【バイヤーのコラム】ふるさとの味から新しい味へ。好みが変わった理由。
バイヤー 山根
広島から東京へやってきた僕にとって、食べものの味はしばしばカルチャーショックでした。
そばやラーメンの出汁が違ったり、桜もちが見たことない形だったり。あと「餃子のたれ」が売ってなくて、スーパーを探し回ったりしたこともあります。
引越しから10年、今は東京で出会った新しい味にもすっかり慣れました。ですが、ふとしたときに味わう地元の味には「やっぱり好きだなぁ」という気持ちが湧いてきます。
そんな中、こちらで出会ってから好みの変わった食べものがひとつありました。それは「おもち」です。
丸もち派?角もち派?
実家ではずっと丸もちを食べていました。ところが東京では角もちが主流のようです。
スーパーに行っても角もちしか手に入らなかったりして、とりあえず買ってみるもののなんだか違和感。「郷に入っては郷に従え〜」と、最初の頃のお正月を過ごしていたことを覚えています。
でもあるとき、そんな角もちを焼いていて気づいたんです。「角もちって、外側がパリッと焼きやすい!」と。
角の部分が多いから、外側のパリッと感がキレイに、たくさん楽しめるんです。
さらに磯辺巻きをつくるときは海苔も巻きやすいし、上に何か乗せるような調理もやりやすい。意外と角もち、いいじゃん! それに気づいてからは、すっかり角もちがお気に入りになっていました。
ちなみに一番好きな食べ方は、「みぞれ鍋」に入れること。
大根おろしの入った鍋に、ごま油で焼いたおもちがベストマッチ! フライパンで焼いたとき、平たい面が全部カリカリしてくれるのがうれしいところです。
(鍋ができないときは、大根おろしを乗せて市販の白だしをかけるだけでもおいしいです。丸もち派の方にもぜひ試していただきたいです!)
一方で、煮たり温めたりしてやわらか〜いおもちを食べるときは、丸もちの方が好みです。すごく勝手ですが、角もちだとフニャフニャした角っこがなんだか気になって。
ちょっとした形の違いでも、印象って変わるものですね。食べ飽きちゃうくらいまで食べてしまうおもちも、違う形のものを出されたらもう2、3個いってしまいそうです。
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