【スタッフコラム】本当はなかった「距離」と「不安」のこと
ここ最近、友人たちと数年ぶりに顔を合わせることが続いています。
ビデオ会議ツールやグループ通話を使っての「パソコン・スマホ越しの再会」です。
大阪、福岡、富山、愛媛……今はバラバラな場所に住む、高校や大学、以前勤めていた会社の友人たち。
顔を見て話すのは久しぶりでも、みんなの相変わらずな様子にホッとしました。
とくに嬉しかったのは、中学校の同級生と10年ぶりに会えたこと。
SNSで久しぶりに連絡をもらったときに、今だからこそ気軽に「じゃあ、(オンラインで)会おうか」と言えたような気がします。
「友情って、距離も時間も超えるんだな」なんて、青くさいセリフを実感してしまいました。
踏み出してみる、ほんの少しの勇気
そんなふうに楽しい時間を過ごして思ったのは「なんで今までこうやって会わなかったんだろう」ということ。
住まいが遠いから、もう長いこと会っていないからという理由で、「会おうよ」と声をかけること自体、頭に浮かばなくなっていたことに気づきました。
仕方ない、難しい、無理だと、いつの間にか思い込んでいた。
それを乗り越えさせてくれたのは、便利なツールと、ほんの少しの勇気だったように思います。
はじめてだけど、やってみよう。
久しぶりだけど、誘ってみよう。
お互いが、この状況で楽しめることを探して、小さなチャレンジをしたからこそ、と思うのです。
変わらないものを大切にするために
とはいえ、新しいものごとを試すときには、不安がつきもの。
今回も、ツールをうまく使えなかったら、ちっとも話が盛り上がらなかったらどうしよう、という心配や緊張がありました。
でも、実際にやってみると、その不安は見かけよりもずっとちっぽけなものでした。たとえ失敗しても、しばらく沈黙が続いても、笑ってすませられるのだから。
環境やツールが変わっても、相手と私の関係性は変わらない。そこに安心しました。
そして、その関係性を続けるためには、コミュニケーションがやっぱり欠かせない。あらためて、そう思います。
変わらないものを大切にするためには、変わることも必要。
そんなことに気がついた、いつも違う春でした。
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