【スタッフコラム】お金はあまりないけれど好奇心だけはあふれていた、20歳の夏の思い出。
編集スタッフ 津田
学生時代は、夏といえば旅だった
暑いのは苦手ですが、夏は好きです。とくに学生時代は2ヶ月間も休みがあったので、とにかくワクワクする季節でした。
当時、旅行代理店でアルバイトをしていた私は、まわりの大人たちの影響で、数週間〜1ヶ月ほどバックパッカーでアジアやヨーロッパなどを旅したことも。
カンボジアからタイまで陸路で移動したり。(舗装されていない道路を何時間もバスで移動したので、お尻がとても痛くなりました。)
スペインでは、飲料水よりワインが安いことに驚いたり。(お会計が心配で、何度もメニューと伝票をチェックしました。)
トルコで、料理の美味しさに感激したり。(食堂では出来合いの惣菜を指で差して注文するのですが、どれも野菜たっぷりで美味しかった!サバサンドも有名です。)
エジプトで、ダイビングの免許をとって沈没船の探検にいったり。(紅海は世界有数のダイビングスポットだと教わり、同行者といきおいで免許を取って沈没船をめぐるダイビングツアーに参加しました)
20歳前後に、いろんな国で、いろんな体験をしたことは、自分の人格形成にもすくなからず影響したような気がします。
お金はないけど、好奇心はあふれていた
アルバイトして旅費がたまったら、次の長期休みで行くところを決める。そんなサイクルだったので、実際に長めの旅に出たのは4回ほど。
お金はあまりないけれど、時間と体力だけはたっぷりあったので、日本からの往復の飛行機チケットだけをとって現地でいろいろ調べながら旅することが多かったです。
ちなみに旅の計画をするとき、うちの親は一言も口を出しませんでした。お金も出さないし、口もはさまない。自分で責任をもって、まわりに迷惑はかけないように、とだけ言われていました。
幼いころから、自分の目と耳をつかって五感で確かめたいという好奇心がつよいタイプだったので、親もなかば諦めていたのかもしれません……。
そんな旅だったので、メニューの言葉がわからず何となく注文したら5人前くらい出てきちゃった!とか、船便がとれず田舎の島で2日間待ちぼうけとか、準備不足ゆえの珍道中もたくさんありました。
でも不思議なもので、いま思い出すのは、美しい景色や建物よりも、そういう失敗談や笑い話のほうが多いです。
最近、そういう旅をしなくなったけど…
夏休みに久しぶりに学生時代の友人と会って、懐かしい昔話をしていたら、当時のそんな夏休みのできごとが思い出されました。
自分で調べて、段取りして。ときには失敗もして、ちょっと落ち込んで。でもそこでキレイなものを見たり、美味しいものを食べたりして、感動して元気になって。1日動き回ってへとへとになってベッドへバタンキュー!
そんな「めんどうな経験」って、やっぱり旅じゃないとできないものかも。そう考えたら、また旅に出たくなってきました。
正直、社会人になってからは(とくに30歳を超えてからは)もう旅はいいかなと億劫に思っていたのですが、やっぱり好きなことってあんまり変わらないのかもしれません。
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