【スタッフコラム】写真がくれる、日々へのパワー。
編集スタッフ 齋藤
(文:スタッフ齋藤)
このときの写真と思い出に力をもらっています。
さかのぼること2年。初めての北欧旅行へ行ったわたし。(当時の旅行記はこちらの特集でお届けしています)
育児休暇を経て仕事復帰という新生活がスタートして数ヶ月、1人でのお昼ご飯の時間やふとした瞬間に思い出す風景があることに気がつきました。それが、この北欧旅行の景色の記憶や旅のヒトコマです。
実はこの旅行では、カメラを2つ持っていきました。一つはデジタル1眼レフで、もう一つは『NATURA(以下ナチュラ)』というコンパクトカメラです。
(※ナチュラは現在生産が終了しています)
コンパクトカメラなので、本当に、ポケットサイズ。カバンにフィルムを数個とナチュラを入れ、首からはデジカメ。それがこの旅の定番でした。
旅行にはナチュラも持っていく!というスタイルは、ずいぶん前から続いている写真スタイルだったなあと思います。
フィルムカメラで撮った写真の大好きなところは、現像してみると、もう、その時の会話まで思い出されるくらい、柔らかくも鮮明に風景や旅のヒトコマを写し取ってくれるところ。
だから、気持ちのなかでもずっと写真と思い出が生きていて、これが日々の自分を勇気づけてくれたり、ちょっと非日常の世界に触れさせてくれるのかもしれません。
コンパクトカメラで撮ったのは、旅の断片ばかり。
北欧旅行で撮ったフィルムを現像してみると、そこに写っていたのは、旅の断片でした。
でもこれがどの場所で、何にキュンとして、どうして気持ちが動いたのかって、覚えているものなんですね〜。
(マリメッコのワンピースが似合うこと!)
(スウェーデンの現代美術館の一角)
(森の墓地のビジターセンターの脇)
(ヘルシンキへ向かうフェリーから)
(デンマークでは雨にも降られた)
(きっとまたいつか行きたいルイジアナ美術館への道)
ちょくちょく目にする場所に置きたいもの。
今、自宅のPCのデスクトップはこの旅行でのフェリーからの写真です。
こうしてちょくちょく目にする場所に、今の自分にハッと喝をいれたり、元気をくれるようなものを配置するって、結構大事ですよね!笑
次に行く旅行の計画はまだ立っていませんが、また必ずコンパクトカメラも持参してしまうんだと思います。
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