バイヤー 森下

こんにちは、バイヤーの森下です。

本日は、SALON adam et ropéのシアーカーディガンをご紹介します。

実は、当店でこのブランドのお洋服を仕入れるのは、今回が初めて。

私自身、年齢を重ねるにつれて、これまで着ていた服がなんとなくしっくりこなくなることが増えてきています。

そんなときに出会ったこのカーディガンは、「今の私にちょうどいい」と素直に思えた一枚でした。

きっと、同じような感覚を抱えているお客さまにもフィットするんじゃないか。そんな想いも込めてセレクトしました。

その理由も交えながら、じっくりご紹介させてくださいね。

頑張らなくても、自然と垢抜ける。背伸びしないエレガントさ。

30代を過ぎてから、ふと感じることがあります。

「これまで似合っていた服が、なんだかしっくりこない……」

昔は、いい感じ！と思って着ていたカジュアルな服も、最近は一辺倒で物足りなく感じることが増えました。

カジュアルさが悪いわけではないけれど、「今の私らしさ」って、きっともう少し先にある気がする。

もう少し落ち着いた雰囲気とか、きちんと感とか。「ちゃんとして見える」って、案外大事なんだなと思うようになってきていました。

「品の良さ」みたいなものを取り入れたいと思った時に見つけたのが、このSALON adam et ropéのカーディガンでした。

以前の私にとってSALON adam et ropéは、「大人っぽいブランド」と言うイメージを持っていました。

エレガントさや艶っぽさって、まだ自分とは距離が遠い気がしていたけれど、歳を重ねるごとに少しずつ気になる洋服のテイストが変わってきて。

そんな時に、ふとSALON adam et ropéのラインナップを見てみたら、あれもこれも魅力的に見えている自分がいました。

それはきっと年齢を重ねたからこそ、ラフさの中にも「きちんとした要素」を自然と求めるようになっていたからかもしれません。

とはいえ、いきなり全身エレガントなコーディネートにチャレンジするのは難しいし、自分らしいカジュアルさも、もちろん手放したくない。

そんな時に、手持ちのカジュアルな洋服に合わせるだけでも、どこか洗練された空気をまとえるこのシアーカーディガンが目が入りました。

旬なシアー素材に、光を纏うようなさりげないラメが入っていて、少し艶っぽさがあるのに、ギラギラしすぎない。

手持ちの服と合わせても浮かずに、カジュアルとエレガントの間を程よいバランスで行き来してくれるんです。

一枚持っているだけで、背伸びせずとも自然と垢抜けてくれる頼もしさと安心感があるので、今年の春夏にぜひ！と熱い気持ちでオススメします！

涼しくて、冷えすぎない。夏の羽織りにちょうどいい。

私自身、寒暖差に弱くて、真夏でも羽織りものは必需品。

外は暑いのに、電車やカフェの冷房がびっくりするほど寒くて、すぐに羽織る。でも歩いてるとすぐに暑くなって脱ぐ。そんな“脱いだり着たり”を繰り返すのって、地味にストレスだったりしますよね。

でもこのカーディガンはシアー素材のおかげで、風はやさしく防いでくれるのに、体の熱はこもらない。冷房対策にもぴったりなんです。

一日中着ていても、暑苦しくないし、重ね着してる感じがないのも嬉しいところ◎

見た目を今っぽくアップデートしてくれるだけじゃなく、ふだん使いのストレスもそっと減らしてくれる、そんな頼れる一枚なんです。

「私にはどの色が合う？」3色、全て着てみました！

あまりにも気に入ってしまったので、今回は「私ならこう着たい！」と言う着こなしもご紹介させてください。

まずは何にでも合う、間違いないブラック。

私の今の気分は、カジュアルだけど少しシックに見えるコーディネートが最近気になっているので、チャコールのワイドパンツに細い白のボーダーTシャツに合わせてみました。

春夏にブラックを合わせると、コーディネートが沈むイメージだったのですが、シアー素材のおかげで軽やか。

肌がほんのり透けることで、印象がグッとやわらかくなって、「黒なのに抜け感」という、ちょっと嬉しいギャップがあります。

夜のお出かけや、気分を少しだけ上げたい日にもぴったり。いつもの黒とは少し違う、ほんのり艶っぽい大人のブラックです。

続いてはゴールド。

ゴールドはSALON adam et ropéならではの、大人な色味で個人的にも素敵だな〜と思っていたカラー。

ベージュとブラウンのいいとこどりのような絶妙なトーンに、アクセサリーのようにほんの少し光を添えるラメが入っていて、ぐっと品のよさと艶をプラスしてくれます。

ハレの日など特別な日にも活躍してくれそうなカラーだからこそ、今回はあえてカジュアルなデニム合わせを試してみました。

すると、あらびっくり！いつものTシャツやデニムに重ねても、なんだかいい感じ。

「華やかさは欲しいけれど、頑張っている感じにはしたくない」

そんな気分にも寄り添ってくれる大人なゴールドに、撮影中もスタッフと「想像以上に万能！素敵〜！」と盛り上がりました。

そして最後はグレー。

定番色ではあるけれど、最初は「ちょっとカジュアルに寄りすぎるかも？」と思っていました。

でも実際に羽織ってみると、どんなスタイリングでも軽やかさをキープできるのがこの色の魅力。

黄みや青みのない、ニュートラルなグレーだからこそ、モノトーンでまとめても堅くなりすぎず、ベージュや白などと合わせても、柔らかさと抜け感が出てくれます。

黒ほど強くなくて、白ほど甘くない。この「ちょうどよさ」が、大人のカジュアルにピッタリだなと思いました。

どの色を選んでも、きっと間違いなし。あとは今の自分にしっくりくる色を、ぜひ選んでみてくださいね。

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1枚羽織るだけで、「今の私」にちょうどいい。

気負わず着られて、ちゃんと映える。そんな頼れる一枚があれば、これから来る長い夏をもっと楽しくなる気がします。

春夏のワードローブに、迎えてもらえたら嬉しいです。

SALON adam et ropéシアーカーディガンはこちら

photo：小嶋洋平
model：伊里（AMAZONE）
styling：樽山リナ
hair&make：オオイケユキ

※5,6,7枚目は除く
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