【マルチカラー発売記念特集】それぞれの色、どう使う? 香菜子さんがマルチカラーでメイクしてみました
当店とモデルの香菜子さんがコラボし、発売からご好評いただいているリップカラー。そのコスメシリーズに、このたび「ほんのり色づくマルチカラー」が仲間入りしました。
ほんのり薄づきで、チークとしても、さらにアイカラーとしても、指で気軽に使えるフェイスカラーです。
この特集では、一緒にマルチカラーを開発した香菜子さんに最近の暮らしやメイクについてインタビュー。また、香菜子さんだったらどんなふうに使いたいか、マルチカラーを使ったメイクをみせてもらいました。
今までの自分からすると、ちょっと「ななめ上」のチャレンジを
この日は、香菜子さんが作品の制作の場として活用している都内のアトリエにお邪魔しました。
まず伺ったのは、最近の暮らしのこと。香菜子さん、ここ数年で何か変化があったことはありますか?
香菜子さん:
「息子が昨年社会人になり一人暮らしをはじめました。以前より時間的にも気持ち的にも、子どもたちのことばかり気にかけなくてもいいんだと思えるようになりました。元気に過ごしてくれればそれで良いかって。いまの家も手放して、都心から離れた場所で暮らしてみようかなと考えているところです。
年々、余計な心配をしなくなってきたかもしれません。昔からまわりの意見につい流されてしまうことが多かったんですが、いまは”自分の好きなものはやっぱり好き”とちゃんと選べるようになりました」
「あと最近、これまでは選択しなかったような、少し“ななめ上” のチャレンジをするようになったんです。
たとえばヘアスタイルでも、はじめて明るいインナーカラーを入れたり。小さなことでも気になったら、自分を引っ張り上げるようなチャレンジを、あえて勇気を出してやってみる。そうすると、見える景色が変わっていくなと実感しています」
年々、メイクはシンプルに。迷わなくていいチークがあれば
暮らしや心境の変化があったという香菜子さん。メイクについて最近感じていることはありますか?
香菜子さん:
「メイク自体は、かなりシンプルになりました。以前はアイメイクもしっかりしなくちゃという気持ちがありましたが、いまはビューラーを使わずにマスカラをほんのり軽くつけるだけでも十分かなって。
一方で、肌をすこやかな状態に保つ大切さを感じたり、いまの自分の肌に似合う色味ってなんだろう?ってじっくり考えたりするようになりました」
今回、当店の開発スタッフと一緒に相談しながら完成したマルチカラー。チークやアイカラーとして使えるアイテムですが、香菜子さんご自身の経験からヒントを得て、目指したい方向性や色味が決まっていきました。▲出来上がったのは、指で手軽にぽんぽんと色をのせられるクリームタイプ。ほんのり薄づきで、自然な血色感を楽しめる発色です
香菜子さん:
「チークは20代の頃から使っていましたが、けっこう難しいんですよね。色味や濃さ、頬のどこにのせるか、と迷うポイントがたくさんあって。どれが正解なのかわかりにくくて不安になるというか。
でもチークって、つけるだけで血色感が出ていきいきとした表情にみえたり、顔に立体感がでて、シンプルなメイクでもオシャレな顔立ちにみせてくれるから、じつは頼れるアイテムでもあると感じていました。開発チームのみなさんと『失敗しにくい、迷わなくていいチークが作りたいね』と、試行錯誤を重ねました」▲コロンとポーチに入れておきたくなるかわいいパッケージ。お出かけや旅にも手軽に持っていけます
香菜子さん:
「発色を抑えた薄づきの仕上がりにしたのは、指で少しずつ重ねて色を調整できるようにしたかったから。つけすぎちゃった!みたいな心配をしなくて大丈夫なんです。
色味は、なりたい雰囲気別に、知的な印象のローズベージュと、ハツラツとした印象のアプリコットができました。どちらも使いやすいカラーですよ。
特にベージュは、仕事でご一緒したヘアメイクさんに『チークとして使うといいよ』ってオススメしてもらったのがきっかけで、ここ数年でハマっている色です。ベースメイクのあと、なんだか今日は顔がのっぺりしているなと感じる時に、指でぽんぽんっとつけるだけで、自然な陰影が生まれて、ぐっと雰囲気が出るんです。ぜひ試してみていただきたい色です」
チークにもアイカラーにも。
香菜子さんがつかってみました
