【長く愛せる暮らしの道具】気がつけば11年、家事を支えてくれてる相棒って?
ライター 小野民
人の数だけ、家での時間割はさまざま。あれをやって、次はこれで……と、「やらなくちゃいけないこと」に追われていることも。
例えば、料理を「作る」、「食べる」が終わった後に残る食器洗い。避けては通れませんが、きれいに洗って拭いて……と、面倒に感じてしまうのが正直なところです。
近頃は、食器洗いの手間を解消するために、食洗機を取り入れる人も増えてきたように思います。
さまざまな選択肢があるなかで、大容量や使い勝手の良さに定評があるのが、今回お取り組みするMiele(ミーレ)の食洗機。ミーレはドイツで120年以上続く老舗メーカーで、食洗機も世界中で愛用されています。
実は、取材先でもよく見かけるのですが、高級なイメージもあって、投資した分使いこなせる? 使用感はどんなだろう? と気になるところ。
そこで、実際にミーレの食洗機を11年使っている料理家の瀬戸口しおりさんの家を訪ねて、「もはや食洗機は生活に欠かせない」という理由を教えてもらうことにしました。
(この記事は、ミーレ・ジャパンの提供でお届けする広告コンテンツです)
居心地のいいキッチンづくり。機能も見た目も大事にしたくて
瀬戸口さんは高校生の息子さんと3人暮らし。食洗機は11年前に家を建てるときに設置しました。
瀬戸口さん:
「ここで料理教室をしたいと思っていたので、たくさん食器を洗うためにあったら便利だろうな、と。それからどんな食洗機がいいか考えました。
それまで夫が食器洗い担当でしたが、『食洗機を入れたい』と言ったら、すんなり賛成してくれました。それまでは言わなかったけれど、実は食器洗いを結構億劫に感じてたみたい。安いものじゃないから、夫婦の意見が一致したのはよかったです」
▲ドアの面材を自分好みにカスタマイズできるのも、ミーレの食洗機の魅力のひとつ。瀬戸口さんは他の建具と合わせて木製にしました
瀬戸口さん:
「建築家さんに相談しながら作ってもらうほうがシステムキッチンよりリーズナブルだったんですよ。
一から家を建てるのだから、キッチンの雰囲気は、木を使った温かみのある感じにしたいと思いましたし、自分の身長に合わせた高さや、窓の配置にはこだわりました。
コンロと水周りを分けたのは、何人かでキッチンで作業するとき窮屈じゃなくて便利かな、と。アイランド部分の作業のときには居間を見渡せるし、そこにいる家族と話しながら料理できるのも気に入っています」
▲瀬戸口さんの食洗機は幅60cmのタイプ。「ビルトインでも引き出し式が多いようですが、左右に壁がないと、器が入れやすいしたくさん入ります」(瀬戸口さん)
ミーレの食洗機は、家を建ててくれた建築家からのおすすめ。箱型の引き出し式ではなく全方向から洗い物を入れやすいフロントオープン式であること、ドア面の面材を他の建具と揃えられること、という条件にぴたりとはまったことが決め手になりました。
いちから考えたキッチンのしつらえだけでなく、そこに並ぶ道具についても、自分にとっての使いやすさを考えてひとつ一つ選んできたもの。
▲食洗機の上は、調理に使うキッチンツールの定位置。少しずつ違う形状のものを用途によって使い分けます
使い勝手の良さを叶えながら、作業していて気持ちいい空間になったキッチンに、食洗機も、お気に入りの道具たちもすっかり馴染んでいます。
どんどんためて、一気に洗える。毎食後の憂鬱とさようなら
ミーレの食洗機の第一のお気に入りポイントとして、大容量を挙げた瀬戸口さん。1日に2回使うこともありますが、平日はだいたい1日に1回、朝か夜の使用で済むそうです。
瀬戸口さん:
「時間の短縮だけでなく、節水にもなるし、手荒れもしなくて助かっています。
今は、使ったものをどんどん入れて、いっぱいになったら洗うスタイル。夫の入れ方を見ると、『なんでこんなに違うの?』と驚きます(笑)。でもどんな入れ方をしてもちゃんと汚れが落ちる安心感があるから、『違ってもいいか』と思えることは、夫婦円満につながっているかもしれませんね」
▲中央は段の高さを調節できるので最下段に大きなものを入れたいとき便利。高さ約25cmのガラス製のドリンクサーバーも入ります
3段あるなかでも、瀬戸口さんは、1段目のカトラリートレイがお気に入り。下の段にカトラリーを立てて入れるタイプと違って、1本ずつ仕切りに沿って置けるのでくっついたり傷つくことがなく、きれいに洗えます。また、豆皿や箸置きなども置けて、スペースを有効利用できるのです。
瀬戸口さん:
「食器だけでなく調理に使った鍋やボウルも一緒に洗えたり、保存食を作る時にはガラス瓶を一気に洗ったりと、たくさん洗えることで負担がぐんと減るんですよね。
意外な効果もあって。息子が小さい頃は、近所の5家族くらいで持ち寄りのごはん会をよくしてたんです。みんな『洗い物するよ』って言ってくれるんですが、『いいよ、一気に洗えるから!』って気持ちに余裕を持って言えていたのは、この食洗機があったからだなぁと懐かしく思い出します」
