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【スタッフコラム】夜のリビングで見つけた、新しい景色。

【スタッフコラム】夜のリビングで見つけた、新しい景色。

お客様係 渡邉

フラットでいるって難しい……

いつも朗らかで、多少のことにも動じない、大らかな人になりたい。

けれども実際は、些細なことでイライラしたり落ち込んだりしてばかり。なるべく周りにそれと悟られないよう平静を装いながらも、心の中は大騒ぎなことがよくあります。

そんなとき少しでも負の感情がおさまるように。
できるだけフラットでいられるように。

ちょっと贅沢なアイス、見て触って癒されるかわいいオブジェ、感情をそのまま声に出す前に読みたい絵本、だら〜んとできるクッションなど、自分なりに思いつくご機嫌取りアイテムを家のあちこちに置いています。

それらに加えて、最近新たに、思いもよらぬきっかけから気分安らぐ景色を見つけました。

 

こんな景色があったなんて。

とある日のこと。

帰宅して部屋のスイッチを押すと「パチッ!」という音とともに、リビングの照明がつかないことに気づきました。

あちゃ〜、こっちも切れてしまったか。実はその数日前からダイニングの照明も半分電球が切れて薄明かりの状態だったのです……。

ダイニングの電球が切れたとき、何故すぐに注文しなかったのかという後悔と自分へのがっかり感で、体が一気に重くなりました。

そういえば昔使ってたスタンドライトがある! と思い出して引っ張り出してくるも、電球の明るさや高さがイマイチで役に立ちません。

諦めかけてふと目に留まったのが、キッチン脇のスポットライト。普段点けるには明るすぎる気がして滅多に使っていないため、すっかり存在を忘れていましたが、リビングを照らすよう傾けてスイッチを入れてみたところ、ちょうどいい明るさ。

よかった〜と一息ついてリビングの方を向くと、今まで見たことなかった景色が浮かび上がっていました。

それは、壁に映し出されたモビールの影。こうして見るとなんてことないけれど、リビングの照明を消してキッチンのスポットライトを点けないと見ることができないのです。

引っ越して2年以上経つというのに、今までこんな影ができるなんて全然知らなかった。見慣れた、そして見飽きたとさえ思っていた部屋が、とても新鮮に感じられました。

モビールの揺れに合わせてゆったりと動くロケットや惑星の影を眺めていたら、なんだか気持ちもぽわ〜んと。それ以来ついついモビールを見上げてしまうし、わざと照明を落として影を楽しむようになりました。

なんとなく以前よりも少しだけフラットな気持ちを保てている気がするのは、きっとこの景色のおかげです。

 

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