連載|柳沢小実の、わたしが出合ったとっておき。 第2回『基本の食器。』

こんにちは。
もうすぐ新学期がはじまりますね。
学校はとっくの昔に卒業しましたが、
それでも春は気持ちがしゃんとします。
第2回目のテーマは「基本の食器。」です。
基本の食器は、毎日使うものだから
デザインはもちろん
使いやすさが最優先になります。
重ねやすい、重くない、手に収まりがいい、
使いやすい大きさ
そして、洗いやすさもかなり大事です。

お椀は親からもらったもので
(長いこと眠っていたいただきもの)
お茶碗は沖縄のやちむんです。
お茶碗は、このほかにもう一組あって
その時の気分で選んでいます。

夜ごはんは、煮物や蒸し料理を、
大きな鉢にわっと盛りつけることが多いです。
鉢はテーブルの主役になるから、
個性のある作家ものや民芸品も多いかな。
日本や北欧、フランス、スペイン
新しいものから古いものまで様々です。
ひとつで完結するアイテムは、
ちょっと冒険しても大丈夫。

取り皿は、脇をかためるアイテム。
柄ものの鉢に無地の取り皿を合わせたり、
逆に鉢をシックなものにして、
取り皿で柄を取り入れても
バランスが取りやすいです。
枚数は家族の人数分の2枚が基本。
お客さまが多い家ですけど
必ずしも5枚、6枚と揃えていなくて、
似たサイズで2枚×3種類などと
いろいろ混ぜて使っています。
だって、お皿を揃えるのって
テーブルコーディネート的にはキレイだけど、
うつわ好きとしては、少しずつ色々欲しい。
バラバラでも、同じ人が選んでいるから
どこかに統一感があって、
ふしぎとちゃんとまとまりますよ。
“バラバラのうつわ”初心者の方は
同じシリーズで色を変えたり、
色を統一して柄違いにしてみては。
そして、慣れてきたらもっと色々混ぜてみて。
取り皿や小皿などが挑戦しやすいので
どうぞお試しください。
テーブルの上に絵を描くように
もっともっと自由に楽しみたいですね。

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大人のおしゃれを探して 柳沢 小実 大和書房 2014-02-12 |
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