【クラシコムの社員食堂】丼はあえて「スープ皿」に? 麻婆豆腐丼でお昼ごはん
まきあやこ
こんにちは、社食担当のPerch.まきです。
秋の風が吹き、陽が暮れるのも、少しずつ早くなってきましたね。
わたしはなんとなくセンチメンタルな気持ちに日に中華料理を作ることが多い気がします。中華料理って、エネルギッシュな感じがするから、作っていても、食べていてもふつふつと元気が湧いてくるんです。
というわけで、今日の社食は麻婆豆腐をお届けしました!
今日のお献立
▲辛いものを出すときには、苦手な人のことも考えて調整できるようにしています。今回は自家製ラー油を添えて。
◎麻婆豆腐丼と自家製ラー油
◎モロッコいんげんとアーリーレッドのマリネ
◎トマトと卵の中華スープ
◎シャインマスカットのワイン煮のゼリー
この日は、長野からたくさん届いたシャインマスカットを、ワインとシロップで煮ておいたもので「ゼリー」を作りました。
たくさん届いた野菜や果物で何を作ろうか、キッチンで作業をしながら、チームのみんなでわいわいと考えるのは、いつもとても楽しい時間。
みなさんにどうしたら喜んでもらえるか、食材の良さをどう伝えるか、他のお献立とのバランスはどうか、考えるポイントは数知れず。お互いに考えていることをシェアする楽しいディスカッションの時間です。
丼は「スープ皿」に盛り付けるのもおすすめ
丼(どんぶり)を食べる時って、ついつい、ボウル型の器を条件反射的に選んでしまうもの。でも、それよりも浅くて口の広い「スープ皿」に盛り付けてみると、いつもと気分が変わっておすすめです。
若い頃は、ちょっとのおかずでご飯をたくさん食べられたので、ボウル型の器がぴったりでしたが、最近はご飯をモリモリと食べることが以前と比べて少なくなりました。そんな時、スープ皿だと、具とご飯を自分にちょうど良いバランスで盛り付けられます。
カレーみたいに半分くらいに具をかけたら、ご飯の部分にちょっとしたおかずをのせて、ワンプレートみたいな雰囲気になるのも好きなところ。パパッと済ませたい日のご飯にもおすすめの盛り付け方で、洗い物も少なくって、疲れている日にはもってこいです。
いつもとお皿を変えるだけのように、ちょっとした変化で日常ってキラッとするのがおもしろいなぁ、と思っています。
今回も、お代わり続出でうれしいお昼ごはんの時間になりました! けれど実は、毎回60人以上の人に「お代わりどうぞ〜!」と叫ぶのは、ちょっと恥ずかしかったりします。日常生活で大きな声を出すことってあんまりないものですよね……(笑)
さて、来週は何を作りましょう?
まきあやこ
料理家 Food producer / stylist、ケータリングチームPerch.主宰。2013年よりFOOD unit GOCHISOとして活動を開始。テーマ性のあるオーダーメイドのケータリングやお弁当、イベントでのフードコーディネーションを手がける他、フードスタイリング・レシピ開発などを中心に活動中。
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