店長　佐藤

近所の花屋さんの店先に今年も
箱にどっさり入った球根が
並び始めました。

「今年こそっ！」と心に決めていたので
球根の水耕栽培にチャレンジしてみようと
ヒヤシンス、水仙の球根を一つずつ購入。

さて、買ってきたはいいものの・・・
球根の水耕栽培と言えば
ガラスの器の上にチョコンと
球根がのった絵図らに憧れてるばかりで、
実際の正しい育て方については
全くと言っていいほど
知識がない自分のことをはたと思い出し
焦りました（笑）

カタチから入ろうとしちゃった～
どうしよう～

そうだ、
socukaさんに相談してみようと思いつき
当店のお花まわりの特集で度々お世話になっている
フラワーアーティストのsocukaさんに
早速質問してみることに！
（「多肉とくらす」もただいま公開中）

すると、サービス精神満点のsocukaさん、
色々ためになることを教えてくださいました。

個人的には
「そうだったのか、目から鱗」
と思ったポイントもあり。
その幾つかを書いてみますね。

ポイントその1
球根自体が水につかないように。

まずわたしが迷ったのが
買ってきた球根を
花瓶の上にのせたはいいものの、
お水をどこまで入れればいいの？
ということでした。

socukaさんからの回答によると
【球根自体は水につかないように、
球根の下ぎりぎりのところまでしか
お水は入れないように】
とのことでした。

「それでも、お水をいれる意味って
あるのですか～？」と聞いてみると
【意味があります！お水を探して
根が伸びていくんですよ～】
とsocukaさん。

水換えの目安は
一週間に一度程度とのことでした。

ポイントその2
根が伸びるまでは暗い環境で。

日当りなどの環境は？
これもわたしが知りたいことでした。

【根が伸びてくるまでは、
暗くしておくといいですよ。
球根に土（つち）の中と錯覚させるんです。
箱などを被せて暗くしておくのもお勧めです】

土の中と錯覚させる？
知らなかったー！と
唸ってしまいました。

我が家の場合は
日中は留守にしてることも多く
夜も一番電気をつける時間が短い
玄関にしばらく置いてみることに。

まだ新しい球根がやってきて
一週間ほどなんですが、
教えられた通り水を探すようにして
根っこがヒョローンと既に伸びていて
嬉しくなっちゃってます。

【芽吹いてきたら今度は
日当たりのよい場所に移動させ
早春に花が咲くのを楽しみに待つ】
これもポイントだそうです。

おまけのお話
球根の皮の色で咲く花の色が分かる？

さらにsocukaさんが
おまけ情報を教えてくれました。

ヒヤシンスの球根については、
皮の色で咲く花の色が
ざっくり分かるそうです。

白い花が咲く球根の皮は白っぽく、
紫色の花が咲く球根は
皮の色が濃いそう。

こちらも、なるほどーとなりました。
咲いてみるまで
分からないのかと思ってましたから。

 

まだ新しい球根を買って
育て始めたばかりだというのに
まめ知識を伝授していただいたおかげで
「カタチから入るのもいいもんだ」
なんて気分がよくなってきちゃってます（単純）

カタチから入るのも
それで生活が楽しくなることを考えれば
たまにはいいじゃないと思っているのですが、
球根の水耕栽培はカタチで終わらないように
花が咲くまで楽しみに大事に大事に
育てようと思います。
年明け頃には咲いてくれるかしら？？

 

◎登場したガラスの花瓶のこと◎
駅ビルなどでよく見かける
青山フラワーマーケットで買ったものです。
球根用というわけではないのですが
「ドロップベース」という名前の花瓶で
お値段もリーズナブルな上、
球根をのせてもぴったりでした。
ご参考までに〜。

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