【着まわし上手になれるコツ】第5話:ボーイッシュすぎない、リュック・デイパックのスタイル
写真 鈴木公平
全6回連載で、スタイリスト・佐藤かなさんの「明日つかえる着まわしアイデア」特集をお届けしています。
第5話は「リュックサック・デイパック」を取り上げます。佐藤かなさんはご自身もリュック好き。打ち合わせ時も、撮影日もリュックでしたよ。そんなかなさんなりのスタイルをお聞きしましたよ。
ボーイッシュすぎないリュックスタイル
荷物がたくさん入って、両手があくので、とても便利なリュックサック。でもどうしても山登りっぽくなってしまったり、ボーイッシュさが行きすぎて、なかなか大人の女性がタウンユースにするのに難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、シンプルな単色のリュックを用意し、コーディネートを2例つくっていただきました。ここから女性らしさを失わないポイントを紐解いていきますよ。
それではまず2つのリュックスタイルをご覧ください!
リュック×Aラインのワンピース
靴:EXPERT、リュック:marimekko/METRO/ブラック
シンプルなデイパック×かわいい柄もの
トップス:ADIEU TRISTESSE、ボトム: SOIL、靴:ノーブランド、リュック:Herve Chapelier
2つのリュックスタイルをお届けしました。このコーディネートのなかに共通して隠れているポイントで、「女性らしさ」を失わないスタイルになるんだそうです!
さっそくポイントをみていきましょう。
裾がひろがるAラインのかたちになるように
佐藤かなさん:
「リュックのとき、わたしがよく着る組み合わせです。ワンピースやスカートにしてAラインをつくると、リュックでもガーリーさを出すことができると思います」
佐藤かなさん:
「ボトムはパンツでもいいけれど、やはりAラインになるようにしてみてください。
2つめのコーディネートではふわふわ広がる長めのキュロットにしました。素材の透け感もあって可愛いですよね。
センタープレスパンツやワイドパンツに、コンパクトなトップスをあわせて、上下のフォルム全体でAラインにするのもいいかもしれませんね」
ガーリーなモチーフと柄を選ぼう
佐藤かなさん:
「単色のリュックには、服に個性をもたせるとバランスが良いでしょう。1つめのコーディネートにはエスニックな柄のワンピ。2つめのコーディネートではフリルのついたニットに、水玉の柄があるワイドパンツをあわせました。
柄やモチーフがかわいくて甘さがあり、シンプルなデイパックでも女性らしさを失わないコーディネイトになったと思います。
ビビッドカラーなどが入ったスポーティタイプ、発色がきれいな色のリュックには、落ち着いたトーンの服をあわせるといいと思いますよ」
▲エスニックな柄のワンピース
合わせる服の形を意識する、というのは佐藤かなさんのスタイリングの肝といっても良さそうなポイントです。今回のリュックでも、「背負ったときの自分のシルエットは見たことがなかった」と気づきました。
また、柄ものを持ってくるというのも新鮮な発見だったので今度からあわせてみようと思います。
次回、最終回は「スニーカー」のスタイル。大人が履きこなすスニーカースタイルのコツを教わりましたよ、ぜひお楽しみに。
【今回使用した服(私物以外)】
コーディネート01. ワンピース:conges payes ADIEU TRISTESSE(コンジェペイエ アデュー トリステス)/¥26,000 コンジェ ペイエ アデュー トリステス 03-6861-7658 、靴:EXPERT(エキスパート)/¥14,000 ビューカリック アンド フロリック 03-5794-3553
コーディネート02. トップス:ADIEU TRISTESSE(アデュー トリステス)/¥22,000 アデュー トリステス 03-6861-7658、ボトム:SOIL(ソイル)/¥14,000 ビューカリック アンド フロリック 03-5794-3553
もくじ
これまでのおしゃれ連載はこちらからご覧いただけます!
↓佐藤かなさんの著書はこちら。
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