【あると、うれしい】贅沢は、たぶんお金じゃない。心を豊かにしてくれるパジャマやタオルの話
よしいちひろ
先日twitterで「自己肯定感UPには贅沢を勧めたい」ということばにたまたま出会って、とても興味深いなあと思った。
贅沢なものを身に着けることで、それに見合う自分になりたいという向上心や、そのための努力、そしてそれを果たせた時の達成感などについて、そこには書かれていた。
さらに「消費行動は自らの評価に直結するらしい」というコメントも。ほほー。
この話を聞いたときにわたしの頭に浮かんだのが、最近一新したバスタオルのこと。
バスタオルについては、自分にとって何がベストかをいまだ探っている最中で、この夏、いわゆる「パイル編みのコットン」のものから「平織りのリネン」に替えてみたのだった。
これが、予想を超えて良かった。
パリッと真っ白なリネンに身を包むのは何とも言えない気持ちよさで、「包まれる」という行為も相まってなのかな、お風呂から上がってリネンに肌をあてるたび「ああー、わたし大切にされてる」と感じる。
大切にされてる感。
これもまた、自己肯定感にきっと良い影響を与えているよなあと、twitterのその発言を眺めながら思い出していた。
個人的に、家でしか着ないもの使わないものこそいい加減なものを選ばない、ということはここ数年意識していることなんだけど、これもそこに繋がっていくんじゃないかな。
人に見られなくても自分はずっと見てるから、自分こそ満足させたい。
例えばパジャマ、ちゃんとそれ専用のものを買うようになって3年くらいだろうか。
息子にも、赤ちゃんを卒業した頃からは、前開きのシャツとズボンがセットになったものを必ず着せている(子どものパジャマ姿って可愛い)。
ちなみに…贅沢というのは、必ずしも高価なものでなくてもいいと、私は思う。
要は、心を豊かにしてくれるもの。
前述のリネンタオルもとくに高価なものではない。リトアニア製ではあるけれど、薄手だし、切って端を処理しただけのシンプルなつくりなので、バスタオルサイズでも1枚3000円ほど。
なかなか、あれも、これもと贅沢するのは難しいけれど、パジャマやタオルは毎日必ず使うものだから得られる満足度は高いと思う。
少しの贅沢で、自分で自分を大切にしてみませんか?
今日の、あるとうれしいもの。
✔︎贅沢をしてみる、例えばバスタオルやパジャマ
(バスタオルはカリエンテというお店のものを、子どものパジャマはオーストラリアのSUMMER&STORMのもの、セールのときに2着新調しました。自分のパジャマはブルックスブラザーズのメンズのものや、ETSYで見つけたリトアニアのリネンメーカーのものなど、こちらもあれこれ試しながらマイベストを探索中)
よしいちひろ
イラストレーター。1979年生まれ。女性のなにげない日常や憧れを独自の視点とリラックスしたタッチでみずみずしく描く。ファッションやメイク、子育てなど、クリエイティビティに満ちたライフスタイルも注目を集めている。http://chihiroyoshii.com
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