【スタッフコラム】色鉛筆の匂いに包まれた教室を思い出す「国語の教科書」
編集スタッフ 青木
息子が小学校に上がってから3年間の間に、毎日欠かさず出る宿題があります。
漢字のプリント、算数のドリル、国語の教科書の音読です。
大人になって、やっと宿題しなくてよくなったのに、子供の宿題を見るというミッションがあるなんて!イヤイヤやっている宿題を見守り続けるのは、なかなか忍耐が必要です。けれど、時々「へ〜!」と思う事もあります。
それは音読の時。
今日はどんなお話かな?と耳を傾けていると、私が子供の頃に勉強していた内容が、子供の口からつるつる出てくる事があるんです。
驚きと懐かしさと嬉しさが込み上がり、いつも色鉛筆の匂いがしていた教室の事まで詳細に思い出されテンションが上がります。
読み終わったそばから「そのお話知ってる!私も同じことを学校で勉強したよ!」と伝えると、子供も嬉しそうに話にノッてきますし、イヤイヤの空気がちょっと緩和されることも。
子供の頃に勉強する内容は、時代が変わってもそんなにお大きくは変わらないだろうと思ってはいたけれど、まさか本当に同じ題材が出てくるなんて。ちょっと嬉しくなってしまいます。
ちなみにこれまで「おお、同じ!」と思った内容で今すぐ思い出されるのは、
「くまの子ウーフ」
「ふたりはともだち」
「スーホの白い馬」
「ちいちゃんのかげおくり」
などです。
案外覚えているものなんですね。もしかしたら、みなさんにも思い当たる題材ではないでしょうか。
もしも機会があったなら、教科書を開いてみてください。懐かしい教室の匂いと、見た事のある内容にしばしキュンとします。
(背表紙のイラストがかわいい♪)
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