【子育て世代の使用レポート】手間なくおいしいが叶う。進化したキッチン家電で、ご飯づくりをラクに
ライター 大野麻里
日々の生活を助けてくれるキッチン家電。一度購入したら、その先何年も使い続けることが多いものだと思います。だからこそ、慎重に選びたいという人も多いのではないでしょうか。
また、あれこれ比較して買ったにもかかわらず、「奮発して憧れのモデルを買ったけれど結局機能を使いこなせていない」という声も。性格やライフスタイルにぴったり合う家電選びは、案外難しいのかもしれません。
▲STAN.シリーズのオーブンレンジES-SA26 (右)とオーブントースターEQ-FA22 (左)
「あなたの暮らしにスタンバイ。」をコンセプトに開発された家電シリーズ「STAN.(スタン)」は、象印マホービンの創業101年目(2019年)を迎えるにあたりデビューしました。
落ち着いた質感のマットなブラックでインテリアとのなじみがよく、使い勝手のよさが魅力のSTAN.シリーズ。IH炊飯ジャーやホットプレート、コーヒーメーカーなど全7品がラインナップするなか、今回はこの秋(2022年)新たに仲間に加わったオーブンレンジとオーブントースターを紹介します。
整理収納アドバイザーの能登屋英里(のとや えいり)さんに自宅で1ヶ月間使っていただき、リアルな声をお届けします。実際に使ってみたからこそ、気づいたことも多いようです。
(この記事は、「象印マホービン」の提供でお届けする広告コンテンツです)
お気に入りのキッチンになじむ、デザイン性のよさ
ヴィンテージマンションを自分好みにリノベーションし、夫と小学1年生の娘との3人で暮らしている能登屋さん。
仕事で個人宅のインテリアやリノベーションの相談を受けていることもあり、日頃からデザイン性の高い家電はチェックしているそう。「じつはSTAN.シリーズは発売当時から気になっていた商品でした」と話します。
能登屋さん:
「わが家はキッチンの家電やツールをすべてブラックで統一しているので、キッチンにも似合いそうです。機能面は実際に使ってみないとわからないので、今回STAN.シリーズを使えると聞いて、とても楽しみでした」
それから1ヶ月。能登屋さんのお宅にお邪魔してみると、キッチンカウンターにはすっかりとなじんだSTAN.のオーブンレンジとオーブントースターが並んでいました。
能登屋さん:
「全体が真っ黒ではなく、下部にブラウンのラインが入って2トーンになっているのがおしゃれですよね。
うちのようなステンレスのキッチンにはスタイリッシュな雰囲気をプラスしてくれるし、床がフローリングのお部屋にも似合いそう。操作ボタンがシンプルで、扉まわりがすっきりしているところも気に入りました」
▲オーブンレンジの本体下部からボードを引き出すと……
デザインがすっきり見える理由は、隠されたメニューボード。本体下部から引き出す仕様になっています。
能登屋さん:
「これはグッドアイデア。扉に文字が書かれていないのはデザイン的にシンプルでいいけれど、自動メニューの番号がわからなくて使うたびに取扱説明書を出すのも面倒なことも。ボードを引き出すだけで確認できるのは便利ですね」
ほったらかしで完成。自動メニューの便利さに驚き
▲付属のガラスのボウルセットでクリームシチューの下ごしらえ
冷凍ごはんの解凍や、お惣菜のあたためなど、毎日の食事の支度にオーブンレンジ(電子レンジ機能)は欠かせない存在だという能登屋さん。そのつど自分でワット数と加熱時間を設定していたそうで、温めムラも気になっていたとか。
能登屋さん:
「じつは私、レンジの “自動メニュー” をあまり信じていなくて……。レンジ調理での成功体験が少ないからだと思うのですが、『やっぱり火を使うほうがおいしい』と考えていたんです。だから、これまでのレンジでも活用したことがありませんでした」
そんな能登屋さんに、STAN.のオーブンレンジの “自動メニュー” でクリームシチューづくりを試していただきました。
▲角皿にボウルセットを引っかけて加熱する「うきレジ」機能
能登屋さん:
「野菜を切って、水を注いで、シチューのルーを刻んで入れてレンジで約30分。本当にほったらかしで、おいしいシチューができました。ジャガイモが溶けすぎることなく、ニンジンもしっかりやわらかい。ムラを感じることなく熱が通っていて感動です」
STAN.のオーブンレンジの特長は、ボウルセット※1を庫内で浮かせた状態にして加熱する「うきレジ」機能。食材を浮かせることでマイクロ波が庫内全体に広がりやすく、全方位から加熱します。そのため、食材の加熱ムラを抑えることができるのです。
*1 耐熱ガラス製のボウルとシリコーンゴム製のボウルリングのセット
▲レンジで加熱が終わったら、最後に少しの牛乳を注いで混ぜて完成!
