【店長コラム】ささやかなベランダガーデンで、私が貰ったささやかではないもの。

店長 佐藤

2020年上半期を確実に支えてくれたもの

ここ数ヶ月は、お客さまに宛ててお店としての大切なお知らせを書いたり、新しい取り組みの発表に寄せて文章を書くことが続いていました。

なので純粋なコラムを書くのはかなり久しぶりなのでは?という感覚をもちながら、キーボードを打っています。

わたしのここ数ヶ月は、ひとつひとつ丁寧に記憶を手繰り寄せていかないと思い出すのが難しいくらい、あっという間のバタバタとした日々でした。気づくと2020年の上半期の終わりはもうそこまで来ています。

ちょっとだけ弱音を吐露すると、あらゆる変化に身を寄せ、その変化に思考ややり方を柔軟に迅速に合わせていこうとするだけでもエネルギーを消耗していた実感があります。

新たにやってみようとなったり、この際やめてみようと大小問わず決めたことが幾つもありました。

きっとこのコラムを読んでくださっている方の中にもそれぞれの状況や役割のなかで同様の経験をされていた方がたくさんいらっしゃることと思います。

そんな状況が次から次へと続くなか「もう疲れた〜」と何度もなりかけた自分を力づけてくれたヒト・モノ・コトがあり、その存在の愛おしさ、かけがえのなさに気づけたシーンに溢れていたのも事実です。

その中の一つが、この春から目覚めたベランダガーデニング。4月の初旬にふと思い立って自分でつくり始めたこの場所に、誰より何よりわたし自身が救われはじめています。

 

5月21日のメルマガにこんなコラムを寄せました

「エスカレートしていく性格」

わたしの可処分時間は
最近、とあることに
かなりの時間を占領されつつ
あります。

とあることとは
ベランダで育て始めた
ハーブや花、野菜の世話。

4月の初旬だったか、
急に思い立って始めることにした
ベランダガーデニング。

最初は小さなプランターに
カモミールやミントなどのハーブや
ペチュニアやペンタスといった花を
苗で買ってきて
植えるところからスタート。

それが週末ごとに少しずつ少しずつ
エスカレートしていって
ミニトマトやほうれん草や
他の植物も育て始めてしまいました。

「しまいました」と書いてますが
こうなる未来は分かっていたというか。
エスカレートしていくタイプなんです。
ハマると自分でも止められないんですね。。

ご存知のお客さまも
いらっしゃるかと思うのですが
リビングやダイニングにも
観葉植物がかなりありまして。

その水やりだけでもまあまあ
大変なのに
そこへもっと頻繁な水やりや
手入れが必要な
ベランダの植物まで
増やしてしまっているわけです(笑)

仕事が終わり食事が終わり
お風呂にも入り
子供も寝静まった深夜、
真っ暗なベランダにランタン片手に出て
終わった花を摘んだり
野菜の生長を確認したり
水やりをしたりしております。
それはそれは、せっせとです。

本当は明るい時間帯に
水やりをしてあげたほうが
いいのかもしれないですが
平日はたいていは夜になってしまうし
こまめに見てあげられてないのだけど
それとは裏腹に日に日に、日々日々、
それは驚くスピードで外の植物たちは
育ってくれています。

平日仕事をしている間も
「早く週末にならないかな、
あのベランダの子たちと
早くゆっくり触れ合いたい」と
ウズウズしています。

週末は陽が暮れる少し前の
涼しくなってきた時間帯に
ベランダに出て、350mlの缶ビールを
プシュッ!
イヤフォンで音楽も楽しみながら
ビールをグビグビ飲みながら
1時間くらい時間をかけて
たっぷりと植物や土と触れ合う。
今のわたしにとってはこの時間が
かけがえのない時間です。

小学4年生になった息子と
一緒に取り組めることにも繋がり
一石二鳥。

可処分時間はかなりの割合で
占領されてきているけれど
それもまた良しです。

 

「ベランダガーデン」と「わたし」のビフォーアフター

4月初旬に初めてハーブの苗を植えてみた日に撮った写真

その数週間後にベランダの変化を同じ画角で撮影してみた写真

このメルマガコラムを書いた時点からさらに一ヶ月ほどが経過し、我が家のベランダガーデンは引き続きエスカレートの道を順調に歩んでいます。

この日以降、日除けのパラソル、ベランダ用のテーブルや折り畳みチェアも導入。ここで過ごす時間そのものが居心地良いものになるように、道具類もコツコツと揃えていっています。

平日はどんなに疲れていても、夜遅くにランタンと重たいジョウロを抱えてベランダに出ます。

たくさんの陽射しを浴びてくったりしている植物があったら「ごめんよ、ごめんよ」と声をかけながら乾いた土を目がけてたっぷり水を遣ります。(すぐにピンと元気を取り戻す姿が嬉しすぎるんですよね)

ひと通り水遣りが終わると、チェアに腰掛け、グラスに注いだお酒をちびりちびりとやりながら夜空をあおいでみる。フーッと深く息を吐き出してみる。あの月がストロベリームーンか、なんて思いながらしばし身体の力を抜いてみる。

今度はまた立ち上がって鉢植えひとつひとつに目を配り、ミントやローズマリーなど葉を手で揉んで、手にうつった匂いを「スー、ハー」と嗅いでみる。

元々ベランダにオリーブの大きな木が2鉢あったのですが、ベランダガーデンをつくり始めてからの今年のオリーブの木は俄然元気に見えて、少し前にはプチプチとした小さな白い花を例年以上にふんだんに咲かせてくれました。

一番最近に撮った写真。パラソル、テーブル、折り畳みチェア(カーミットチェア)もスタンバイ

2鉢だけがポツンとあったときよりも、周りに植物が増えてからのほうがオリーブの木が元気に見えるって不思議です。これに気がついた日の深夜は、実は植物どうしもエネルギーを与えあって生きているのだなと感じ入ったり。

そういう目に見える変化や、清涼感のある香りなどに深夜のベランダに立って五感いっぱいに触れると、これは本当に面白いなと自分でも思うんですが、仕事面で数日どうしようかと迷っていたことにスッと答えを出せたり、逆にもう少し時間をかけて考え続けてみようと覚悟がすわったりするんです。

ベランダガーデンを通してわたしが得たのは、実はこの「感じて」「考える」時間でした。

目を配らなければ枯れてしまい、逆にしっかり目を配っていれば期待値以上にグングン生長してくれる植物たちのあいだに身を置くからこそ「感じて」「考えて」ときに「答えを出せる」真実味のある時間に。

家にいることが増えたからと思いつきでハーブの苗をプランターに植えてみた4月頃の自分は、この植物たちに、この場所に、こんなにも仕事を含めた生活全体が影響を受けエネルギーをもらうことになるとは思ってもみませんでした。

思いつきでいいから、とりあえずやってみる。

最初の一歩が「とりあえず」だったとしても、そこから起きる小さくて大きなミラクルをいくつになっても信じていたいと思います。

このコラム公開の前日の深夜。育てているミニトマトが赤く染まりはじめているのを発見。これも私にとってはミラクル。

 

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