【ご機嫌をつくるモノ】頑張る時間を支えてくれるのは、いつも手元にある道具でした。(渋谷有美さん)
編集スタッフ 青木
渋谷有美さんのご機嫌をつくる、お仕事の相棒。
日々繰り返す家事であったり、ちょっと苦手な仕事であったり。暮らしのなかには「よし、がんばろう」と踏み切るきっかけを必要とする場面がたくさんあります。そんな時、わたしたちの背中をおしてくれるモノって何だろう?
この連載では、様々な立場にいる方に聞いた、自分を「ごきげん」にしてくれるモノを紹介していきます。
本日は、『itonowa』というカフェと『itonowa Life 』という雑貨のお店を営む渋谷有美(しぶやゆみ)さんに、「ご機嫌にお仕事するために欠かせないモノ」というテーマで話を伺いました。
買い足してずっと使っている
お仕事に欠かせない3つの道具
UZAKIさんのリネンエプロン
「身につけるとお仕事スイッチが入ります。」
最初にご紹介いただいたのは、アンティークリネンを使った作品を作っている「UZAKI」さんのリネンエプロン。itonowa Lifeで催されるUZAKIさんの展示会で、毎年一枚ずつ買い足しているのだそうです。
渋谷さん:
「朝、カフェでの仕込みの際にキュッとエプロンを着けるとお仕事スイッチが入ります。
それに、真っ白なエプロンは気持ちが引き締まり、清潔に保とうという気持ちも生まれるので、動きが丁寧になっているような気もします。だからなのか、あまりエプロンが汚れないんですよ。
こちらのエプロンは身につけることが負担にならないほどに軽いから首がこらず、乾きも早くシワも気にならないので、同じものを何度も買い足して使っています」
カロカロハウスのアロマオイル
「後かたずけの時間が、リフレッシュタイムになる。」
香りのもの全般が大好きな渋谷さんにとって欠かせないのが、アロマオイル。
ご紹介いただいた「カロカロハウス」のアロマオイルは、お店のお取り引きがきっかけで愛用するようになったのだそうです。
写真のフレーバーは「breath reef」。森林で深呼吸しているような清々しい香りです。
渋谷さん:
「ユーカリ・ラベンダー・ペパーミント・ティートゥリーのブレンドです。アロマオイルなど、香りのものは全般的に大好き。
でも食べ物を提供するカフェでは香りのもの使用は控えているので、カフェの営業を終えて、雑貨と洋服を扱うitonowa Lifeでの清掃をはじめる時に使っています。
小さな器に水を入れ、そこにアロマオイルを数滴。香りが広がるとリラックスして、少しリフレッシュします。
まだまだ仕事は終わっていないけれど、香り広がるこの一瞬が、慌ただしさをリセットし一息つける瞬間なのかもしれません」
三菱ボールペンuni-ball signo 0.38mm
「苦手な帳簿付けも伝票も。ずーっと前からこれ一本です。」
最後に紹介してくれたのはボールペンです。何がきっかけかを忘れたくらい、昔から愛用しているそうですよ。
渋谷さん:
「帳簿付けはもちろん、お客様へのお手紙や伝票書きにも。とにかく書きやすいので、ずーっとこのペンです。
線の細さは0.5mmでもなく、0.28mmでもなく、0.38mmがお気に入りです。苦手な事務作業も書きやすいペンのおかげではかどりますし、後で帳簿を見直した時も気持ちがいいんですよ〜」
欠かせない相棒であり、気持ちの切り替えにもなっていたんですね。
本日は渋谷さんに、ご機嫌にお仕事するために欠かせないモノをご紹介いただきました。
選んでいただいた3つの道具は、繰り返し買い足し、気がつけば長いあいだ使って頼りにしてきた、渋谷さんにとって本当に無くてはならないモノたちでした。
仕事の中には得意な事と苦手な事がいつだって同居しています。だからこそ、使う道具の果たす役割は大きいのかもしれません。渋谷さんのお話を伺っていたら、それを大切にすることが、健やかな心で日々の仕事に向き合う力になっているような気がしました。
今日はひとまず手を止めて、自分をごきげんにしてくれるモノについて考えてみませんか?
(つづく)
▽渋谷さんの著書はこちらからご覧いただけます。
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