【バイヤーのコラム】母とふたり。夏の島根旅行。
編集スタッフ 松田
先日、島根旅行へ行ってきました。
目的地は、以前BRAND NOTEでご一緒したアパレルブランド「群言堂」さんが運営する、古民家をリノベーションした宿泊施設「他郷阿部家」。
取材にお伺いした際に、スタッフのみなさんの温かいおもてなしや、古くからの建具や道具を大切にした隅々までぬくもりを感じる空間にとっても感動したので、今後は母を連れてプライベートで泊まってみたいなぁとずっと思っていたのです。
▲群言堂の本社。葺き替えが終わったばかりの茅葺き屋根。とっても綺麗でした。
今日は、その時の様子を写真とともに少し綴ってみたいと思います。
夏の阿部家は、とってもステキでした。
以前仕事で訪れた時は、3月の初め頃で、まだまだ寒さが厳しい季節。
プライベートで何度か訪れている代表青木が、「阿部家に泊まるなら、冬もいいけれど、僕は夏が一番好きだなぁ。オススメだよ!」と言っていたので、次に来る時は夏にしようと決めていました。(2014年に訪れたときの、代表青木のコラム)
結果は、大正解。
青々と生い茂る緑や木々の香り。襖や窓から、通り抜ける風。窓を前面に開けて入るお風呂。夏を感じる涼しげなしつらえ。
そして、まるで田舎のおばあちゃん家に帰ってきたかのような、懐かしい匂い。
そんな空間の中で、身体も心もゆるゆるとリラックスできて、本当に最高でした。
▲木のお風呂に浮かぶのは、ミントの束。爽やかな香りが広がります。
▲明るいうちから頂くお風呂。窓を開けてお庭を覗きながら。
▲図書室には本棚いっぱいの書籍。自由に読むことができます。
▲ベッドも涼しげに夏仕様。好きな雑誌や本を読みながら、思う存分ごろごろ。
中でも特に楽しかったのが、夕食の時間でした。
阿部家では、家主の松場登美さんや、宿泊している他のお客さんとも一緒に大きな食卓を囲みます。
その日は、私たちの他に、大阪から結婚25周年の記念にいらしたというご夫婦や、愛媛県から姉妹でいらした方などが宿泊していました。
旬の野菜をたっぷりと使った美味しいお料理を頂きながら、だんだんと弾んでいく会話。
主にそれぞれの地方の話をしたのですが、日本国内にもまだまだ知らない魅力的な場所があるんだなぁと、いつか訪れたい土地が増えました。
▲食事や会話に夢中すぎて、シメの「おむすび」しか写真に収めていませんでした。前菜や主菜ですでにお腹いっぱいなのに、美味しくてパクパク食べてしまいます。
隣に座って一番よくおしゃべりしたご夫婦とは、最後にはぎゅっと握手でお別れ。
とっても楽しいひと時でした。
▲登美さん、阿部家のシェフ小野寺さんと。
母との初めての二人旅。
実は、母と二人で旅行するのは今回が初めて。私が物心ついた頃から、会社員として仕事をしている母。
いつか一緒に旅行に行きたいなぁと学生の頃から思っていました。
私が社会人になってからも、なかなか休みが取れない〜と何年も旅行は行けずじまいだったのですが、「今年こそ絶対!」と、半年前に予約をして、飛行機のチケットを取り、旅行資金を少しずつ貯めて、ようやく実現することができました。
母は飛行機にも20年振りに乗ったそうで、旅行の前は緊張していたようなのですが、久しぶりのフライトも含めて、満喫してくれたようです。
旅行から帰ったあとも、「楽しかったね」と電話で何度も。二人で共有できる思い出が新しくできて良かったなぁと思いました。
次はいつ行けるかな。またいつの日にかを楽しみに、日々頑張りたいなぁと思っているこの頃です。
▲阿部家で食べた、ゴーヤと切り干し大根のチャンプル・トマトの甘酢漬けを家でも作ってみました。母も同じ料理を作ってみたそう。持ち帰って真似したい暮らしのヒントや、料理のレシピがたくさん詰まっているのも阿部家の魅力だと思います。
暮らす宿 他郷阿部家
住所:島根県大田市大森町ハ159-1
TEL:0854-89-0022
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