さっそく香菜子さんに、今回のマルチカラーを使ったメイクをしてもらいました。撮影では商品ページでもお馴染みのヘアメイク・吉川陽子さんに仕上げていただき、取り入れやすいコツも教えてもらいました。
まずは「ローズベージュ」から。チークとして頬に重ね塗りし、目元にもアイカラーとして取り入れた、オシャレなベージュメイク。
口元は、同じく香菜子さんとコラボした「ピンクベージュ」のリップカラーをのせました。
How to makeup
1. マルチカラー(ローズベージュ)を
指を使って、広めの楕円の形をイメージして頬にのせる :
2. 同じく指で、上まぶた全体と
下まぶたのキワにものせるローズベージュは、落ち着いたベージュ色にピンクが含まれているのがポイント。顔色が沈みにくく、でも決して派手ではない、自然な血色の良さを演出してくれます。
さらにアイカラーとして目元にも。陰影が生まれて、より洗練された印象のベージュメイクに。
指でぽんぽんっと重ねて色を調整しやすい発色なので、肌色やその日の気分に合わせた色味をたのしめます。
ヘアメイクの吉川さんいわく、「頬に赤味がある方や、ベージュだと色味が出にくいかも?思っている方にこそ試してみてほしいカラー」とのこと。
頬にのせるだけで、肌の色味が整って、発色の強いチークとはまた違った垢抜けた顔立ちにしてくれます。香菜子さん:
「たとえば図書館で本を読んだり、美術館へ足を運んだり。静かに、何かにじっくり向き合いたいときのメイクに、このローズベージュが寄り添ってくれます。
ピンクベージュのリップとも相性がよいですね。ほかにもボルドーのような、深めのリップカラーと合わせたいです。
このマルチカラーは、なによりテクスチャーが軽くて薄づきだからこそ修正が効くというか、失敗しにくい安心感があって、チークとしてすごく使いやすいです。
柔らかな中に凛とした芯もある、そんな知的な雰囲気をまとった色合いです」
次は休日のカジュアルな装いに似合う、マルチカラーの「アプリコット」使ったメイク。
アプリコットは肌馴染みがよく、あえて鮮やかさを少し抑えた、大人でも使いやすい落ち着いたオレンジの色味です。チークや目元にオレンジをメイクに取り入れたことがなかった方にも、きっと使いやすいはず。リップには、「シナモンブラウン」のリップカラーを合わせます。
How to makeup
1. マルチカラー(アプリコット)を
頬の高い部分に、
指で平行線をイメージしてのせる
2. 同じく指で、上まぶたの二重幅にのせる
アプリコットのマルチカラーには、パールを配合しました。パールのおかげで塗りムラも気になりにくく、肌に艶感を与えてくれます。
白やアイボリーのシャツに似合うメイク。チークと目元のアプリコット色が、引き立ちます。香菜子さん:
「娘の世代に人気のオレンジメイク。わたしたち大人世代にも似合うオレンジって?と考えながら出来上がったのが、このアプリコットです。ハツラツとした感じがありつつも、やや曖昧な感じというか、悪目立ちしない使いやすい色味を目指しました。
お休みの日などリラックスしたいときのメイクは、このアプリコットを頬と目元にのせて。白いシャツにデニムをはいて、近所へ散歩や買いものへいくときにぴったり。力を抜きつつ、生き生きとした表情にみせてくれる色合いだと思います」
***
パッケージには豊かさの象徴である麦のイラストと、「May your inner light shine even brighter. (あなたの良さが、今よりさらに輝きますように。)」という香菜子さんからのメッセージが入っています。
香菜子さん:
「これまで『チークってよくわからない』とか『なくてもいいや』と思っていた方にも、ぜひ試してもらえたらうれしいです。
お守りみたいにポーチに入れて、ちょっと気分を変えたいなというときに、指でポンポンっとつけて気軽に楽しんでいただけますように」
photo:濱津和貴
hair & makeup:吉川陽子
model & styling:香菜子

香菜子(かなこ)
1975年、栃木県足利市生まれ。女子美術大学工芸家陶芸専攻卒業。在学中にモデルを始め、2児の母。母の立場から「こんなものがほしい」をかたちにした雑貨ブランド“LOTA PRODUCT(ロタ プロダクト)”を設立する。2008年よりイラストレーターとしての活動もスタート。著書に『毎日、無理なく、機嫌よく』(すばる舎)など。
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