【スタッフコラム】家族をつなぐ、おくりもの。
お客様係 今野
「お手入れしているのに、悲しいくらい葉もの野菜が育たないのよ~。」と聞いていたっけ。
スーパーで値上がる野菜を前に、母との電話を思い出しました。
母いわく、昨年は野菜が育つ大事な時期に天候不順が続き、葉が十分に育たなかったことで葉もの野菜はともかく、土の中で育つ根菜類も小ぶりだったとか。
両親の愛を感じる、おくりもの。
▲かぞえてみたら、なんと…全19種類!
そんな中、実家から届いた宅配便。
ダンボールを開けた瞬間に目に飛び込んできた、なんとも「盛りだくさん」な様子。
きっと私のおどろき顔を想像して、ジグソーパズルのようにしてたくさん詰めてくれたであろう母の顔が、すぐに浮かびました。
上京してからこれまでに、いったい何度、こうして送ってもらっていることでしょう。
幼い頃から、畑で育った「土つき、ときに、虫つき(笑)」の安心・栄養満点のお野菜や果物を、ありがたいことに毎日当たり前のように触れて、食べてきた私。
どんなふうに祖父母が関わっていた畑か、どんなふうに両親が受け継ぎ、育てているかをよくよく知っているから、私にとって、元気のでる、とびっきりのおくりものです。
ちなみに、届いたお野菜の中で一番「虫つき」の可能性が高いのは白菜だ!なんてことも、経験上すぐに分かるので、すこしドキドキしながら「洗う」「切る」の工程を行います。
▲実家のお野菜が手に入ると、具沢山の豚汁を作るのが我が家の恒例!
つながり方は変わっても、変わらない想い。
日ごろ顔を合わせないのに、こうしておくりものを見ると両親の顔が浮かんだり、元気が出たりするのって本当に不思議です。直接会って話しての毎日ではないけれど、確かにつながっている。そんな感覚です。
私自身も、母の日やバレンタインには、お手紙を添えてプレゼントをおくります。東京には兄も暮らしているので、両親の結婚記念日には決まって、一緒におくりものを選びます。
手渡しではなく郵送になることもしばしばありますが、それでも両親が心から喜んでくれることがたまらなくうれしいんです。
祖父母、両親、兄と弟、ペットの大家族で暮らしてきた頃をおもうと、いまではすぐには全員が集まれない距離に。だからこそ、この年末年始に帰省した際には、久しぶりに家族と親戚、大勢で集まれたことがとっても幸せでした。
離れているからこそ思いを馳せたり、変わらない想いに気づくこともあるなぁと、最近思います。
こうして、このコラムを書いている途中にもふと、慣れない雪国で学生生活をおくっている弟のことが気になりはじめた姉なのでした。
▲帰省時、実家で出迎えてくれる愛しいペット(ボーダーコリー)です♪
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