【スタッフコラム】朝ごはん係に任命しました。
お客様係 中川
「これくらい、自分でやらなきゃ」
責任感なのかプライドなのか、基本的にできるだけ自分でやりたい、やらねばと思うことが多いです。
だれかに手伝って欲しいなぁと思う時があっても、ぐるぐる考えてしまい素直に頼れなかったり。
これは仕事だけでなく、家でもよくある話。
夫と2人暮らしのわが家では家事の分担を決めておらず、できる時にできる人がやります。
洗濯や掃除は夫が積極的にやってくれるので、この点は問題ありません。夜ご飯は帰りの早い私が担当。ご飯を作るのはリフレッシュのひとつになっているので、この点も基本は大丈夫。
さて、問題は朝ごはんでした。
朝ごはん、どうする?
▲いつもテーブルに置いている、コースターと箸置きセット
気づけば「食事は私が舵をとるべきだ」という責任感が芽生えていて、朝ごはんも自然と私が担当していました。
夜ご飯を別々の時間に食べるわが家では、朝ごはんは貴重なコミュニケーションタイムでもあります。
そう分かっているのに、ゆっくりした朝時間を送れないのが私の現実。
メイクや着替えなどの身支度についつい時間がかかってしまい、結局朝ごはんはいつも駆け足。そして「今日もゆっくり食べられなかった…….」と反省しながら会社へ向かうのでした。
でも最近ふと思ったんです。誰も私に完璧を求めていないのに、できないことを勝手に抱え込んで、勝手に落ち込んで、何してるんだろうと。
できないことは素直に認めて、頼りあって、二人のよい着地点を見つけた方がきっとお互い幸せなはず。
まずはその第一歩として、わが家の朝ごはん係を夫にお願いすることにしました。
ちいさなお願いが、大きな余裕に。
気持ち良い朝時間が送れるよう、一緒にルールを2つだけ作りました。
1)朝ごはんは毎朝7時45分から
いままで時間を決めていなかったことで、つい後回しになっていた朝ごはん。ごはんを準備する夫も身支度に忙しい私も、同じ目標時間があるだけでスムーズに進むようになりました。たとえメイクが途中でも、時間になったら席についていただきます。
2)今の気分をちゃんと伝える
なんでも大丈夫、いうのは作る側からすると結構迷ってしまうんですよね。「昨日の残りのスープ食べたいな」「今日はトーストだけで大丈夫」など希望はちゃんと伝えて、あとの判断は朝ごはん係にお任せします。
「朝ごはん係」と名付けられたら夫は結構張り切っていて、起きたらすぐ冷蔵庫に向かうのが日課になったようです。
わが家の朝ごはんは、前日の残りをあたためたり、ご飯をよそったり、パンを焼いたりとどれも簡単な作業ばかり。だからこそ「これくらい自分でできる」と思っていました。
でも、そんな小さいと思っていたことでも、ひとつお願いしてみたら大きな心の余裕につながって、ドタバタしてばかりだった朝に楽しみが生まれました。
これからも、できないことは素直に認めて頼り合いながら、お互いに幸せな道を選んでいけたらと思います。
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