってもホームセンターに慣れていない場合、品揃えの豊富さゆえに、必要なものが分からなくなってしまったり、余計なものを買い足してしまったりするものです。

サイズも確認しながら購入できるよう、必要なものはリストにしていきましょう」

 

06:近くのホームセンターについて調べる

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掃部関さん:
「木材カットや電動工具の貸し出しなど、ホームセンターではさまざまなサービスがあります。

あらかじめ確認することで二度手間を省けますし、難しい部分だけプロに頼むこともできるのでとても便利。

また完成予想図を見せて、アドバイスをもらうのもいいでしょう。慣れないうちは詳しい人に頼るのも上手に作り上げるコツのひとつです」

 

07:作業スペースの確保

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掃部関さん:
「大きさに関わらず、自宅でDIYをするときはスペースの確保をした方がいいでしょう。

動線を考えて準備することで、スムーズに作業を進めることができます」

 

08:養生をして準備完了

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掃部関さん:
「塗料がこぼれたり、木くずが落ちたりと汚れる場面も多いので、養生をしてくださいね。

床に傷をつけないためにも、心置きなく作業に集中するためにも、必要なステップです」

 

初めてでも失敗しないためには?

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これだけ入念に準備をすれば多少難しいものでも大丈夫!と意気込んでしまいそうですが、DIY初挑戦の方にそっと耳打ちで伝えたいアドバイスをいただきました。

棚や箱など、四角いものから始める

木材のカットやネジの打ち込みは、構造がわかりやすく、まっすぐな方が簡単だそう。

今回スタッフ田中がチャレンジするキッチン棚は、4本の木材を組み合わせるというシンプルな作りなので、初めてのDIYにぴったりとのことです。

既製品を取り入れる

今はDIYアイテムも豊富な時代。100円均一やIKEAなど手軽に購入できる場も増えました。

金具や装飾はもちろん、DIY用の扱いやすい材料をうまく使うことで、ぐっとハードルが下がります。

塗料は混ぜて使わない

思い通りの色合いが見つからないからといって、塗料を混ぜるのは避けた方がいいそうです。

なぜなら足りなくなったときに、同じ色を再現することが難しいから。

ついやってしまいがちですが、塗料は見た目を大きく左右するものなので、いくらでも塗り足しができるように、購入したものをそのまま塗るのが安心です。

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これらのポイントを押さえれば、「初めてでも落ち着いて進められる気がします!」と田中も安心した様子。

さあ、あとは作るだけです。

次回はスタッフ田中宅のキッチンを快適にする、棚作りをレポート!

初めてのチャレンジは成功するのか、はたまた……? ぜひお楽しみに!

(つづく)

【写真】タドコロミズホ


もくじ

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掃部関 真紀

大学ではグラフィックデザインを学び、2004年からDIYをはじめる。DIYアドバイザーや整理収納アドバイザー1級の資格を保持し、現在は、東京・二子玉川にある体験型DIYショップ「tukuriba」の店長を務める。3人の子供を育てる傍ら、自宅にもDIYを積極的に取り入れており、そのブログも人気。


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