【スタッフコラム】日記を「再開」しました。
お客様係 石井
ここ3年ほど、ずっと日記をつけていました。
きちんと毎日の出来事を記録していたわけではないので、日記というより「雑記」というほうが正確かもしれませんが、とにかく思ったこと・感じたことを大きめの手帳に好きなように書きつけていました。
なのに、今年に入った途端、まったく書けなくなったのです。
はじめは、あまりにいつも通りな一日で書くことがなかったり、単純にバタバタしていて手帳を開く暇がなかったり。なにかイベントごとがあった日でも「まあ、いいか」と後回しにしていて、いつの間にか書くタイミングを失う、というような小さなことだったと思います。
これまでも数日書かないことはよくありました。でも、真っ白なページが1週間、2週間、1ヶ月と続いていくと、すっかり「どうやって書いてたっけ?」という状態に。
しかも同時に、「書くならちゃんとしたものを」となぜか徐々にハードルは上がっていきます。(私が勝手に上げているだけなのですが)
基本的には飽き性な人間なので、この習慣もここでフェードアウトしてしまうかな、と自分でもうっすら感じていました。
そんな状態で迎えた2月の初め。
たまたま、ひとりで数時間のあいだ時間をつぶす必要がありました。はじめは本でも読もうかなと思っていたのですが、ちょっと書いてみるか、と久しぶりに手帳を開いてみました。
やっぱり、書くのっていいな
「わーい!今日はひまだぞー!ひとりだぞー!」
久しぶりなので、無理やりにでもテンションを上げようとしたであろう私。選んだ言葉は、なぜか「わーい!」。
でも、気持ち大きめの文字でこの一文を書いたら、手が止まらなくなりました。
今朝子どもがこんなことを言っていた、昨日見たニュースにこう思った、先週読んだ本のここが面白かった……。次から次へと書きたいことが出てきてしまって。
そういえば、この日は〇〇が届いてワクワクしたんだ、この日は〇〇をはじめてやってみて楽しかったんだ、と少しずつ日付をさかのぼっていくと、1月も半分くらいは埋まっていきました。
真っ白だった1ヶ月が「ちゃんと私がすごした日々」に生まれ変わったよう。そして、たった1ヶ月の間でも、こんなにいろんな気持ちを味わっていたんだ、と改めて気づきました。
ポジティブなことだけでなく「イライラ」や「がっかり」も思い出してしまったのですが、時間が経っているからか自然と「どこにどうイライラしたのか。今も同じようにイライラするか?」まで落ち着いて振り返ることができたので、かえってよかったのかもしれません。
ちなみに、たいていの「イライラ」はタイミングと相性のせい(なので、誰も悪くない)と学びました。
やっぱり書くのっていいな、そう思います。
そしてこのコラムを書きながら日記を再開した日のページを見返すと、その思いはちゃんと文字にして書いてありました。
「3時間みっちり書いて、吐き出した感がすごい。スッキリしたー。」
まだまた、この習慣は続けられそうです。
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