能登屋さん:
「お鍋でシチューをつくると、火加減を見たり、かき混ぜたりする必要がありますよね。レンジにセットしてしまえば自動で調理してくれるので、その間、ほかの作業に時間を使うことができるのも助かります。
短時間でつくれたのに、想像していたよりもずっとおいしく仕上がって、家族にも大好評でした。公式レシピを見ていると、カレーや肉じゃがなどボタンひとつでできるメニューも豊富。慣れれば、自分のレシピでも応用ができそうです。
ボウルひとつで調理できて、調理後は食洗機に入れられるのもいい※2。朝に材料を切って冷蔵庫に入れておけば、夕飯前にレンジに入れるだけでいいので時短になりそうです」
*2 ボウルリング・角皿は食洗機非対応
毎日実感した “ちょっとした手間” を減らす機能
日々の生活でSTAN.オーブンレンジを使ってみて、能登屋さんがとくに便利さを実感したのが「延長モード」と「お好み温度」です。
能登屋さん:
「加熱終了後、もうちょっとだけ温めたいときに『延長』ができるんです。ボタンひとつで延長できるのは、シンプルだけど案外いままで見たことがない機能。時間や温度の設定いらずで追加で温めできるので、小さなことだけど手間が減りますね。
『お好み温度』は、できあがりの温度を設定できる機能。とくに飲みものを温めたいときは、いままでは加熱しすぎてしまったり、いまいちぬるいなんてことがあって。自分のは熱めに、子どものはぬるめに……と設定できるのはとても便利。
簡単なボタン操作なので、娘も自分で牛乳やココアを温められるようになりました」
コロッケや天ぷらなどのお惣菜の温め直しには「サクレジ」が活躍。レンジ機能での温め直しだと「中身は温かいけど衣がべちゃつく」、オーブントースターだと「外はサクサクだけど中心部が冷たい」という揚げ物のお悩みを解消してくれる機能です。
能登屋さん:
「忙しい日はお惣菜の揚げ物を購入することも。いつもは一度レンジ機能で温めてから、魚焼きグリルへ移してカリッとさせていました。おいしく食べたいからそうしていましたが、手間もかかって面倒だったんです。
STAN.オーブンレンジだと冷蔵庫から出してすぐのクリームコロッケも外はサクッと、中心までアツアツに温められました」
ハンバーグを約13分で。レンジとグリルのいいとこどりで料理上手に
▲奥行45cmのカップボードに収まるコンパクトさながら、間口は40.5cmと広々
レンジ機能で食材の芯まで熱を通し、自動でグリル機能に切り換える「レジグリ」機能も見逃せません。
中まで火が通りにくいハンバーグも、4人分なら約13分程度※3。メニューに合わせて焼き色の調整もできるので、料理のバリエーションが広がります。
能登屋さん:
「ハンバーグは来客時につくってみましたが、外はこんがりと香ばしく、中までしっかり火が通って、お客さまにも好評でした。人数分を一度にフライパンで焼くのは火の通りが心配だけど、いっきに焼けるのは助かりますね」
*3 下ごしらえの時間は含みません。食材の種類、形、大きさや使用環境などによって、できあがりが変わります。
レンジ機能とグリル機能が自動切り換えで使えるのは、角皿が陶磁器(セラミック)製だから。一般的なオーブンレンジは金属製の角皿が付属していて、レンジ機能では使用できないことがほとんど。STAN.の角皿はレンジ機能のマイクロ波を透過できる素材なので、角皿を入れ替えなくても自動調理ができるのです。
能登屋さん:
「角皿にクッキングシートを敷いておけば、余分に出た油もサッと処理できて、お手入れもかんたんでした」
STAN.オーブンレンジの詳細はこちら
オーブントースターで冷凍クロワッサンを焼いてみたら
▲パンの種類によって最適に焼き上げる9つの自動コースを搭載
STAN.のオーブントースターについても、使った感想を聞いてみました。じつは能登屋さん、8年前にトースターを手放したそうで……。
能登屋さん:
「ずっと魚焼きグリルで代用しています。トーストはこと足りていましたが、クロワッサンのような背の高いものを温めるときはどうしてもてっぺんが焦げてしまって。久しぶりにトースターのある生活を送ってみると、やっぱりいいですね。
うれしいのが『冷凍クロワッサン生地焼き上げコース』があること。冷凍クロワッサンをストックしておいて、休日の朝ごはんやおやつに焼き立てを楽しみました」
▲冷凍クロワッサンは、輸入食材店などで購入しているそう
能登屋さん:
「冷凍クロワッサン生地焼き上げコースは調理時間が60分と表示されるのですが、これは解凍する時間を含めて。これまでは、冷凍庫から出した生地を常温でしばらく置いておくステップが必要でしたが、解凍から焼き上げまで自動でやってくれるのが分かり、便利だなぁと感じました。
買ってきた食パンやロールパンも自動コースで最適な焼き加減でトーストできて、毎朝の食事の支度に活躍しています」
▲オーブントースターは扉まで分解可能。細かいパンくずまで掃除もしやすく衛生的
いまの自分に合う機能は、家電でも見つかるんだ
「もともと料理は好きだったけれど、仕事が忙しく、子どもの帰宅後に時間をかけたくないのが料理になってしまった」と話していた能登屋さん。
子どもにおいしくて安全なものを食べさせてあげたいという気持ちもありながら、手のこんだものをつくることはハードルになっていたようです。
今回、STAN.のオーブンレンジやオーブントースターを使った感想で、「いつのまにか家電の機能はずいぶん進化していたんですね」という言葉が印象的でした。
5年前には「自分には必要ない機能だ」と思ったことも、年月とともに技術も進歩して、いま見直してみると、イメージしていた以上のことをかなえてくれる存在になっているのかもしれません。
料理を再び楽しそうにしている能登屋さんの姿を見て、わが家の10年選手のオーブンレンジも替えどきだなぁと思ったのでした。
▼STAN.シリーズの詳細はこちらから
【写真】 佐々木孝憲
もくじ
能登屋英里
整理収納アドバイザー。小学1年生の娘と夫との3人暮らし。アパレル会社で15年間ディスプレイを担当したのち、2019年に独立してフリーランスに。インテリアやリノベーションの相談や、整理収納の相談を行なっている。この秋からフリーランス向けのオンラインサロンを開始。自宅のインテリアや暮らしについて発信しているインスタグラムも人気。Instagram:@eiriyyy_interior
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