【店長コラム】歳を重ねたからこそ「自分ごと」に変わるモノがある。
店長 佐藤
ずっと近くにあったはずなのに、それがはじめて「自分ごと」になる瞬間を経験することってありませんか?
「いつも近くにある」というのと「自分ごとになる」というのは、全く別モノなのだと実感させられる瞬間です。
わたしも最近、このことをハイカットスニーカーで経験したばかり。周りにはいつでも愛用している人がいたというのに、「自分のモノ」にはしてこなかった。
ハイカットがこんなにも頼もしいことに今まで気づかなかったなんて勿体ないとも思うけれど、この歳になって抱く”お悩み”があるからこそ気づけたのかもしれません。
足首を出せなくなってくる年頃なわけです…
30代の終わりに差しかかった頃だったでしょうか。
春・夏・秋・冬という一年の巡りのなかで「素足でいられる時間・くるぶしや足首を出したスタイルでいられる時間がどんどん短くなってきたなぁ」と残念に思うことがありました。
どうしても身体が冷えやすくなってきているのか、足首を出すスタイルは春や秋はギリギリ、確実にいけるのは真夏だけ?というのが現状に(涙)
とはいえ、雑誌をめくればそこには「手首や足首を露出することで”こなれ感”をだせる!」なんていうアドバイスが。
「もちろん、こなれたい。こなれ感出したいっす。けれどー!」と、雑誌のページを見つめながら心のなかで呟く昨今でした。
そうなると、今度は「靴下」えらびに悩みます…
(たくさんの失敗を経て、大切に履いているお気に入りの靴下の一部)
パンツスタイルが圧倒的に多いわたしは、ボトムの裾から足先までのコーディネートに悩むことになりました。
どんな靴下をはき、どんな靴で締めようか。
せっかくトップスやボトムがお気に入りなのに、足元で台無しなんてことになりたくなーい。そんな葛藤と研究を重ねる日々が続くことになります。
ファッションにまつわる買い物でわたしが何にも増して失敗しているのが『靴下』だと思います。「この靴下なら、合わせやすそう!」「この靴下、ちょっと個性的でいいなぁ」そんな好奇心とチャレンジ精神にまかせて色んな靴下を買いましたが、その分たくさんの失敗をしました。
そこに現れたハイカット。これで大好きなワイドパンツも活かせる!
いつも立ち寄るシューズショップの店員の方と何気なくそんな話をしていたら、「ならばハイカットのスニーカーを履かれたらいいですよ!」と言われました。
あまりにも爽やかに、ポーンと威勢よく勧められたので「はい!では!」と素直に試し履きしてみたわけです。
たまたまその日のボトムはワイドパンツだったのですが、CONVERSE ALL STARのハイカットをあわせてみたら、ワイドパンツの裾のボリュームがハイカットスニーカーでしっかり着地するようなバランスに見てとれて「なんだかいいんじゃないの?」となりました。
かつ冷えやすい足首も覆ってくれる。靴下もちょこっとしか見え隠れしないので今までよりはコーディネートに頭を悩ませなくて済みそう。タイツと合わせてもいいだろうなぁ。グッドポイントが頭のなかを駆けめぐりました。
営業トークとはいえ「お似合いです」なんて言っていただき、浮かれて買って帰った。これが、ハイカットスニーカーを「自分ごと」にした瞬間です。
以来、色違いを買い足したり、もっぱらハイカットの靴ばかりを探してしまう日々が続いています。
大好きなワイドパンツとの相性がいいのは本当にうれしくって、ワードローブにおけるワイドパンツ率のほうも急上昇中です。
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