【秋色プラン】第3話:コツをつかめば取り入れやすさ満点!秋モードへシフトする素材別おすすめバッグ
編集スタッフ 岡本
バッグひとつで見慣れたコーデを秋仕様に
「今日は何を着よう……」ここ最近、毎日そう思っている気がします。夏の暑さと秋モードへシフトしたい思い、このバランスが上手く取れずに迷ってしまうから。
そこでこの特集では、装いは夏仕様のまま、徐々に秋モードへシフトしていくポイントをお届けしています。第3話では、「バッグが主役の秋色プラン」をスタイリストの植村美智子さんに伺いました。
植村さんいわく、小物で秋らしさを出すならバッグが決め手とのこと。今回はバッグだけの変化でコーディネートの印象がどう変わるか試してみましたよ。
注目すべきは、素材です。
「スエード生地」のトートバッグ
馴染みのトートは色で季節感をプラス!
同じトート型でも、コットン素材よりきちんと感があり、レザーよりカジュアルな印象のスエード生地。
スエードは色を吸収するタイプの生地なので、今回のように発色のいいカラーであっても、目立ちすぎずふだんのコーディネートにも馴染むのだそう。
今回選んだのは、植村さんが選んだのはターコイズブルー。エスニックなイメージもある色ですが、このバッグは深みのあるグリーン寄りの色味なので秋コーデにもぴったりです。
まだ半袖を着ることも多いので、肌色と馴染みすぎずコントラストが出る色の方が差し色としてコーデのアクセントになるのだとか。
色で季節感をプラスするなら、マスタードやオレンジブラウン、グリーンなども取り入れやすいカラーだそうですよ。
「レザー調」の小ぶりなショルダーバッグ
定番のレザーはめいいっぱいの秋色を選んで
秋冬小物の代名詞ともいえる、レザー素材。
一年を通して使えるブラックやブラウンもいいけれど、めいいっぱい秋らしさを纏うなら「ワインレッド」がおすすめとのこと。
定番色と同じく、合わせやすいうえにこっくりと深みのあるレッドが上品で、コーディネート全体をぐっと秋モードにシフトしてくれます。
バッグは小さめサイズを選び、持ち手を短めにして斜め掛けすると垢抜けた雰囲気に。また持ち手を長くしてシンプルな肩掛けにすることでベーシックで大人っぽい雰囲気に。
持ち方ひとつで印象を変えられることも発見でした。
「異素材ミックス」の個性派バッグ
カジュアルさんにぜひ試してほしい優秀さ
ふだん着はカジュアル派という方に試していただきたいのが、異素材ミックスのバッグ。夏から秋に変わるこの季節は、かごバッグタイプが持ちやすいそうです。
個性的な見た目ですが、デニムやチノパン、Tシャツやシャツワンピースなどとの相性がばつぐん。
一見するとハードルが高そうですが、これひとつでコーディネートがサマになるから、実は持っていると重宝するアイテムなのだそう。
選ぶときのポイントは、異素材の色合い。今回のようにかごとファーの色をブラウンで統一すると、主張しすぎずバランスがとりやすいとのこと。
持ち手がレザーなのもポイント。自分だけが気付くような部分でも、意外と全体の雰囲気を左右するもの。持ち手やボタンなどディティールの素材にも気を配ると、より秋らしいアイテム選びができそうです。
メイクに靴下、バッグなど小物ではじめる秋のおしゃれについて、全3話でお届けしました。
ひとつひとつはとてもささやかな変化だけれど、「今日はこのリップで秋メイクにしよう」「この靴下を主役に服を選ぼう」など、今までにはないおしゃれの基準ができたことでその日のコーディネートを考えやすくなった気がします。
汗をかいたり日焼け止めを塗ったりと、夏服に袖を通す日々がもう少し続くはず。今はまだ無理せず、自分に似合う秋色プランからはじめてみてはいかがでしょうか。
(おわり)
photo:川村恵理
もくじ
植村美智子
スタイリスト。雑誌や広告などで活躍し、2010年より個人向けファッションコーディネートサービス「Liltin’(リルティン)」もスタート。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、『「今の自分」に似合う服』(天然生活ブックス)などがある。
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