【クラシコムのしごと】お店とお客さまの「今」を繋ぐ。インスタグラムチームに密着しました

編集スタッフ 岡本

当店で働くスタッフの様子をお届けしている不定期連載「クラシコムのしごと」。

今回は、インスタグラムを担当しているチームに話を聞きました。

商品やレシピの紹介だけでなくリール動画や文字入り投稿など、たびたび新たな挑戦をする姿を見かけるインスタグラムチーム。私自身、見逃していた素敵なアイテムに気付かされたり、愛用している商品の新たな一面を再発見したり、投稿を楽しみにしているいちフォロワーです。

当店のインスタグラムはこちらから

 

▲左から、森下、菅野、郡、石谷、この他に2名のインターン生を含めた6名体制で運営しています。

インスタグラムの運営は、MDチームが担当。日々のフィード投稿やショート動画の企画・撮影立ち合い、月に一度の振り返りなどの役割を6名で分担して担っています。

 

「今日、私はどんな気分?」と問いかけて

商品やレシピなど、毎日6〜8件ほど投稿をしている当店のインスタグラム。同じアイテムでも商品ページや読み物とは違う切り口で紹介されていることも多く、スタッフ間で新たな気づきをもらうことが多々あります。

郡:
「投稿をつくる自分自身の気持ちを大切にしよう、ということをチーム全体で意識しています。

SNSは流れが早い分、その時の出会いが大事な場所。なので、お客さまは『今』どんなことを知りたいんだろう、どんなものがあったら暮らしやすくなるんだろうと考えを巡らせています。

そういう時にヒントになるのが、自分や一緒に働くスタッフの声。お客さまの暮らしを想像しつつ、身近な人がリアルに感じたことを投稿に反映することで、暮らしに寄り添った内容にできたらいいなと思っています」

森下:
「例えばどんなレシピの投稿をするか迷ったら、一段と寒くなってきたから温かいものが食べたいな、でも金曜日って疲れているから冷蔵庫にあるもので作れたら嬉しい、というふうに考えていくと、自然と届けたい内容が決まります。それは商品の投稿を考える時も同じですね」

森下:
「細かいけれど、始めの一行や、文末の表現などもこだわっています。もし目の前にお客さまがいたら、こんなふうに話しかけたいな、『ですます』だけじゃなく問いかけるように書いてみようかな、と考えてみたり。

でもこれって、誰かに教わったわけではなくて、それぞれが自然にやっていること。インスタグラムでできる当店らしさってどんなことがあるだろう、居心地の良さってどうやったら作れるんだろうという意識がみんなに共通してあるのだと思います」

 

商品の「自分が一番好きなポイント」を言葉にして

昨年始めた「文字入り投稿」についても聞いてみました。

石谷:
「文字入り投稿のいいところは、矢印や丸抜きなどのデザインを活用して『この商品のここを見て!』ということを分かりやすく伝えられること。フォント選びや文字の大きさを工夫して、当店らしく届ける方法について模索しています。

もちろん投稿文にはその商品の魅力を詳しく書いているのですが、しっかり読み込むのって結構大変ですよね。なので伝えたい情報を写真に載せて届けられる文字入り投稿はお客さまからの反応もよく、喜んでいただけているのが嬉しいです」

郡:
「文字入り投稿でも、作成する人自身の視点やその時の悩みを最優先に作っています。これまであまり焦点の当たらなかった部分をピックアップできるので、この商品は前から知っていたけど、こんないいところがあったんだ! と出会い直すということがたびたびあって。新しい視点が得られるのって、眺めているだけでも楽しいなと思います」

▲「手が濡れにくいつくり」に着目したスタッフが作った投稿。個人的ヒットポイントとして全面に押し出したことでチームからの反応が大きかったそう。

日々たくさんの商品と触れ合い、その物のいいところについて考え続けているバイヤーの視点が、インスタグラムの投稿にも活かされているようです。

 

新しいチャレンジは、小さく始めます

もうひとつ力を入れているのが、リールと呼ばれるショート動画の更新。お気に入りポイントや使い方などを、スタッフがおしゃべりしながらお伝えするという内容です。

石谷:
「MDチームでの雑談で『もっと使っている人のリアルな声が聞きたい』という意見が上がって、どんな方法がいいか考えていました。

スタッフ同士で商品について話していると、自然とそれぞれが気に入っているところやこだわりの使い方などがポンポン出てきて盛り上がるんです。この様子をお客さまにも聞いてもらったらどうだろうと、リール動画に行きつきました。

こうやって使うんだ、これ私も好きだな〜というふうに私たちのおしゃべりを聞いているような気持ちで見てもらえたら嬉しいですね」

▲リール動画の撮影現場に行ってみると、今撮影しているの? と思うほどリラックスした雰囲気が漂っていました。

石谷:
「何か新しいことを始める時は、小さく、でも身軽にチャレンジするようにしています。お客さまにも人気のアイテムや長年の定番商品で試すことで、チャレンジのなかにもいつもの雰囲気を感じてもらえたらと思って。

大体1ヶ月ほど継続したらチームでの振り返りをするのですが、そこでは届けたい人にちゃんと届いているか、見てくれた人に楽しんでもらえているかという視点を大切にしています」

 

流れの早いSNSの世界。
楽しんでくださるお客さまに想いを馳せて

ここ半年でインスタグラムの統括をするようになった菅野。難しさと面白さ、そのどちらも感じているようです。

菅野:
「1ヶ月ごとに振り返りをしているのですが、毎月何かしらのチャレンジがあるので気付きや学びが多いです。フォロワーさんの動きや、いいね!の数など、ポジティブな結果に対して自分なりの仮説を立ててみるものの、正解がない分不安になる時もあります。

でも今までインスタグラムチームが意識してきた『お客さまにどう楽しんでもらいたいか具体的にイメージする』という軸に立ち返ることで、今何をすべきかブレずにいられる気がします。流れの早さゆえに『取りこぼしてないかな』と思う時もありますが、頑張って追いついていきたいです」

多くの方にフォローしていただいている当店のインスタグラム。数字だけ見ると大きすぎて全体像がぼやけてしまいそうですが、意識を向けているのは個人というずっと小さな単位でした。

日々トライを繰り返すインスタグラムチームをきっかけにお客さまの輪が広がっていくことを想像して、ここ最近はより一層わくわくした気持ちで投稿を眺めています。

 

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