【調理道具の選び方】伝説の家政婦・タサン志麻さんが愛用する「ティファール」の魅力
ライター 藤沢あかり
今や、多くのお宅でおなじみの調理器具、「取っ手のとれるティファール」。
取っ手がとれて省スペース、軽い、こびりつきにくく、洗いやすい。その魅力は、これまでもたくさんご紹介してきました。
でも、扱いやすく、お手入れもラクな”お手軽さ”と料理の”おいしさ”は、本当に両立できるのでしょうか?
▲記事の最後に、「取っ手のとれるティファール」のリニューアルについてご案内があります。
そんなとき、フランスの三つ星レストランで働いた経験をもち、“伝説の家政婦”としても知られるタサン志麻さんの使う道具が、「取っ手のとれるティファール」だということを知りました。しかも、「これじゃなきゃ!」というくらい、愛用しているとか。
その理由はどこにあるのでしょう。「取っ手のとれるティファール」が大活躍だという、普段の夕飯作りを見せていただきました。
(この記事は、ティファール「取っ手のとれるティファール」の提供でお届けする広告コンテンツです)
道具は軽くて手入れがしやすい、それが一番です
志麻さんが暮らすのは、築60年を越す古民家。忙しく働く志麻さんも、家に帰ると1歳と3歳のお母さんへと戻ります。暮らしの中で一番に大切にしているのは、家族で過ごす食事の時間です。
志麻さん:
「フランスでの修行中、家族や友人らと囲む家庭の食卓が、とても楽しくあたたかな場だと感じました。素朴な料理でも、みんないつも食事を楽しんでいて。
でも日本に帰ると、料理を苦痛に感じているお母さんたちが多いのが印象的でした。食は楽しいものであってほしい。フランスで知った家庭の料理の気楽さ、楽しさをもっと伝えたくて家政婦の道を選びました」
取っ手のとれるティファールとの出会いも、家政婦の仕事の訪問先だったそうです。
志麻さん:
「使い始めて4年くらいになります。訪問先でその便利さにびっくりして、すぐに自分でも同じものを揃えました」
プロの道具の良さも知り尽くす志麻さん、家庭用の調理器具に物足りなさはなかったのでしょうか。
▲道具類は、シンク下にオープン収納。「インジニオ・ネオ IHハードチタニウム・プラス セット6」は、マットな黒が色数をおさえたキッチンとも合い、気に入っているそう。
志麻さん:
「プロの道具は、整えられた環境で、特別な日のための料理を作るもの。でも、家庭は毎日のごはんを作る場所ですよね。軽くて扱いやすく、手入れがラクだというのは、何より大事だと思います。少しのストレスも積み重なると、しんどさに変わってしまいますから。
煮る・焼く・茹でる、オーブン調理など、何でもできますし、日常使いの鍋やフライパンは、取っ手のとれるティファールがあれば十分。もちろん、きちんとおいしく仕上がります」
志麻さんが
「取っ手のとれるティファール」を使い続ける理由
1歳と3歳のお子さんを抱えながら多忙な仕事をこなす志麻さん、食事の準備に多くの時間はかけられません。
だからこそ、取っ手のとれるティファールが大活躍です。いつもの道具を手に取り、今日の夕飯づくりが始まりました。4つのうれしいポイントとともに、その様子をご紹介します。
志麻さん:
「今日のメニューは豚こま肉を使ったトマトコンソメ煮と、野菜たっぷりのスープ。どちらもフランスのシンプルな家庭料理です」
「炒めて煮込む」も
ティファールならこびりつきにくい
▲最初にたまねぎを炒め、しっかりうまみを引き出してから、火が通りにくい順に具材を入れるのがコツだそう。炒めたら、ひたひたの水とコンソメを入れて煮込みます。
このスープの味の決め手は、最初に少量の塩で野菜を炒めてうまみを出すこと。取っ手のとれるティファールのソースパンは、チタンコーティングでこびりつきにくくストレスフリーです。
志麻さん:
「炒めることで、うまみが出て味付けがシンプルでもおいしくなるんです。フレンチは具材を炒めたり焼いたりしてから、水分を加えて煮込むレシピが多いですが、これならこびりつくこともなく、鍋ひとつで作業ができます」
豚こま肉と好みの野菜をトマトコンソメで仕上げる煮込みも、取っ手のとれるティファールが活躍します。
志麻さん:
「まんべんなく火が通り、時間も短く済むので煮込むのはフライパンです。肉じゃがもフライパンで作ることが多いんですよ」
▲豚こま肉と大根、さつまいも、玉ねぎを入れ、味付けはトマト缶とコンソメで。トマト缶と同量の水を入れて煮込みます。
取っ手のとれるティファールは、熱伝導のよさもうれしいポイント。中火にセットしたら、しばらくはフライパンにお任せです。
志麻さん:
「フランスの家庭料理は味付けが基本的に塩だけ。工程も焼くだけ、煮込むだけと簡単です。フランスでは男性も料理をするのが一般的ですが、誰がやっても負担がないシンプルさも理由かもしれません。
キッチン道具も同じで、誰でも簡単に扱えるものなら、男性の家事参加のハードルもぐっと下がりそうですよね。子どもの『お手伝いしたい!』という気持ちにも応えやすいと思います」
