【変わり続けるふたり】後編:昨日決めたことですら、疑っていい。「セオリー通り」をやめたら「怖がり」を乗り越えられた(佐藤 × 田中)
【クラシコムのしごと】希望を抱き、ゆっくりと育っていけたなら。2025年春、入社式で新しい仲間を迎えました
五分咲きの桜並木に小雨の降る、2025年4月1日。クラシコムでは、新卒入社のスタッフを迎えました。今年で3度目となるクラシコムの入社式、今回も当日の様子をレポートでお届けします。
一足早く、新卒スタッフがやってきました
入社式の朝、新卒スタッフが会場にやってきました。約半年間にわたるインターンシップで、配属先の先輩たちとはオンラインでやりとりを重ねてきましたが、オフィスで部署の先輩たちと会話を交わすのははじめてのこと。
そわそわした気持ちのなか、人事スタッフたちと、これからの動きを確認し、緊張をほぐしながら開始時間を待ちます。
入社式のスタートです
代表青木や副社長で店長の佐藤、チームの先輩たちが集まり、いよいよ入社式のスタートです。
式のはじまりは、佐藤のメッセージから。
「社会人のスタートの場としてクラシコムを選んでくれたこと、とてもうれしく思います。入社式でお話するのは3回目ですが、毎年この時期には、どんな言葉を届けようかなと考えながら過ごしています。今日は、1年後にふと思い出してもらえたら嬉しいふたつのことをお話します。
ひとつは、私が20代の終わりに出会い、今も大切にしている言葉『よく育つものは、ゆっくり育つ』です。これは村上春樹さんの言葉で、努力を怠らず、焦らず、愚直に続けていくことの大切さを教えてくれました。クラシコムも、まだまだ大きな木にはなれていないけど、はじめた時よりは、みんなと一緒に育つことができたかなと思っています。これからの仕事で焦ったり、自信がなくなったりすることがあっても、ぜひこの言葉を思い出してほしいです」
「もうひとつは、一人のユーザーとして利用していたところからスタッフになる時の変化について。入社したスタッフは時折、好きで見ていたサービスや商品だったとは言え中の人として関わるようになると『お客さまの気持ちがわからなくなってしまった』と言います。でもそれはとても自然なことです。わたしも定期的にそういう時期が訪れます。『わからなくなる』は『わかる』のはじまりです。安心してそのプロセスを歩んでください」
新しい年度のはじまりに、心のお守りのようなふたつのメッセージが贈られました。
佐藤に続き、代表青木からも、新卒スタッフへメッセージを贈ります。
「ようこそクラシコムへ。まずは『入社おめでとう』という言葉を贈りたいところですが、これから僕たちと過ごして『やっぱり入社して良かったね』と一緒に振り返れるように、その言葉は、3年後にとっておきたいと思います」
「最近、僕は『希望』について考えています。希望って、うまくいきそうな選択肢が何もないときにこそ発動する。つまり、先が見えない状況で、それでも前に進もうと決めることなんです。自分が想像している良いことは、いつどういう形で訪れるかわからないけど、いつか自分の身に訪れるだろうと希望を持ちながら生きていくこともできる。
ままならないことだらけでも、希望を持ち続けられる人が、未来を変えていける。クラシコムには、そういう希望の持ち方を一緒に見つけてくれる仲間がいます。これから一緒に頑張っていきましょう」
青木からの言葉を、新卒スタッフも先輩スタッフたちも、しっかりと受け止めました。
新卒スタッフが、いま感じていること
いよいよ新卒スタッフからのメッセージです。
「今日、青木さん佐藤さんのお話を聴いて、あらためて私が入社を決めた理由はこれだ、と感じたことについてお話します。それは、クラシコムのみなさんの伝え方が好きということです。遠回りを恐れず、直接的じゃなくても、すぐに伝わらなくてもいいという姿勢。便利で簡潔な言葉ではなく、これが心に残ってほしいという言葉を選ぶところに惹かれて、ここでみなさんと一緒に働きたいなと感じました。
これから私もみなさんのような伝え方ができるようになりたいです。お客さまにも、一緒に働くみなさんにも、家族や友人にも.......ゆっくりかもしれませんが、適切さのある伝え方をして、成長していきたいです」
新卒スタッフのまっすぐなメッセージに胸が熱くなり、クラシコムを選んでくれたことに大きな感謝の気持ちが湧いてきます。
「クラシコムに来てくれてありがとうございます。素直な言葉に、胸がいっぱいです」最後は配属先のコンテンツ開発グループのマネージャー田中から、お祝いの花束と言葉が贈られました。
無事に新しいスタッフを迎えることができた2025年の入社式。式の締めくくりには、青木と佐藤、田中と記念撮影をしました。
入社式のあとも1日は続きます
入社式のあとは、おまちかねのランチタイム。お弁当の中身は、キャベツの塩漬けにほたるいか、卵焼き。春の香りの詰まったお弁当に、ふたを開けた瞬間、思わず頬がゆるんでしまいます。
オフィスで先輩スタッフたちと一緒に過ごすランチタイム。ドキドキしながら話を聞いていたのもつかの間、それぞれの暮らしや気になっていること、最近の仕事など、おしゃべりに花が咲きます。
ランチのあとも各部署によるオリエンテーションが続き、日報を書き終えて、ようやく新卒スタッフの長い1日が終わりました。
新卒スタッフの姿に私たちも勇気づけられた新年度の始まり。一歩ずつ歩みを進め、みんなで一緒に成長を重ねた先に、いったいどんな景色が広がっているのでしょうか。新しい仲間を迎え、これからお客さまへお届けする楽しみも、ますます広がっていきそうです。
▼クラシコムのコーポレート公式Instagramでは、当日の様子をまとめたショート動画を公開しています。ぜひご覧ください。
新卒・第二新卒エントリー受付中です
クラシコムでは、ただいま2026年新卒採用ならびに、第二新卒(2023-2025年卒)の方を対象とした本エントリーを受付中です。本エントリーの締切りは、5/8 9:00amまで。下記のページをお読みいただき、たくさんの方にご応募いただけましたら嬉しいです。
感想を送る
本日の編集部recommends!
新定番の見つけ方
今のわが家に、ぴったりのハンドソープって?【SPONSORED】
春のファッションアイテムが入荷中です!
香菜子さんと作ったリネンブラウスや、重ね着しやすいタンクトップなど、今おすすめのアイテムが揃っています。
Buyer's selection|今欲しい靴とサンダル
毎年人気のレザーサンダルや、春の新作スニーカーなど、コーデを格上げしてくれるアイテムが入荷中!
【動画】北欧をひとさじ・春
何も考えない、をするために。思考のデトックスがはかどる欠かせない習慣