【今日のクラシコム】マネージャーの本音と弱音!?

編集スタッフ 寿山

オフィスの様子など、当店の舞台裏をお届けしている「今日のクラシコム」。

先月から募集開始している2017年awの採用プロセスも、8/8(火)で締め切りです。

応募をご検討中の方の参考になればと、今日はクラシコムの管理職にあたるマネージャーのうち2人と、店長佐藤に集合してもらいました。

マネージャーは、お客さま係の上山とBRAND NOTEを担当する事業開発グループの高山。

店長佐藤は、お客さま係が所属するコミュニケーショングループと、商品の仕入れや開発をするMDグループと、編集を担当するエディトリアルグループの3部門を統括しています。

スタッフのマネージメントについて、ざっくばらんに語ってもらいましょう。

 

「みんな大人だから、信じて任せています」

▲夜社食を人数分オーダーしたら、福成シェフがお酒に合うおつまみを用意してくれました

クラシコムの大人チームを集めるので、今回は終業後にお酒とおつまみを用意して。

まずは各グループで、マネージャーがスタッフとどうコミュニケーションしているか聞いてみました。司会・進行を務めるのは、コーポレートグループの筒井です。

店長 佐藤:
「私の場合は、進めてほしいことの意図と方向性・優先順位を、まずは各グループのマネージャーに共有することがほとんどです。

マネージャーが自分のグループの工数などを確認して担当のスタッフを決めてくれたあとで、『いつまでにできそうかな?』ないしは『いつからできそう?』と納期を一緒に設定します。

その後はそれぞれの仕事の進め方に対してアドバイスしたり、『大丈夫?大丈夫?』と細かく心配することはあまりしていなくて。

基本的にはみんな自立した大人だと思っているので、その尊厳を尊重するためにも、細かすぎる確認は控えている部分が大きいかもしれません」

店長 佐藤:
「それ以上に、進めてくれたことによって起きた結果についてフィードバックをするほうにコミュニケーションのエネルギーを使っているかもしれないです。

マネジャー以外の他のスタッフについても、明らかに業務に支障を来たしている状況が見られたり、なにか別のことで問題を抱えているかもしれないと感じたときは、そのスタッフと濃いめのコミュニケーションを個別にとることもあったりしますね」

そう話す店長佐藤は、つい先日までMDグループのマネージャーも兼務していました。

お客さま係 上山:
「うちのチームでは、スタッフが問題に直面した時は、まず本人がどう考えているか聞くようにしています。

私が先に意見を言ってしまうと、圧迫感を感じてしまうかな?という思いもあって。

当事者の意見を聞いて、本人がどう解決したいかを優先しながら進めて、もしそれでうまく行かなかったら、皆でフォローすることが多いですね。

お客さまによって、どう対応すればいいという正解はないので、皆で情報を共有しながら考えています」

▲自称「雑談担当」のマネージャー上山は、母のような包容力でチームをまとめています

事業開発グループ 高山:
「事業開発チームでは、各スタッフとクライアントのメールのやりとりを、全員で共有しています。

案件によって対応はさまざまですし、毎回なにかしら学びになることがあって、それを各自が進行中の案件に生かすことも。

僕もメールからスタッフの状況が見えるので、フォローもしやすくて。3人という規模には、ちょうどいいかなと思っています」

▲実は心配性と話すマネージャーの高山は、スタッフと1対1でまめにミーティングをしています

コーポレートグループ 筒井:
「うちは新卒採用を行っていないので、基本スタッフは社会人経験があります。だから入社したら即戦力として、責任のある仕事も任せますよね。

それでも何かあったときに、先輩や上司がフォローしてくれる安心感があるから、難しいことにも挑戦できるのかなと、見ていて感じます。

残業しないスタイルが定着しているので、スタッフの仕事が溢れると、早めにコミュニケーションをとって手を打ちますし。マネージャーや経営陣の決断も早い。

あまりペンディングになっている要素がなく、コミュニケーションもスムーズな印象です」

 

マネージャーも、右往左往している!?

マネージャーと聞くと、一般的に責任を持つ立場であり、難しい仕事にも正解を持っていて、何事にも動じない人物像をイメージしがちです。

それでも話を聞いてみると、マネージャーも迷ったり、手に汗握ることは多いそう。

事業開発グループ 高山:
「朝スタッフに相談されて出した答えが、夕方考えたら『やっぱり違った』ってなることもあります。

言われた方は『えっ!?』と思いますよね。

ベストな手段を考え続けていたら、答えが二転三転してしまうこともあって。もっとスマートにやれたらと、反省することも多いです」

お客さま係 上山:
「私はいまだに言いにくことをスタッフにフィードバックをするのが苦手です。人格を否定せずに、仕事に向き合う姿勢を見直すよう、いかに論理的に説明できるか。

上手く伝える自信がないので、いつもメモにまとめてから話すようにしています」

店長 佐藤:
「その気持ち、よくわかります。私も言い方が決して上手ではないと自覚しているので。

どうすれば意図が伝わるだろうと、いつもそれなりに伝える順番などを考えてのぞむようにしているけれど、毎回変な汗はかきますね。

言う側の気持ちと、言われる側の気持ちと、どちらもわかるから。それを踏まえた客観的な意見をうまく伝えられたらと思っているけど、難しいですよね」

▲「難しいんだよね〜」と、うなだれてしまうシーンも

コーポレートグループ 筒井:
「確かに、フィードバックがかなり率直だなと、入社当初は驚きました。

それでも人間関係がギクシャクしないのは、日々の仕事で築いた信頼がベースにあるからではないでしょうか」

 

スタッフからの率直な意見、求む!

店長佐藤:
「私たちもスタッフから率直なフィードバックが欲しいです。社歴が短い人ほど、うちに染まりすぎていない意見や考えを持っているだろうから、それを知りたくて。

もっともっと、意見を言いやすい環境づくりはしていきたいですね」

お客さま係 上山:
「マネージャーはひとつの役割にすぎないと思っているので、皆がうまく仕事ができる環境を整えられたらと思っています。

スタッフが問題に気がつくことの方が多いと感じていて。ずっと使っているシステムも、新スタッフが使ってみた違和感とか、改善点がすごく参考になったりします。

皆の意見が、いい刺激になるんです」

▲「もっともっと意見求む〜」をポーズで体現するマネージャー高山

事業開発グループ 高山:
「僕たちがいつも正解を持っているわけではないので。ガチな意見は大歓迎です。

とくにうちのチームでは、自分の意見に自信を持つことが大切だと思っていて。

BRAND NOTEでは、カメラマンや編集者にクライアントと、各立場のプロと仕事をするので、自分たちも堂々と言える意見を考えておかないと、コミュニケーションのバランスが取れない気がしています」

▲ずっとメモをとるコーポレートの筒井。記事を書くのはわたし・寿山ですよ〜

コーポレートグループ 筒井:
「わたしは入社して1年間、人事という立場でマネージャーやスタッフに接してきましたが、働くメンバーが全員、常に健全な努力を重ねている気がします。

もっといい商品を見つけよう、もっといいコンテンツを作ろう。コミュニケーションの精度や業務の効率を上げようなど。みんなが同じベクトルのもとに働いていて。

だから無用な争いはしないし、率直に意見を言い合える環境でもあって。経営陣もスタッフも、みんなが悩み続けている会社と感じています」

確かに、私たち、いつもいつも悩んでますね〜。そんなクラシコムで働くことに興味をお持ちの方は、ぜひ採用ページをご覧になってみてくださいませ。

 

◎採用ページはこちら!>>

 

▽今日のクラシコム一覧はこちら

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