手洗いより優秀。ネバネバやグラスの曇りがすっきり
瀬戸口さんが次に挙げてくれたお気に入りのポイントは、「手洗いよりきれいになる」ということ。
特に食洗機の洗浄力を実感するのは、納豆を入れた器、耐熱プラスチック製の保存容器、グラスです。
▲高温洗浄とすすぎでピカピカ。予洗いもいりません
鍋についたカレーの汚れやベトベトしたものも、そのまま食洗機に入れるだけですっきりと洗い上げてくれます。洗浄水の出るスプレーアームが3か所にあるので、隅々まできれいに。また、手洗いでは不可能な高い温度で、清潔に洗うことができるのも安心です。
瀬戸口さん:
「うすはりグラスは手で中までしっかり洗おうとすると割れそうで怖くって。食洗機なら割れる心配もなく、曇りなく洗い上げてくれます。いつもグラスがピカピカに保てるのは嬉しいですね」
1番下のバスケットには、ワイングラスを収容しやすい便利なホルダーもあり、様々な形状の食器がいれやすい構造。ホーローやアルミなど洗えない材質もありますが、繊細な食器でこそ、食洗機の本領が発揮されています。
もはや「食器洗い」はルーティンにあらず。自分時間は何しよう?
朝ごはんや晩ごはんの支度から、使った食器類を食洗機に入れてスイッチを押すところまでが、瀬戸口さんの食事まわりのルーティン。「食器洗い」がなくなったことで、時間はもちろん心に余裕が生まれました。
瀬戸口さん:
「食洗機に入れたら、よし終わり! という感じです。子どもがまだ小さかった頃はちょっと寝転んで一休みする貴重な時間でした。今はその時間が自分の楽しみにの時間になっていますね。夜は好きなドラマを見たりするし、朝だとお裁縫で一息つく感じ。
七梅さんのふろしき作りのワークショップに参加してから、いつ完成するかもわからないけどチクチクしているのが好き。特に縫い物が得意ってわけでもないんですよ(笑)。でもこういう追われない時間がないとなんだかつまらないなと思うんです」
食器洗いがルーティンから外れてもう11年。生まれた余白は、ライフスタイルやその時々の興味関心によって変化しながらも、瀬戸口さんにとって肩の力を抜ける大切な時間になっていました。
ライフスタイルは変化しても、いつも変わらず支えてくれる
瀬戸口さん:
「もはや食洗機がない生活は想像できないくらい欠かせない存在で、壊れちゃったらどうしようって不安になるくらい。一度ちょっと調子が悪いかな?ってことがあった時には、カスタマーサービスに相談したら、原因を考えてすごく丁寧にアドバイスをくれて、解決してからは不調は一度もありません。
ドイツのメーカーには、丈夫で長持ちのイメージがあったんですが、本当にその通りなんだなと信頼が深まりました。設置する時には大きな買い物でしたが、ずっと助けられてると思うと、十分その値打ちはあったし、いい買い物をしたと思います」
ミーレの食洗機は、20年の使用を想定して設計されています。思えばその年月は、赤ちゃんが大人になるくらい長く、暮らしが変化していくのにも十分な時間です。
さまざまな変化の中でも、食洗機は変わらずに毎日稼働してくれて、家事の時間割に余白を生んでくれるはず。
生まれた時間は、1日にすればほんの数十分でも、積み重ねればなかなかのものです。暮らしを変えてくれる、毎日、ずっと頼れる食洗機を家に迎える選択には、前向きに日々を過ごしたいという願いが込められている気がします。
食洗機の最新機種が登場しました!
洗剤を適切な量とタイミングで自動投入してくれる機能が追加されたり、お椀などの深めの器も入れやすいバスケット形状になったりと、さらに使いやすく、より頼れる暮らしの道具に進化しました。専用アプリからの操作も可能です。
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【写真】木村文平
瀬戸口しおり
夫と息子の3人暮らし。イラストレーターを目指していたセツ・モードセミナー在学中に、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働きはじめる。その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。著書に『わたしの作りおきおかず』(アスペクト)、共著に『大切な人はきっと喜ぶ もてなし&持ちよりレシピ』など多数。
ライター 小野民
編集者、ライター。大学卒業後、出版社にて農山村を行脚する営業ののち、編集業務に携わる。2012年よりフリーランスになり、主に地方・農業・食などの分野で、雑誌や書籍の編集・執筆を行う。人間3人、犬猫5匹と山梨県在住。
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