【スタッフコラム】あんこを炊いていたら、元気になりました。
気づくとつい、やっていること
誰に求められているわけでもなく、ついやっていることに気づくとき、あらためて自分の取扱説明書でも知ったかのような感じがします。あぁやっぱり好きなんだね〜。それしていると元気が出るんだったなぁと。
リビングの床そうじとか、収納方法の見直しや整理整頓とか、家で過ごす時間が長いからこそ気になることが頭のなかにいっぱいあります。
時間もたくさんあるのだからとやることリストを作ってみるものの、そんなにいつもやらないことばかり頑張っていると息切れしてしまいます。
けれど、ん〜今日も疲れているし、また別の日にしよう!と思っても、結局気になって数日後には無心でとりかかる。するとパワーは使ったはずなのにむしろ元気になっている、みたいな魔法。
私にとってそれは、ごはんやお菓子を作ることです。
▲あく抜き後のきれいな小豆色に心洗われます
つい最近、母との電話で「目からうろこ!」と興奮気味に教えてくれた炊飯器で炊くあんこのレシピ。
生まれも育ちも名古屋の私は、生粋のあんこ文化のなかで育てられて、大のあんこ好き。昔からおはぎやあんころ餅にと、よく炊いてもらっていたものです。
電話の2日後には、私もストックしていた小豆を取り出して、さっそく始めていました。
まずは小豆の計量で、ざぁっとボウルに入れるとぴったり100gを示した奇跡に、ひとり舞い上がり。
あく抜きのための下茹で中、鍋のなかが沸騰して小豆がぽこぽこ踊っているのを見て、心がはずみ。
茹であがった小豆のすこし強めのにおいを、あぁこれこれと懐かしく感じ、茹で汁をおもむろに保存瓶へ入れている自分……。
次第にテンションが上がっていく自分に気づいて、そんな様子がおかしくて、いつの間にかとても元気な気分になっていました。
▲手作りあんこたっぷりの小倉トースト、最高でした……!
出来上がりを母へ報告すると、もうさっそく次の提案をもらってしまいました。
「お母さんね、急に『水無月』が食べたいなぁって思うようになって、作ってみるよ。あなたもできたあんこで作ってみたら〜」と。
もうすぐ6月、ちょうどいいかもしれない!
今回作ったあんこは、大好きな小倉トーストにすべて捧げる予定なので、またもう一度炊いて、水無月も作ってみようと思っています。
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