【あの人が着てみたら】ラフなニットにも。シックなジャケットにも。青木沙織里さんの私服コーデと「大人のカーゴパンツ」

冬にあたたかくて安心。そして、ベーシックなコーデのアクセントにもなる個性のあるパンツがあったなら。そんな想いのもと、ウール100%でつくった、大人に似合うカーゴパンツができました。
春に販売した「大人のためのきれいめカーゴパンツ」と同じシルエット・サイズ感で、新たに冬仕様となった、今おすすめしたいカーゴパンツです。
この特集では、春にも素敵なカーゴパンツコーデを見せてくださったモデルの 青木沙織里 さんに、冬のカーゴパンツ着回しコーデをご紹介していただきました。

ウール素材のあったかカーゴパンツ
10代・20代の時から、洋服が大好きです。

おしゃれな私服の着こなしがクラシコム社内でも話題になっていた青木さん。
モデルのお仕事と並行して、今年の初めごろアパレルブランド「Huminaa(フミナ)」を立ち上げました。上質な生地を使い丁寧に作られた肌着をはじめ、ベーシックながらおしゃれ心をくすぐるような洋服を数多く手がけられています。
▲洋服はもちろん、アクセサリーも長年愛用しているものがほとんど。べっ甲と黒縁の眼鏡は、20代の頃にパリの『agnès b.(アニエスベー)』で購入したものを今も愛用しているそう
青木さん:
「10代・20代の時から、本当に洋服が大好きです。とくに色の組み合わせを考えている時間が好きで、コーディネート全体のバランスを考える時間は楽しくて。
それから洋服や小物を選ぶときは、長く着られるもの、身につけられそうだなと感じるものを選ぶようにしています。
昔からそれほど洋服の趣味は変わっていなくて、20代の時に買ったアイテムを今も身につけているくらい物持ちが良い方ですね(笑)」

青木さん:
「今回のカーゴパンツも、ウール100%の生地で作られた上質さがあって、長く愛用できそうだなぁと感じました。
生地の表情がやわらかく品のある印象なので、カジュアルなカーゴパンツのイメージとも全く違っていて。どちらかというと、柔らかで優しい雰囲気でコーデに合わせられるなぁと。
『暖かな冬のウールパンツ』として、誰かにおすすめしたくなるパンツですね」
カーゴパンツの魅力についても早速話してくださった青木さんに、ネイビーとアイボリーのパンツをはいていただき、私服でコーディネートを考えていただきました。
青木沙織里さん(167cm)の
冬のカーゴパンツ着回しコーデ
<Tサイズ着用>
01
ボーダー×カーゴは間違いなし。
ラフに着ても大人っぽく合わせやすい

▲ワンポイントが効いたカットソーは、青木さんのブランド「Huminaa」のもの
青木さん:
「ネイビーのカーゴパンツに、ボーダーの服を合わせたいなと思って、ボーダーのカットソーにスニーカー、上から黒のロングコートを羽織りました。
ボーダー×カーゴパンツの組み合わせは、間違いなしだと思っています。
コーデ全体の色味はシンプルにまとめていますが、差し色的にイラストが描かれたカットソーをワンポイントにしたり、黒縁のメガネや少し大ぶりのネックレスをつけて、全体のバランスを取っています」
▲カーゴパンツの裾は、紐で絞れる仕様。絞ってスッキリさせたり、絞らずにワイドなシルエットを楽しんだりと着こなしの幅も自在です
青木さん:
「ロング丈のアウターを羽織っているので、カーゴパンツの裾はあまり絞らず、ラフなストレートシルエットで合わせるのが似合いますね。
足元も裾でワンクッションするくらいの雰囲気がラフで可愛いかなと思って、紐はあえて緩く結んで合わせています。
ウール生地が上品な印象なので、ワイドシルエットでラフに着てもだらしなく見えないところが、私世代の大人にも嬉しいです」

