【ワードローブお買い物計画】第2話:かしこい買い物のため、お店にいく前にする下調べのポイント。
編集スタッフ 田中
写真 鈴木公平
4話連載で、エッセイストの柳沢小実さんに、ワードローブお買い物計画をお聞きしています。
前回の第1話では、自分にあった服選びのコツをお聞きしました。クローゼットダイアリーをつかって、よく着る服のタイプを見定めたり、雑誌などで次のシーズンに何を買い足そうか、考えたり・・・。
さて今日は、買い足したい服のイメージが大体決まったところで、お買い物前に柳沢さんがしている2つのことに注目しましたよ。
なるべく具体的な買い物リストをつくる
柳沢さんが毎回つくっているのが、「買い物リスト」です。
上はちょうど今回の2015年-2016年秋冬のもの。予算、色、形だけでなく、いまクローゼットにある服と合わせたい、セールで買い足したいものなど、具体的な内容でした。
柳沢さん:
「今回はコートに予算をだいぶ割き、その分ほかのアイテムはリーズナブルなものを見つけました。私の場合は、10年20年というスパンではなく、もう少し短いサイクルで服が変わっていくほうだと分かったので、予算のかけ方も臨機応変に変えているんです」
コートは過去2年くらい着ていたチェスターコートを毎日のように活躍し着倒したから、そのアップグレードという意味で、値段は張るけど良いものを選んだといいます。対して真冬の間だけのムートンブーツは、暖かさという機能を果たしてくれるものとして安価で良いと判断したのだそう。そういう細かな情報も全部書き込んでありますね!
左側、青字でいろいろな条件が書かれています。赤い字でブランド名やカラーが書かれていますが、最終的な商品の決め方は次のポイントでお話しますよ。
こうした書き込みがあると、衝動買いが防げそうですね。どんなものが欲しいか、頭のなかのことを全部書き出しておくのは、とっても有効だと思いました。
▲今年購入したもの。(第3話で詳しくご紹介します!)
形、色、価格などの下調べをする。
いよいよ、お買い物!の前に、もうひとつすることがあります。それは、「どこのお店、ブランドで買うか?」ということ。
その下調べに使っているのがインターネットのファッション通販サイトです。雑誌にも服の情報は載っているけれど、比較検討をバッとできるのはこちらのほうが簡単だと柳沢さんは言います。
柳沢さん:
「ブランドとかお店の雰囲気で舞い上がって、そこだけで服を選んでしまわないように、こうして下調べしてから買い物に行きます。
まずは、自分が欲しいもののアイテムで『ニット』『白』などで絞って。このとき、ブランドを外しておき、人気順にするのもポイントです。思わぬブランドに自分の気に入る形があるかもしれませんから」
【具体的な検索方法】
(1)ニット、カーディガンなどのアイテムを絞る
(2)色を絞る
(3)ブランドは外す
(4)人気順にする
この検索でヒットした商品を順番にみていき、予算、素材などで買い物リストに書いた理想形に近いものを探していきます。
この作業を終えると、ようやく「どのお店・ブランドで、どのアイテムを買う」のかが決まりますね!
あとはお店にいって、試着してみて決めるそうですよ。ここで、ようやくお買い物も終了!かしこいお買い物のために、お店に行く前に必ずしようと思いました。
お店に行く前に、柳沢さんがしていること
・買い物リストには予算、形、色、なぜ欲しいかなど、具体的な情報も書きこむ
・ファッション通販サイトで、どのお店にどんなアイテムがあるかをリサーチ
きょうは、お店に行く前にする買い物リストの作り方や、下調べのポイントをお届けしました。次回は、いよいよこのお買い物計画で購入した服を見せていただきます!ぜひお楽しみに。
もくじ
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