【スタッフコラム】初めまして。MDグループに新しく加わった小西です!
バイヤー 小西
はじめまして!新たにMDグループに加わりました、バイヤーの小西です。
前職ではアパレルデザイナーを経て雑貨の企画やバイイングをしていました。現在は商品仕入れやトップページの更新などを担当しています。
初めてのコラムは自己紹介を兼ねて、「フィットする暮らし」に思う事をお話できたらと思います。
ファンタジーが好きなわたし
実は小さい頃からファンタジー好きな私。
空を飛んだり、魔法が使えたり、夢のようなシチュエーションや、美しいビジュアルにワクワクします。ひとりで劇場に足を運ぶこともよくありました。
そんな映画や舞台の世界に憧れて、衣装デザイナーや映像をつくるコンポジターを目指していたほどです。
けれどもその一方、今では『かもめ食堂』のような心がほっこりしたり、少し身近に感じる作品も大好きなんです。
対極のようなこの変化は、自分の歩みの中でちょこっとずつ生まれたのでした。
映画の中にある心理学を見つけて
初めのきっかけは、映画学校で受けた心理学の授業。作品の中にどんな心理学があるのかを教わります。
例えば、好きな作品の中から一つ挙げますと、『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』の中に、別れの近い父と息子が抱き合うシーンがあります。主人公である息子は抱き合ったあと、父親と同じ、ポケットに手を入れたポーズをとります。
これは、相手を理解しようとする意識が、同じ仕草をしてしまう心理、なのだそう。
夫婦や友達でも、気づいたら同じ仕草をしているかもしれません。ほおづえをついたり、腕組みしたり、同じタイミングで「そういえばさ〜」と言葉が出たり。
他にも様々な発見がありました。その殆どがさりげなく。心の機微を感じるリアルな描写があったことにとても感動したのです。
空想ばかり描いていた私。ひとの味わいに気付いて、ちょっぴり大人になれたような機会でした。
暮らしのヒントを見つけたい
そしてもうひとつの影響は、家族が増えていったことです。
結婚、出産、子育て……。母として否応なしに暮らしを整えねばなりません。
自分らしい暮らしって何だろう? どこを目指して行けば良いのだろう? どんな選択肢があるのかわからず、そこから見つけ出すことが途方もないことに思えていました。
そのころの日々というと、仕事では責任と時間に追われ、緊張の糸が切れないまま子供たちを迎えに行く。
まだ帰りたくなーい、と保育園の前での攻防。早く帰ってご飯を食べさせて、お風呂入れて寝かさなくちゃ……と焦るあまり、つい怒った顔になってしまい、後悔し反省することもしばしば。
笑顔で過ごせるヒントを見つけたくて、家族のお話や、笑って楽しめる作品を好む傾向になっていきました。
迷うことも大切なこと
そんな中で出会ったのは、当店オリジナルドラマ「青葉家のテーブル」でした。
仕事や家庭で起こる、ちょっとした悩みや気持ち、自分にも当てはまる!と共感できたり、登場するアイテムが可愛くて、料理はすごく美味しそうで、ワクワクしました。
元来、ものごとを迷いなく決断してきたタイプの私ですが、家族が増えてからは迷うことばかり。自分では最善と思っていても、夫は違うかも知れない、子供たちはどうだろう?と、いつまでも考えてしまうのです。
暮らしをつくることに苦手を感じてしまいました。
このドラマを観て思った事は、暮らしは生活の大切な基盤で、もっとおおらかに楽しめるものだということ。
すぐに料理上手にはなれないけれど、家族揃ってご飯を食べる機会を増やしたり、お皿を変えてみたり。
好きと思えるものを少しずつ増やしていけばいいのだし、家族にも楽しんでもらいたい。
あの帰り道だって、「早く帰らないとダメだよ」じゃなくて、「あの電柱までかけっこしようか」とか、「夜ご飯お手伝いしてねー」って楽しそうに誘う方がびっくりするくらいご機嫌で帰宅できています。
自分がたくさん迷うことはフィットする暮らしへ向かう一歩。その小さな一歩を楽しめるぐらいが自分のペース。
そんな私の当面の目標は、家族の目盛りが加わった自分のモノサシを使いこなせるようになることです。
フィットする暮らしを作ることはとても大変なことでもあるから、当店でご紹介するアイテムを通してお手伝いできたらいいなと思います。
これからどうぞ宜しくおねがいします。
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