【あると、うれしい】スキンケア迷子になったら……こんな選び方もあり?
よしいちひろ
スキンケアアイテムを選ぶのって難しい。
メイクアイテムなら顔にのせてみて、色がかわいいとか、自分の顔に合うとか、ある程度その場でわかるけれど、スキンケアはそうはいかない。さらにどういう成分がどんなふうに効くとか、それらの要素があまりに多岐にわたりマニアックで、ちんぷんかんぷん……
肌の性質も十人十色だから、とにかく、自分の肌で、試して、試して、試す。たぶんそれに尽きると思ってる。
そんなわけで2019年はそれまで以上に気になるものを片っ端から試して、それは実験のようでなかなか楽しかった。
なかでもいまお気に入りなのが、韓国のボタニカルスキンケアブランドFEMMUE(ファミュ)。
夢心地の香り、ユニークなテクスチャ、ロマンチックなボトルデザイン、そして韓国ブランドならではの計算しつくされたドラマチックな体感に、すっかりとりこだ。
そもそもどうしてブランドが設立したかというところで、ファウンダーのケリーさん(FEMMUEはわたしたちと同世代の女性が創設したブランドだ)が、仕事で心身共に参ってしまったときに、友人の紹介で出会ったフラワーセラピーがきっかけだったそう。
そんなエピソードを聞くと、「女性」を意味する “FEMME” と「変化」を意味する “MUE” を掛け合わせたというブランドネームに込められた想いにも、ことさらグッとくる。
▲パンフレットの表紙に描かれるのは、お花を敷き詰めたボトルのイラスト。Cruelty Freeを示すうさぎのマークもおしりがキュート。
オイルなんかは、アンティークの香水瓶のようなガラスボトルに詰められていて、上部のスポイト部分で手のひらに雫を落として使うというワンアクションが良い。生春巻きみたいなシートマスクはむっちりしたその感触に病みつきだし、バームタイプのクレンジングは肌でとろけていく様子に心酔する。
香りはアイテムそれぞれに少しずつ違うんだけど、個人的にはゴマージュのちょっと癖のある香りが好きだなあ、使うたびにクンクンしてる。
香りにテクスチャー、パッケージと、とにかく使っていてアガる!幸せな気持ちになる。
義務感でこなすのではなく、その行為そのものを楽しめること。
それもまた、スキンケアにとって大事な要素であり、それがおのずと結果としても出るんじゃないかな。
迷ったら、自分の「気持ちいい」を優先してみる。スキンケア選びの、新たな選択基準の一つにいかがでしょうか。
あると、うれしいもの。
✔︎FEMMUEのスキンケアアイテム
よしいちひろ
イラストレーター。1979年生まれ。女性のなにげない日常や憧れを独自の視点とリラックスしたタッチでみずみずしく描く。ファッションやメイク、子育てなど、クリエイティビティに満ちたライフスタイルも注目を集めている。http://chihiroyoshii.com
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