この特集では、当店で親しまれているアイテムの中でも特にお手入れが気になるものについて、そのケア方法をご紹介します。今回お手入れするのはメイクブラシです。
【きょうはお手入れ日和】03:毎日5秒のティッシュオフで長持ち。「メイクブラシ」のケア
編集スタッフ 藤波
一人暮らし時代から連れ添ってきた鍋や、旅先でひとめぼれした器、ずっと憧れていた北欧の木工品。
それぞれに思い出が詰まった暮らしの道具たちは、今ではすっかり生活に馴染んで、そこにあります。
普段目を向けることは少ないけれど、これからもずっと大切に使いたいから。今度の休みは、そんな愛おしい道具をお手入れしませんか?
用意するもの:
・コップやたらい
・洗剤(中性洗剤や弱アルカリ性の石鹸など繊維を傷つけにくいもの)
・キッチンペーパー or ティッシュ
ブラシを洗う
筆をぬるま湯に浸し、洗剤の泡が毛の奥まで
入るよう毛先を広げながら洗う。
固形石鹸の場合は、筆を直接置いて
くるくるしながら洗うのもOK。
よくすすぎ、乾かす
泡が綺麗に落ちるまでよくすすぎ、
▲キッチンペーパーなどで水を吸収すると◎水分を絞りながら形を整える。
▲なるべく筆どうしが当たらないように。小さな筆は1日、大きめの筆は2〜3日あれば完全に乾きます
筆部分を上にしてコップなどに立てかけ、
日陰で乾かす。
▼ティッシュの上をささっと3往復する程度でOKです
✔️使用後に粉をティッシュオフ
「毎日の使用後にブラシに残っている粉をティッシュで拭いて落としていただくと、ある程度綺麗になるので洗う頻度も少なくなります。とても簡単ですが、筆の長持ちにつながる侮れないお手入れです。
筆を洗うタイミングは、リキッドファンデーションやコンシーラーブラシなど液体用のものは3日に一回程度。それ以外はパッとみて毛先に化粧品の色が見える頃を目安にするとよいでしょう。
洗面やキッチンのシンクなど、色がついてしまっても気にならない場所で洗うのがおすすめですよ」(SUSU 越智さん)
なかなか習慣化できず悩んでいたメイクブラシのお手入れ。やってみると案外簡単なのに、達成感とすっきり感はひとしおでした。
さて、次はどんな道具をお手入れしましょうか?
もくじ
【写真】佐々木孝憲
【監修】株式会社越智 / 越智祐美子
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