【クラシコムのしごと】同じ船に乗った仲間が、気持ちよく働けるように。総務チームに密着しました
当店で働くスタッフの様子をお届けしている不定期連載「クラシコムのしごと」。
今回は、オフィスまわりの業務全般を担当している総務チームのスタッフに密着しました。
▲左から、福田、兵働、松井、赤城
オフィスでもチャットツールでも、日々幅広い業務に携わっているのを目にする総務チーム。メンバーは、こちらの4人です。
詳しい仕事内容から、総務スタッフの目線から感じる「クラシコムらしさ」まで、じっくり話を聞いてみました。
気持ちよく走れるように、コースを整備する
兵働:
「総務チームは、主にオフィスまわりの業務を担当しています。
たとえば契約書や証明書といった書類の作成、オフィスが入っているビル会社の方とのやり取り、備品の発注、植物の水やりなどなど……。昨年春にはオフィスの引越しがあったので、運用ルールの作成もしていましたね」
松井:
「オフィスでのお困りごとがあったら、一度総務チームに声をかけてもらうようにしています。
モニターがつかなくなってしまったとか、水が出ない〜とか、急に困った!ということってあるんですよね。解決方法を調べたり、他チームの担当スタッフに繋いだり、必要であれば業者さんへの連絡などもしています。
そう考えると、イレギュラーな業務も多いチームかもしれません」
▲最近オフィスにやってきた、作家・沓沢佐知子さんのアート作品。「このシカさんの葉っぱを替える仕事も加わりました」
兵働:
「業務の幅は広いのですが、どれも『スタッフが安全に、気持ちよく働けるように環境を整える』仕事。
それによって、スタッフがそれぞれに、お客さまへ向けた仕事に集中しやすくなればと考えています」
兵働:
「他チームのスタッフをランナーと例えるなら、私たち総務チームはランナーが気持ちよく走れるようにコースを整備する役割、というイメージです」
シフト制で働くチームです
兵働:
「いつでもオフィスでの対応ができるように、毎日メンバーの誰かがオフィスにいる体制にしているのは、総務チームならではですね。
出社日はシフトで決まっているので、全員が一度に集まることはほとんどないんです」
福田:
「だからこそ、みんな『日をあけて出社した他のメンバーが働きやすい環境を作ろう』という意識が強いように感じます。
入社したときに、その団結力と言いますか、連携がしっかり取れていることに驚きました」
福田:
「チャットツールでこまめに連絡し合う、チェックリストでやったこと・やっていないことを可視化するなど、引き継ぎのために行っている作業自体は、小さいけれど大切なことの積み重ね。
チームみんなで着実にバトンを繋いでいるおかげで、いつもスムーズに業務に取りかかれています」
▲「そういえばあの業務、やっていただいてましたよね」「できる人がやればいいんですよ〜」と話す場面も
スタッフの疑問から、改善のヒントが見つかる
リモートワークが基本の働き方となっているクラシコム。困りごとがあったときに、対面ではなくチャットツールで声をかける場面も多々あります。
福田:
「日々働いていると、何気ないちょっとした疑問や、今すぐに支障はないけれど気になることが出てくるものですよね。
そういうことを聞くときって、私もそうなのですが『こんな小さなことで申し訳ない……』と感じてしまいがち。なので『相談してよかった』と思ってもらえるようなリアクションをしたいと思っています」
赤城:
「総務のメンバー間でも、お互いがそう考えているのを感じます。
入社したばかりで分からないことがたくさんあったとき、何度も聞いてしまうのも……と迷いつつ兵働さんに質問したら、『そこに気づいて、聞いてくれてありがとうございます』と言われたことがあったんです」
赤城:
「そのとき、あぁ聞いていいんだ、聞いてよかった、と。
スタッフの皆さんにも同じように感じてほしくて。どんな小さなことでも気軽に相談してもらって、それぞれの業務に集中しやすい環境になったらうれしいです」
兵働:
「スタッフの視点から疑問を投げかけてもらうことは、一人では気づけなかったところや、目を瞑ってしまっていたけれどやっぱり気になるよね、というところを改善するヒントになっているんです。
なのでいつも、素直にありがたいなぁと感じています」
みんな「同じ船に乗った仲間」だから
松井:
「みなさんが事前に過去の履歴や資料を確認したり、検索したりと手を尽くしてから、総務へ相談に来てもらえることも助かっていて。お互いが気持ちよく働けるようにしよう、という意識が強い人が集まっている気がします」
松井:
「全員『同じ船に乗った仲間』というか。そういうクラシコム文化のようなものが、自分自身の総務スタッフとしての姿勢にも、自然と根付いていそうです」
赤城:
「オフィスではみんな淡々とそれぞれの業務に集中していて、けれど決してピリピリすることはなく、穏やかな空気が流れているのを感じます。
お互いにその空気を出し合い、吸収し合って、気持ちよく働ける環境が作られているのかもしれませんね」
松井:
「半年に一度の『リアル全体会』では、振り返りを通してスタッフのさまざまな思いを聞くことができるのですが、そこで自分だけじゃなかったんだと共感したり、勇気づけられたりすることが何度もあります」
松井:
「普段の業務だけでなく、そういう場での経験も積み重なって、『もっとスタッフが気持ちよく働けるように頑張ろう』って気が引き締まるんです」
***
私自身、総務チームに「こんな小さなことを聞いてしまって迷惑だったかな」と少し不安な気持ちで相談したものの、的確であたたかな対応にホッとしたことが何度か。そのときのことを思い返しながら聞いていました。
もう一つ印象的だったのが、総務チームの4人から何度も出てきた「気持ちよく」という言葉。それは、ただ「楽にする」のとも少し違って。
クラシコムでの働き方やオフィスに流れる空気は、総務チームから作られていたのかもしれない、と感じた時間でした。
【写真】吉田周平(6, 7枚目)、土田凌(18枚目)
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