02
コンパクトな丸襟ジャケットと。
裾を絞れば、スッキリ見えします


青木さん:
「次は、ネイビーのカーゴパンツに丸襟のジャケットとストライプのニットを合わせてみました。
丸襟の洋服は昔から大好きでよく着るのですが、少し幼い印象に見えるアイテムでもあると思うので、ネイビーのカーゴパンツと合わせてコーデ全体をちょっとダークな雰囲気にまとめてみました。
パンツに程よいボリュームがあるので、トップスにはコンパクトなシルエットのものを持ってきても似合うなと思います」

青木さん:
「トップスがコンパクトな分、こちらのコーデではパンツの裾はしっかり絞って合わせました。そうするとシルエットもきれいにまとまると思います。
裾を絞ると足元がすっきり見えるので、フラットシューズやパンプスなども合わせやすいですね。少しきれいめな格好で出かけたい時にもしっかり馴染みます」

03
「冬の白」を取り入れて。
青ニット×オフホワイトも優しい印象に


青木さん:
「アイボリーのカーゴパンツに、パキッとした青のニットを合わせました。
青いニットは、すこしボーイッシュなイメージもあるので、裾からシャツのフリルを見せたり、暖かみのあるチェックのストールと合わせることで、甘さとマニッシュさをミックスしたコーディネートにしてみました。
パンツのアイボリーの色味が優しいので、ハッキリとした色合いのニットとの合わせもしっかり受け止めてくれますね。冬のコーデに白を取り入れたい時に使いやすい色合いだと思います」

青木さん:
「トップスにボリュームのあるコーデなので、パンツの裾はきゅっと絞ってスッキリ見せるとバランスよく着こなせました。この裾の絞り、やっぱり良いですね。
カーゴパンツの脇のポケットもフラップなしのシンプルな形なのでほどよいアクセントになってデザイン的にもおしゃれだと思います」

04
ウール100%の生地が上品。
濃色で締めたクラシカルなコーデとも相性◎


青木さん:
「次は、トップスにシャツとベストを合わせて、グレーのコートを羽織りました。アイテムをレイヤードさせることで、コーデ全体の雰囲気に奥行きを出してみました。
白に寄ったアイテムは、合わせ方によってはシルエットが膨張して見えがちです。だからコーデの中でどこか1箇所、黒などの濃色で雰囲気を締めてあげるとおしゃれに着こなしやすいと思います。
このオフホワイトは少し黄色味のあるやわらかな色で、パキッとした白ではないのでいろいろと合わせやすいですね」

青木さん:
「起毛したウールの生地は柔らかくてあたたかくて着心地がいいです。裏地もついているので気持ちよくはけますね。
洋服やアクセサリーを新しく迎えようと思った時、『長く愛用できそうか』が私にとってはとても大事な判断軸です。このカーゴパンツもその軸にぴたりと当てはまるなあと感じました。
シルエットが自在なところも使えそうだなと思ったポイントですが、生地の品のある佇まいも、これから長く愛着を持ってはきたくなる理由になりそうだなと思っています」

***

ゆるっとラフに。ちょっぴりクラシカルに。コーディネートの幅も自由な冬のカーゴパンツと青木さんのおしゃれ。パンツを手に取りながら、シルエットや色味に合わせて、本当に楽しそうにコーディネートを提案してくださった様子が印象的でした。
カーゴパンツの詳しい仕様や魅力は商品ページでもたっぷりご紹介中です。また、スタッフ5名による着用レビューもございますので、サイズ感のご参考にぜひご覧ください。
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着用レビューを見る
photo:滝沢育絵(2枚目を除く)、濱津和貴(2枚目)
hair & make:吉川陽子
model:青木沙織里(The Six Sense)
※このコンテンツの著作権は株式会社クラシコムが保有し、モデルの肖像権については所属事務所 (The Six Sense) が保有しております。無断でのコピー、転載、転用は固くお断りいたします。
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