【スタッフコラム】どう考えますか?願いを叶えるまでの距離は、最速がベストなのか。
編集スタッフ 田中
文・写真 スタッフ田中
願いを叶えるまでの距離って、一定ではありませんよね。
秋雨がながく続きますね。そんなときは、しずかで内省的になりませんか。きょうは、最近ちょっとだけ思っていることを書いてみようと思います。
「願いを叶えるまでの距離」というのは、わたしなりの言葉です。願いなどというと大げさですが、何かをやり遂げた!もしくは、取りかかりはじめた!となるまでにかかる時間を指しています。ここが「長い」のが自分の特徴でした。
わたしは自分のことを「のんびり亀さん」だと思っています。これは、自他ともに認めるものでして、大学時代にお世話になった方から、卒業式のはなむけに手渡されたメッセージカードには「まっすぐ行けば5分で着くところへ、30分かけていた。今思えば無駄ではなかった。むしろ羨ましい」と書かれていました。
当時は亀さんでもいいから頑張れってことかな?と単純に思ってましたが、この頃その距離感が変わってきていて、じっくりと考えてみたかったんです。
炊飯器からお鍋へ、シフトがはやかった。
暮らしノオト9号では、料理家のワタナベマキさんがお鍋で炊くごはんのレシピを、紹介してくださっています。
この号を読んで、さっそくDANSKのお鍋でチャレンジ。それから炊飯器は一回しか使っていません。
「お鍋でごはんを炊きたい!」という願いが叶うまで速かったなーと自分でも驚いています。
ほかにも距離が短くなったこと、ちらほらと思い出せます。まあ、やってみて「あれれ?」と思ったら潔くストップしたりもするのですが(汗)
10年越し?でもまさか描くことになるとは思わなかったイラスト。
10年前のスケッチブック。
先月からお届けしている「今日のスケッチ」。
四人のスタッフが自由きままに描いていますが、まさか描くことになろうとは、思ってもみませんでした。
小さな頃からなんとなく描くのが好きだったのですが、10年前にも同じようなことを描いているのをみて「なんだ、やってみたかったんだな」と最近気づきました。
かれこれ何年かかっているんだか、これは実現までの距離が長かったものです。気づきに時間がかかるということもあるんですよね。
きっかけは、クラシコムへの転職があるかも?
社風というのは、不思議なものですが、けっこう影響するものだなと感じています。
クラシコムに入社したときは、わたしも含めて8人。(それでも当時は多くなった!と言っていました)当時から変わらないのは、「言葉にする」文化だと思っています。
仕事内容で少しでも異変や違和感に気づいたら、発言する。結果、大きな変化に結びつくこともないこともどちらもありますが、言えたことが、わたしに良い風を吹かせてくれました。先ほどのお鍋へのシフトが早かったり、いろいろとスピード感が変わってきたんです。
20代のわたしは「間違っていたら恥ずかしい」と感じて、言う勇気がありませんでした。
いま恥ずかしいと思わなくなっているかというと、まだ残っている部分もありますが、たぶん「言葉にする」ことで自分にも周りにも願いの「種」をまいていたのだと思います。
その「種」ってとても小さなものですが、蒔いてありさえすれば、水やりをすることができるんだなと実感しています。
ところで今、5分で行けるところを、いったい何分で歩いているのでしょう?仕事もふくめて、ぐるっと自分を見渡したとき、5分で到着しているときもあるし、あれ?時間かかってるなあというときもあるんです。
その長短は、たんに短ければいいということもない気がしてきました。だから「ああ、んも〜苦しい」となったりも。日々のささいな願いから、あこがれが実現するような願いまで、いろんな方の距離感が知りたいなあと思うこの頃です。
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