▲インジニオ・ネオ バタフライガラスぶたなら、中の様子を確認OK。単品でも購入できるので、フライパンに合わせた28cmを選びました
取っ手の向きを気にせず
フライパン2個でスマートに同時調理
志麻さんが選んだキッチンは、2口コンロ。家庭の料理はこれでまったく不足は感じないそう。その代わり、タイミングを見計らいながらフル活用で仕上げていきます。
志麻さん:
「うちはキッチンが本当に狭いので、スペースをうまく使える道具が便利です」
その言葉通り、取っ手がとれるからフライパン2個を並べてもコンロはすっきり。道具を多く持たない志麻さん、野菜やパスタを茹でるのにも、お湯が早く沸くフライパンが活躍するのだとか。この日は、トマト煮込みに添えるインゲン豆を茹でました。
料理は鍋ごと食卓へ。
家族の会話も弾みます
▲安定性抜群の取っ手のおかげで、料理が入って重くなったフライパンもスムーズに運べます。
取っ手のとれるティファールは、そのまま食卓へ。
フランスの家庭では、こうして鍋や大皿から直接取り分けるのが一般的だとか。熱々の料理のおいしさを楽しめるし、ひとりずつ盛りつける手間も不要、洗い物も減らせます。
志麻さん:
「マットな黒はテーブルがシックにまとまるし、手持ちのどんな器にも合うので気に入っています。鍋ごと食卓に出すのは家事がラクになるのはもちろんですが、こうすることで家族の会話が増えるんです。
『どのくらい食べる?』と量を調整しながら尋ねたり、子どもからは『もっと入れて!』とリクエストされたり。大人も子どもも、その日によって食べたい量がありますよね。自分の量を自分で決められるって、食の楽しみを広げることでもあると思います」
志麻さんは、グラタンやオーブン焼きはもちろん、パスタのミートソースも鍋ごと。自分好みでパスタとのバランスを調整でき、これなら家族みんなが楽しく食べられそうです。
食後の後片付けも
さっと簡単に洗える
志麻さん:
「取っ手がとれると、狭いシンク内でもすごく洗いやすいし、軽いから拭いて収納するのもラクです。プロが使う道具は、もちろん良い面がたくさんありますが、その分お手入れも必要。毎日のことですから、お手入れが簡単というのは大事ですよね」
▲スペースが限られているため水切りかごを置かず、角ざるの下にキッチンクロスを敷いて。洗ったものはその場ですぐ拭きあげます。
食事の時間をおおらかに、もっと楽しみたいから
▲1歳の息子さんには、ロマンさんがコンソメ煮のサツマイモをその場でつぶしながらあげていました。離乳食や幼児食作りを頑張りすぎないというのもフランスで知った考えだそう。
志麻さんの食事の準備を拝見していると、調理にかける時間はほんの少し。煮込んでいる間には子どもたちの相手をし、おおらかな気持ちでごはん作りに向き合っているのが伝わってきます。
なにより、家族みんなで囲む食卓の楽しそうなこと。
「わぁ、もう食べちゃったの?」「もっといっぱい入れて!」とおしゃべりしながら、目の前でスープをよそってもらい、それをぺろりと平らげる子どもたち。
志麻さん:
「わたしにとって、食事を家族で楽しむことが何より大事。だからお手入れや作業に時間や手間を取られない、取っ手のとれるティファールにすごく助けてもらっています。
食事は生きていくためには不可欠なうえ、年齢も性別も超えて、みんなで一緒に楽しめることです。だからこそ、食事の時間が楽しめたら、生活そのものがもっと豊かになると思います」
「取っ手のとれるティファール」がリニューアルしました
今回ご紹介した「取っ手のとれるティファール」が新シリーズにリニューアルされ、さらにこびりつきにくくなりました。詳しい情報は、下記のバナーからご確認くださいね。
▼「取っ手のとれるティファール」の詳細はこちらから
※使用歴、登場する商品は記事公開時のものです。
もくじ
タサン 志麻
ミシュランの三ツ星レストランでの研修を修了して帰国後、老舗フレンチレストランなどに15年勤務したのち帰国。フリーランスの家政婦となる。各家庭の家族構成や好みに応じた料理が評判を呼び「伝説の家政婦」とし注目される。フランス料理やフランス人を通じて学んだ家族の食卓の温かさを、忙しい日本の家族に届けたい一心で、日々、料理と向き合う。フランス人の夫、2人の息子、2匹の猫と暮らしている。
今回の記事内に登場したレシピは『沸騰ワード10×伝説の家政婦 志麻さん ベストレシピ』(宝島社)、『志麻さんのプレミアムな作りおき』(ダイヤモンド社)、に掲載されています。
ライター 藤沢あかり
編集者、ライター。大学卒業後、文房具や雑貨の商品企画を経て、雑貨・インテリア誌の編集者に。出産を機にフリーとなり、現在はインテリアや雑貨、子育てや食など暮らしまわりの記事やインタビューを中心に編集・執筆を手がける。
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