【あると、うれしい】毎日つかいたい。食器が「とくべつな一枚」になる条件

よしいちひろ

きづいたらこればっかり使ってる。

食器については洋服ほどこだわりはなくて、気が向いたものを選んで気の向いたままに使っている。

しいていえば「揃えない」ことが自分内での決まりくらいで(これは家具についても、そう)あとは本当にそのときの気分で。

冒頭に書いたのは、Satoko Sai + Tomoko Kuraharaのストライプ柄のカップのことだ。

マグカップって、食器の中でも立ち位置が他とちょっと違うアイテム。料理をしないひとも使う。より身近で、「じぶんのもの」感が強いアイテムじゃないかな。

だからあれこれ選んでは使ってきたし、いまだって食器棚の中にいくつもカップはスタンバイしているんだけど、かれこれ2年、手に取るのはこればかり。

こだわり抜いたシンプルなフォルムにかすれのあるストライプの模様、ひとの手が作ったゆえの揺らぎ、使うほどに姿をあらわす貫入、それに、作られるにあたって込められたストーリー。魅力を挙げだすときりがないこのカップ、極めつけにサイズが、とても、ちょうどいい。

高さ7センチちょっと、内径6センチちょっと。一般的なマグより少し小さい。

飲み物はチビチビ派、な、自分にとって、温かい飲み物が温かいうちに飲める、とても良いサイズなのだ。

どうやら自分にとってこの「サイズ」が、食器の登場回数に大きく作用する、重要な要素であることがわかってきた。

もうひとつ、買った瞬間から、これは絶対毎日使う…と確信した食器がある。

それは、村上雄一のソーサー。

こちらは若い友人が最近始めたショップ&ギャラリーsmall works apartment. henで買わせてもらった。

端正な美しさのなかに少しの揺らぎや濁りがあって、クラフトとプロダクトのどちらでもないその間のような存在感に見惚れるのだけれど、こちらもまた例の、サイズだ。

直径11.5センチ。取り皿よりは小さいけれど小皿よりは少しだけ大きい。

おやつを乗せるのはももちろん、冷ややっこや胡麻和え、ピクルス、副菜を載せるのに、めちゃめちゃちょうど良い。何を乗せてもきりりと映える。

日頃、こまごまと副菜中心に構成される我が家の食卓には、案の定このお皿が登場しない日はない。

色や形、素材、厚み、誰がどのように作ったのか、などなど…

食器には挙げきれないほどの要素が複雑に絡み合ってる。それがデザインになり使い心地に繋がる。

数ある中から欠かせない1枚になるには、いくつもの「好き」「いいな」が重なり合ったときに初めてそうなるとは承知の上で、その人の暮らしにフィットしたサイズであるということもまた、思った以上に重要な要素なのではないかしら。

最近の小さな発見。

これから食器を選ぶのが、ますます楽しくなりそうな予感がします。

あると、うれしいもの。

✔︎村上雄一のソーサー
✔︎Satoko Sai + Tomoko Kuraharaのマグカップ

▼これまでのコラムも合わせてご覧ください。

よしいちひろ

イラストレーター。1979年生まれ。女性のなにげない日常や憧れを独自の視点とリラックスしたタッチでみずみずしく描く。ファッションやメイク、子育てなど、クリエイティビティに満ちたライフスタイルも注目を集めている。http://chihiroyoshii.com


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