【店長佐藤の愛用品】本と、本棚。そして黄色いアクセント。
店長 佐藤
今のマンションに引越しをしてから、寝ている時間以外、家のなかのどの場所でもっとも長く時間を過ごしているか考えてみたところ、思い当たったのは「読書コーナー」でした。
座っているときは、ダイニングでもソファーでもなく、大体この部屋の隅っこにいます。
前々から憧れはあったものの、これまで暮らしてきた何軒かの家ではリビングに本棚を置きたいという願いを叶えることはできず、今の家にしてやっと。
引越しのタイミングで一人掛けのソファーを新調して、張り切って「読書コーナー」をつくりました。
読みかけの本や雑誌、飲みかけのカップを置けるようにサイドテーブルも欲しいなと思い、インターネットを徘徊してかなり探しまして、こちらもやっと気にいるものを手に入れました。(フィンランド製のヴィンテージです)
晴れて本棚が置けるのだからと、レデッカー社のブックブラシも、この家に来て初めて揃えました。
これ、前々から使ってみたかったのです。お店で取り扱いながら、自分は持っていなかったもののひとつ。
こうして、念願だった「読書コーナー」を少しずつ充実させていっているところです。
欲しいのは実用性と、インテリアのアクセント。
さて、読書コーナーの話が長くなりましたが、このコーナーに密かになくてはならないと感じているのがミニサイズのブランケットの存在なのです。
冬はウールのミニブランケット。夏はコットンのミニブランケットを一人掛けソファーの背もたれにかけています。
本を読むときだけでなく、家族も寝静まりひとりで夜中にボーッとしたいとき、何気なく腰をかけてスマートフォンをいじりたいとき。
日々のなかで幾度となく腰をかけ、それなりに長い時間を過ごす場所だから、足元が冷えないようにブランケットが必須となります。
もうひとつ言えば、この「読書コーナー」を引きで眺めたときの問題。
ここにブランケットがかかっているか、かかっていないかで全然違って見えるから不思議です。
ブランケットがないと、なんと言いますか、この空間がのっぺりとして見えてしまうんですよね……。
ここにmina perhonenらしい黄色のアクセントがあるだけで、ちょっと違った見え方になるなぁと感じています。
個人的には我が家のようなグレーの張り地のソファー、それから生成りの張り地のソファーなどに合わせやすい色なんじゃないかと思います。
冷え防止と、インテリア的見た目の問題。まさに一石二鳥です。
そして何と言ってもKLIPPANのコットンブランケットならではの気持ちのよい肌触りと、洗濯機での洗いやすさ、乾きやすさ。
このあたりも軽視できないポイントです。
そういえば……黄色いアクセントがところどころに。
リビングやダイニングを見渡してみると、同じような黄色のアクセントがところどころにありました。
そのあたり、意識的なのか、無意識なのかは分からないのですが、あるひとつのカラーで幾つかの雑貨(写真は植木鉢)を揃えて、空間のところどころに散りばめるということをやっているみたいです。
ドライフラワーにも、黄色い花がありました。
この黄色のアクセントに、KLIPPANとmina perhonenがコラボレーションして誕生したミニブランケットも仲間入りしたわけです。
特徴のある色については「この色」とできるだけ限定して絞って、その決めた色の雑貨や植物をやりすぎにならない程度に散りばめると、空間にテーマというか統一感が生まれて、そんなスタイルがわたしは好きなんだなぁと気づきました。
生活に「色」がある。
それって、助けられることでもありますよね。とても。
人って毎日、心がカラフルなわけでもないし、彩られた生活を送れているわけじゃないからこそ、視界に入る場所に「色」があるかどうかって、実はそれなりに大きなことなのかもしれません。
今日紹介した愛用品
KLIPPAN×mina perhonen コットンミニブランケット
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