【スタッフコラム】ペットを迎えるとき。親のキモチと子のキモチ。
お客様係 西野
子どもの頃、ハムスターを飼っていました。
きっかけはなんだったのか覚えていませんが、とにかく飼いたくて飼いたくて、反対する両親に必死にお願いしたことをはっきり覚えています。
「動物飼うのは大変なんだから」という一言で片付けられるのが、子供ながら納得いかず、説得は長期戦。最後はわたしの粘り勝ちに近いものがありました。
いざ始まったハムスターとの暮らしは楽しくて、かわいがっていた分、最後は悲しくてわんわん泣いたものです。
どこかで見た光景が、ここにも。
小学2年生の甥と話していたとき、「ハムスターを飼いたいんだけど、許してもらえない」とポロっとこぼすことがありました。
説得し続けているけれど、なかなか許してもらえないのだとか。
20年前のわたしと両親の姿が、ここにもありました。
甥の母にあたる姉に聞いてみると、飼わせてあげたい一方で、すぐに飽きたりしないか心配。
宿題や習いごともちゃんとこなせるのか等々、日々の生活を見ると不安なようです。
そこで親が思っていることや、昔飼っていたときの話など、わたしから話してみることに。
それが更に飼いたい気持ちを強くしてしまい(やってしまいました…)、親を説得するための最終手段、「約束」を掲げて直談判に。(もうとめられません)
「毎日学校から帰ってきて宿題や学校の準備をしっかりします。」
「(ケンカばかりの)妹と仲良くお世話します。」
「毎日のお世話を面倒くさがらず、かわいがります。」
最後は甥の熱意に負け、この約束を守れるか1ヶ月間様子を見て決めることになりました。
そしてつい先日、約束を守る姿をアピールし続けた甥は、晴れてハムスターを迎えたそうです。
動物の世話をすることを見守るって、大人は勇気がいるのかもしれません。楽しいことだけではないと知っているからでしょうか。
あの頃、納得いかなかった「動物飼うのは大変なんだから」の一言が、今なら確かにわかります。でもやっぱり毎日楽しかったなぁ。
昔、両親もわたしを見守る勇気を持ったのかな〜と、新しい発見と懐かしい気持ちが入り混じるできごとでした。
▲「あずき」と名付けたそう。あずきの影響力は、きっと大きいはず。
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