【スタッフコラム】意外とのんびり?1泊2日のテント泊登山。
お客様係 中川
以前のコラムで冬の登山の楽しみについて書きましたが、春から初夏もやっぱり良い季節。
先日、日本百名山のひとつ「雲取山」へ、1泊2日で山登りをしてきました。
今日はその時のことをお話ししたいと思います。
山登り。息が苦しいときは…?
今回は夫と2人で山登り。車は使わず、公共交通機関を使って向かいます。
まずは電車で奥多摩駅へ行き、さらにバスで鴨沢駅へ。そこから歩いて登山道へ向かい午前8時半頃登山開始!
「木漏れ日が気持ちいい〜」と余裕の笑顔で歩き出すものの、最初の登りが続くあたりで呼吸が苦しくなってくるのがいつものパターン。
そんな時は、あえて「喋りながら歩く」ようにしています。
とはいえ、話題を考えるのは大変なので、やるのはいつも”しりとり”や”山手線ゲーム”などの単純な遊び。
できれば喋りたくない辛い時も、楽しもうとすれば楽しくなり、呼吸も自然と整っていくのでこの方法がお気に入りなんです。
楽しみはやっぱり、山ごはん。
12時半ごろには宿泊地点の奥多摩小屋に到着。風が強まってきたので、このままテント場でまったり過ごす事にしました。
▲テントは二人用の軽量タイプ。一人で簡単に組み立てられます。
天気の良い土曜日だったので、かなり混んでいて周りにもテントが沢山。
隣のテントでは、父と同じくらいの世代と思われる男性が3名、ビール片手に楽しそうにおしゃべり中。
テレビも携帯もない山の中、楽しみはやっぱりご飯とお喋りだよね!ということで私たちも早速飲み始めることにしました。
▲ペットボトルタイプのワインも持って行きました。軽いので持ち運びも楽です。
おつまみはアヒージョ。私流のやり方ですが、マッシュルーム・オリーブオイル・塩・ニンニクなどを混ぜたものを持っていき、フライパンに移して温めるだけで出来上がりです。
飲んだり食べたり、時には無言でぼーっとしたりしていたら、だんだん日が暮れ始めていました。
暗くなる前に急いで夜ご飯を作って、明日に備えてしっかりご飯もいただきます。
▲風が強かったので、テント近くで風を避けながら夜ごはん作り。おつまみは洋風だったのに夜ご飯は定食風です(笑)
ふと隣のテントを見ると、ビールを片手におしゃべりしている人たちが、6名ほどに増えていました。
どうやら皆んな山仲間で、それぞれ好きなルート・時間に登ってきて、テント場で合流して一緒に夜ご飯を食べるよう。
テント場集合!というラフさが良いなぁ、いくつになってもこういう場所で過ごせる仲間がいるのっていいなぁと、なんだか勝手にうれしい気分にさせてもらいました。
ふと夜空を見上げると、星屑まで見えるほどの満天の星空。頑張って登ってきたご褒美をもらったような気分。
いつまでも見ていられそうなほど綺麗で、テントから頭を出して無心でずっと眺めたあと、眠りにつきました。
意外とのんびりな、テント泊登山
翌日、雲取山の山頂へ向かいます。
この日は富士山も南アルプスも見える最高の天気でした。雲取山の標高は2017m、今年は2017年!ということで記念碑が建てられていましたよ。
頂上でもゆっくり景色を眺めた後、テント場に戻って朝ごはんを食べたら下山開始。
帰りに隣接した七ツ石山の山頂にも登って、正午頃にはバス停まで戻ってきました。
1泊2日の山登り。
そう聞くと少しハードルが高く聞こえるかもしれませんが、実際はごはんを食べたりお喋りしている時間の方がかなり長めの、のんびり登山。
さっそく、次はどこの山に行こうかな〜と考え始めています。
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