【スタッフコラム】愛おしい2匹の犬の話
編集スタッフ 西
実家には「コタロー」という犬がいます。短い足と食パンのようなお尻がキュートな、コーギーの男の子です。
家族はもちろん、叔母や、犬が得意ではないはずの祖母まで駆けつけ、盛大にお迎えした日からあっという間の1年。
初日から怖がることなく身をあずけ、お腹を見せてくれるコタローにみんなすぐにメロメロに。たくさんの愛情を注がれて、のびのびと暮らしています。
コタローは、とにかく元気で好奇心旺盛、そして甘え上手。散歩も他の犬と遊ぶのも大好きで、休日にドッグランに行くと、自分より体の大きい犬を誘いに行っては駆け回っています。
また家族が帰ってくると、いつもはピンとたっている耳を倒し、微かにある短いしっぽとお尻を取れそうなほどブンブン振って熱〜くお出迎え。トイレから帰ってきただけでも大喜び。
離れて暮らす私も、多い時には週に1回通った甲斐があり、なんとか「よく遊びにくる人」として認識してもらえたようで、顔を出すとハイテンションで迎えてくれます。(それがたまらなくかわいくて、うれしい!)
毎日会えるわけではないからこそ、会えたときの喜びもひとしお。
ひと通り遊び終えたら、不思議そうにするコタローをよそに、枝豆のような匂いのする肉球の匂いを思いっきり吸い、モフモフの体に顔を埋める。その時間が私にとって何よりの癒しタイムです。
▲こちらがキスケ。よく遠くでニコニコしながら、家族を見つめていました。
実は、コタローは我が家で迎える2匹目の犬。以前は、同じくコーギーの「キスケ」と12年暮らしていました。
キスケは、コタローとは正反対の性格。首輪を見せると走って逃げてしまうほど、散歩が苦手。犬も苦手で、ドッグランに行ってリードを外すと不安そうな顔をして、家族の足元から離れようとしません。
甘えることもあまり上手ではなくて、甘えたいときには背中をそっと近づけてきて、マッサージを待つ。ちょっと気難しくて、でもそこがいじらしくて、かわいい子でした。
キスケと暮らしていたころ、「尻尾があったら、ご機嫌が分かりやすくていいのにな」「たまにはドッグランで思い切り走ってくれれたらいいのにな」「もっと甘えてくれてもいいのに〜」「でも、キスケはそのままで1番かわいいよ〜」なんてよく家族で話していたんです。
キスケとのお別れから約半年後にやってきたコタローは、まさに話していた通りの性格で、おまけに小さな尻尾まである。聞こえないフリが得意だったキスケはきっとあの時も話を聞いていて、元気のない家族を見かねてコタローを連れてきてくれたのかな、と思わずにはいられません。
▲食パンのようなお尻を見ると、思わずカメラを向けてしまいます。
兄弟のように共に過ごしたキスケが旅立った寂しさは今でも消えることはないけれど、コタローがやってきてから、少しずつ気持ちが和らいできました。
なぜならコタローの成長に重ね合わせて、キスケとの思い出を家族みんなで振り返ることもぐっと増えたから。キスケとの愉快な思い出と、増えていくコタローとの思い出を共有して、写真を見返したりしながら、笑い合う時間がとても好きです。
キスケも、コタローも私たち家族のところにきてくれてありがとう。個性のある2匹それぞれがかわいくて、愛おしい気持ちでいっぱいです。どうか楽しく、幸せいっぱいに過ごせますように、と願うばかりです。
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