【スタッフコラム】女の子はいつだって。

編集スタッフ 寿山

女の子はいつだって、自分の気持ちをわかってほしい生きもの。

3歳の娘をみていて、たびたびそう思います。

イヤイヤ期を通りすぎて「やだー!」と泣きわめくことは減ってきたものの、時おり涙を流しながら「なんでわかってくれないの?」と真っ向から訴えかけてきます。

そんな娘をみて、深く反省することもあれば、わかってるんだけどねーと同意しきれないことも。どんなときも気持ちに寄り添える母であれたら理想ですが、現実はそうもいきません。

親として冷静に俯瞰しているつもりでも、私だって人のことは言えないなあと感じることも。

娘に対して「なんでわかってくれないの?」と、思ってしまう瞬間はやっぱりあります。泣きわめいたりはしないけれど、きっとその感情は、3歳の女の子とさして変わらないもの。

当たり前のことかもしれないけど、気持ちって大事なんですね……

そうこうするうちに、この夏あたりから、娘とのやりとりに小さな変化を感じるようになりました。

たとえば私が「はっ!!」っと声をあげたら「大丈夫?」と駆け寄ってきたり、不意にぶつかった時すぐに「ごめんね」と謝ってきたり。相手の気持ちに寄り添うことが、出来るようになりつつあるよう。

「ママちゃんとごめんなさいした?」
「パパにありがとうって言うの、忘れてない?」

などと、大人びたセリフも出てくるように。自分の気持ちだけでなく、人の気持ちも想像できるようになってきたのでしょうか(なんて解釈は、親の欲目かもしれません)。

他人の気持ちを想像する力がつくと、こんどは人目が気になり始めるようす。

「みんなが見てる前では嫌だ」とか「それは保育園では恥ずかしい」などなど、人がどう思うかをしきりに気にしています。ちいさな自意識の誕生かも?

もろもろの変化に成長を感じつつ、この先まだまだまだまだ複雑になるであろう乙女の心の内を、どこまで察してあげられるものか。まったく自信はありません。

でも、一連の出来事でひとつわかったのは「大丈夫?」や「ごめんね?」と、短くても、思いやりのある言葉には元気をもらえること。あらためて娘に教わりました。

この先どれだけ「気持ちをわかってあげられる」母親でいられるか分からないけど、そんな声かけを忘れないようにしよう。なるべくなら、相手を傷つける、心ない言葉は口にしないようにしよう。

とはいえ、あわただしい日常で「早くしなさい!」とか「いまは無理だよ〜」などと、一方的な大人の都合に巻き込んでしまうのも事実。そんなときは、寝る前に灯りを消してから「今日はごめんね」と声をかけようと思います。


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