【店長の今日のエッセイ】1年のあいだ花の写真を撮り続けて、今こんなことを思う。

店長 佐藤

25回。

この数字は、2019年の一年間、わたしが自分のInstagramに花の写真を投稿した回数。

少ないでも多いでもない数だけれど、平均して月に2回ずつくらい花の写真をあげていたことになる。

そして年が明け、2020年代に突入した。

子供時代、2020年なんてずっとずっと先にある遠くて得体の知れない未来だったのに、それは今みんなの手元に現実としてあり、わたしの手元にもある。

今年も色々ありそうだな。世の中にも大きな動きがあるだろうし、自分のなかにもそれが起きるかもしれない。

そんなソワソワとした落ち着かない気持ちを抱いた瞬間、なんとなく、昨年投稿していた25投稿の花の写真だけをピックアップして確かめてみたくなった。

 

冬から春本番へ(2019年1月〜4月)

 

 

初夏から真夏(2019年5月〜8月)

 

秋から冬(2019年9月〜12月)

2019年はライラックの投稿で始まり、これは偶然の産物だけれど年末最後の花の投稿もライラックだった。

いつもの花屋で買ったものもあれば、「この花はあの方に贈られたものだったな」と思い出した花もあった。

夏になれば花よりドウダンツツジやブルーベリーなどの枝モノの投稿が増え、いつも一種類の花と決めているところを何種類か奮発して買ってきた週末の投稿は自分で後から見ても心が踊っているように見えた。

なんらかの「ひと山」を越えたと感じられたタイミングだったのかもしれない。

あぁ、この時期は忙しかったんだよな〜、なんて思い返した投稿もある。

ドラマの撮影に張り付いていなければいけなかったとき。さらにそこに子供の学校行事が重なったとき。
会社の研修があって週末も仕事が続く直前の週末は、なんとなく意識して保ち(もち)が良い花や葉モノを買ったりもしている。

その時期、家に帰ってくるたび、リビングにある保ちの良い花を眺めてはささやかに助けられていたように思う。

こうして改めて一年分の花の投稿だけを振り返ってみると、驚くほどにわたしにとって花を買いに出かけ、生け、写真に撮っておき、日常のなかで眺めるという一連の流れが支えになっているのを実感する。

決めているには、たったのふたつだけ。

家の一箇所でよいからそこに花を絶やさないようにしたいという「願い」を持ちつづける

花を生ける花瓶はいつも同じでよい。我が家の場合は愛用している陶器の花瓶かガラスベースだけ。いつも同じ花瓶で生ける花だけ変えれば、その花瓶への生け方がどんどんうまくなって上達していく気がしている。

花を絶やさないと決めるのではなく、その「願い」を持ちつづけようとすることだけにまずはコミットする。

そして、その「願い」を無理なく持ちつづけるための自分なりの方法を編み出す。

花との付き合い方に限らず何においても、わたしにとってはこのふたつの要素を同時に併せもっておくことが大事みたいだ。

今年も、焦りそうになったら花を眺めて落ち着き、喜ばしいことがあったら小躍りしながら花を買いに行って、くったりと疲れてしまうことがあったときは花の香りを嗅いで癒されようと思う。

 

佐藤のInstagramはこちら

 

 


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