【世界で当店だけ】あの北欧ヴィンテージの「Pomona」をARABIAと復刻! 店長佐藤の使い方も聞きました


本日発売となった、北欧ヴィンテージシリーズ「Pomona(ポモナ)」。北欧食器を代表する、あの老舗テーブルウェアブランド「ARABIA」と当店とが、はじめてコラボレーションした復刻プロジェクトです。
しかも、世界中で当店だけが先行販売することが叶いました。かつこの3つのベリーの絵柄については、国内では今後も当店のみの取り扱いとなります。
そんな奇跡のような話が実現するまで、1年以上前から準備を重ね、こうして今日無事に発売を迎えることができました。今回の復刻プロジェクトが実現するまでには、どんな経緯があったのでしょうか? 改めて店長の佐藤に話を聞いてみます。
お客さまに大人気だった
あの「北欧ヴィンテージ」が復刻!?


当店でも多数取り扱いがあるARABIAの器たち。日本支社の方から「Pomona」シリーズを復刻できるかもしれないと聞いたとき、佐藤は大きく胸を高鳴らせたといいます。
佐藤:
「創業してしばらくの間、北欧ヴィンテージの器を買い付けながら販売していたときに、Pomonaシリーズは毎回すぐに売り切れてしまうような大人気商品だったんです。とくにジャムポットが人気で、現地で見つけたら『お客さまが喜んでくださる果物柄だ』と、嬉しくなった気持ちを今でもよく覚えています。
だからもし本当に復刻できるなら、当店で取り扱いたいだけでなく、当店だけの限定企画にできないかと思いました」
フィンランドのARABIAとのご縁
かねてから、今はヴィンテージでしか手に入らない北欧の器を、当店で復刻できる日が来るといいなと願っていた佐藤。そんな願いを強めていた矢先、ARABIAの日本支社を通して本国で「Pomona」シリーズの復刻の話が動き始めていることを知りました。
個人的にも思い入れのあるシリーズだったこともあり、Pomona復刻の企画にぜひ関わらせてもらえないかと、日本支社を通して本社への働きかけを始めることに。
その後しばらくして、今年の春に本社からシニアコマーシャルマネージャーEwa Ojanenさんが来日され、クラシコムのオフィスを訪ねてくださいました。佐藤がEwaさんに会ったのはこの日が初めて。Ewaさんから「ムーミン」80周年への思いなどもお聞きしたのち、佐藤からもどんなところにシンパシーを感じているか、自分たちは20年近くどんなことを大事にしてきたのかを直接伝える機会となりました。
ここで繋がったご縁をもとに、復刻のプロジェクトがより前向きに進み始めたのです。


18年、お店を続けられたから
実現できた復刻です
佐藤:
「18年間、お店を楽しんでくださるお客さまがいらっしゃったから出来たことですし、お客さまにも当店にも、ARABIAの方々にとっても三方よしの信頼関係があったからこそ実現したことだと思います。
そしてこの復刻販売が、新しい希望の種となって、ここから先また広がっていく予感もしています。具体的には、20周年に向けて私たちの出発地点である北欧にまつわる企画をいくつか進行中で、Pomonaはそのはじめの一歩です。お店としての大きな取り組みでもあるので、ぜひお客さまにも一緒に楽しんでもらえたならと、今日まで準備を進めてきました」


復刻版「Pomona」シリーズのなかでも
店長佐藤おすすめは小皿とジャー


今回のラインナップのなかで、豆皿サイズの小皿とジャーに特に注目してほしいと佐藤。
佐藤:
「以前、国立に実店舗があったときに個人的に買ったARABIAパラティッシの11.5cmの小皿*を、ずっとスタメンの器として愛用しているんです。
餃子を食べるときの醤油皿にしたり、味見皿にしたり、おたまの一時置きにもなりますし。お弁当のおかずの残りをのせてラップして冷蔵庫に入れておき、夕飯の足しにするときなど、本当に色々なシーンで活躍する優れもの。ただ焼いたウインナーをのせても、寂しくないどころか、可愛い!と気分が上がるところにも、北欧の器のパワーを感じます」


佐藤:
「今回、同じARABIAの器ということで、11.5cmのパラティッシ*と同じ型で、Pomonaの小皿をデザインしてもらいました。本国のデザイナーさんに日本の食卓での使い方を伝えたら、柄の配置まで変えてくださったんです。
ジャーも、当初はもっと大きなサイズを提案されたのですが、日本の暮らしでも使いやすいように、今回新たに300mlというサイズを作ってもらいました。
北欧の器をはじめて買うという方でも手に取りやすいよう、既にいろいろ持っている方にも買い足しやすい、幅広い方におすすめの器に仕上がりました」
*現在は廃盤となっています。
わが家では、こんな風に使ってみたいです
01. breakfast


佐藤:
「平日の朝はいつもバタバタで、子どもを送り出した後にキッチンで立ったままトーストをかじったり、ダイニングテーブルでメイクしながら朝食を簡単に済ませることも多くて、せめて器のパワーで気分を上げられたらいいなと思いました」


佐藤:
「Pomonaのマグカップなら、インスタントのコーヒーもより美味しく感じられます。それにトーストだけじゃ寂しいかなと、カットフルーツを入れたボウルを食卓に添えるだけで満足感があります」


02. coffee break


佐藤:
「仕事で行き詰まったときに、気分転換のためにあえてドリップコーヒーを淹れるときもあるのですが、そういうシーンでぜひジャーとマグを使いたいです」


佐藤:
「ジャーは、思った以上に密閉性があって、ちょうど100gのコーヒー豆が1袋入りきるのはうれしい発見でした。ストロベリー柄にはコーヒー豆を、ブルーベリー柄にはハーブティーを入れるなど柄で用途を分けて、棚にスタッキングしてもかわいかったです」


佐藤:
「午後もうひとふんばりしたいとき、コーヒーに甘いものを添えるのにも、小皿はちょうどいいサイズ感でした。クッキーの隙間からチラっと柄が見える感じもかわいかったです」


家で使うとしみじみ感じる
北欧デザインの良さ


佐藤:
「こうして自宅で使ってみたら、どの柄を選べばいいのかわからなくなるくらい、もう全部が素敵で欲しくなってしまいました。
強いて「これが一番」と言うなら、どの柄もかわいいので悩ましいですけれど......私はストロベリー柄かな。でもブルーベリーも爽やかさと大人っぽさがあってヴィンテージでも大好きだった絵柄なので、やはり1柄に絞りきれないかもしれません(笑)」


佐藤宅のあらゆる場所において写真を撮るうちに、私もぜんぶが欲しい!という衝動に駆られました。撮影を終えて帰宅してから、おうちのインテリアや食器棚を眺めながら、どの柄がいちばん合うだろう?と妄想コーデに浸るのも楽しい時間でした。
もしご興味持っていただけましたら、皆さまもぜひご自宅のダイニングテーブルには、食器棚には、手持ちの器やキッチンにはどの柄が合うだろうと、選ぶプロセスも楽しんでいただけたらうれしいです。
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