【ゴールデンウィークはDIY】第1話:「作る」って楽しい!私たちがDIYに惹かれる理由
編集スタッフ 岡本
「DIY」って、よく聞くけれど……
最近テレビや本屋さんでもよく見かけるようになった、DIYという言葉。
「Do It Yourself」が語源ということは、多くの人が知っているかもしれません。
今ではホームセンターにも専用のコーナーがあったり、サービスが充実していたりと、始めやすい環境が整っています。
けれども、何から始めたらいいのかわからない!という声もよく聞きます。
そこで、ゴールデンウィークに挑戦したい「はじめてのDIY」について、全3話でお届けします。
第1話では、すでに実践している当店スタッフたちが登場。DIYならではの良さや、日頃どんなふうに楽しんでいるのか、お伝えします。
「買う」から「作る」に変わるとき
私自身、2年ほど前から密かにDIYを楽しんでいる一人。
きっかけは、一人暮らし用の部屋に二人で住み始めたことでした。
ものを増やさないように気をつけていたものの、元々小さかった靴箱がついにパンパンになってしまい、常に来客中かのような玄関になってしまったのです。
「玄関のすき間にすっぽり収まるシューズラックがあったら」
いざ探してみると、気に入ったものはサイズが合わなかったり、予算をオーバーしてしまったりと、これだ!と思えるものになかなか出会うことができませんでした。
そんなとき、たまたま見ていたテレビで「すのこ」の活用アイデアに惹きつけられたのです。
それからインターネットで情報収集をし、見よう見まねで材料を調達。失敗してもいいやという気軽な気持ちで、初めてのDIYに挑戦することになりました。
▲つっこみどころの多い出来ですが……、今ではなくてはならない存在です。
塗り残しがあったり、釘が見えている場所もあるのですが、それすらも愛嬌として受け入れられる不思議な魅力。
なによりもすき間にぴったり収まるサイズと、完成したときの達成感が、今までにないワクワクを運んできてくれました。
DIYの先輩に聞く、作る楽しさあれこれ
とはいえ、私はまだまだ初心者の域です。
クラシコムのDIY経験者に、今まで作ってきたものやどんな風に楽しんでいるか、話を聞いてみました。
編集チーム 齋藤
「失敗の不安よりも、ワクワクが大きい!」
— DIYを始めたきっかけはなんですか?
編集チーム 齋藤:
「高校生のとき、模様替えが大好きでした。大学では建築専攻に進むことが決まっていたので、高校3年生の冬頃にデスクを作ったのが最初です。
少しガタついていたけれど、当時は部屋のサイズにぴったりの机が出来上がって、満足したことを覚えています」
— 失敗した!という出来事はありましたか?
「わたしのDIYは失敗だらけです。
綿密に計画を立てて進めていなかったので、『あれ?これが足りない!』とか『斜めになってる……』ということがしょっちゅう。
でも少しずつ家が自分仕様に、楽しく使いやすくなっていく様が面白くて、ハプニングは気になりませんでした。
きっと、失敗も含めて楽しめていたんですね」
— お気に入りのDIYグッズはありますか?
「東急ハンズなどでも売っている『L字型の角材』です。これにスチレンボードをはめれば、お手軽フレームの完成。
最近寝室の壁を塗ったのですが、そのときに使った塗料も絶妙な色合いが気に入っています」
▲家族もDIY好きだそう。今後の大作にも期待してしまいます。
エンジニアチーム 濱崎
「ちょうどいいサイズの家具が見つからず……」
— DIYを始めたきっかけはなんですか?
エンジニアチーム 濱崎:
「初めてDIYをしたのは、1年ほど前です。コーヒー道具が増えてきて置き場に困っていたところ、ちょうどいい場所に窓があったので、そこにぴったりの棚を作りました。
市販のものだとここまでサイズが合うものはないので、自分で作ってみようと思ったのがきっかけです」(その様子はこちらの記事に)
— お気に入りのDIYグッズはありますか?
「木材はだいたいホームセンターやネット注文のサービスで切ってもらうことが多いのですが、たまに自分でカットしなければならない時もあります。
そのときに重宝するのが、折りたたみ式のノコギリと、直線を保つためのガイドです。このふたつは愛用してますね」
※ガイド……のこぎりで木材を切るときに使う、サポート用具。ゆがまず真っ直ぐに切ることができる。
— 1番の自信作はどんなものですか?
「最近引越しをしたのですが、キッチンに冷蔵庫置き場がない間取りで、背面がダイニングから丸見えになってしまったんです。
そこでツーバイフォー材と有孔ボードを使って冷蔵庫を隠す壁を作りました」
※ツーバイフォー材……断面が38×89mmの幅の木材。長さはさまざま。
※有孔ボード……一面に等間隔で穴が空いている木材。ペグボードとも呼ばれる。
仲間が増える?はじめてみよう、DIY!
「このすき間に収まる棚があったら」
「あそこにフックがあったら便利そう」
DIYをすることでそんな願いがひとつずつ叶った、私たち。
たとえささいな変化でも「自分の力で暮らしやすくしたのだ」という達成感が、他にはない楽しみのひとつなのかもしれません。
お互いの力作や、これまでのDIYヒストリーで盛り上がっていると、そっと様子を伺う編集チーム 田中の姿が。
聞くと、キッチン周りを今よりも使いやすくするため、DIYに挑戦してみたいけれど、なかなか踏み切れないでいるのだそう。
電動工具なんて扱ったことがない、ホームセンターに行っても種類がありすぎて選べない、など、はじめてDIYに挑戦したころの自分と重なる部分も多く、うんうんと頷いてしまいます。
これはDIYの魅力を伝えて仲間を増やすチャンス!ということで、田中宅のキッチン棚を作ることが決定。
プロにコツを教わりつつ、実際に「自分で作る」楽しさを体験していきたいと思います。
次回は初めてのDIYでも失敗しない、「準備のポイントと進め方」について。
理想である、サイズぴったり・収納力アップのキッチン棚作りのスタートです。
(つづく)
【写真】タドコロミズホ(1〜2枚目)
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