【密着!】常備菜も家事も、人生の選択も……「あとまわし」だけは、しなかった。料理家・飛田和緒さん
編集スタッフ 鈴木
仕事も家事も、決断するときは
素直な気持ちが向くうちに。
私たちが大好きな「あの人」のいまの生き方に迫る、ドキュメンタリー番組『うんともすんとも日和』、第11弾をお届けします。
今回は、当店スタッフの間でも大人気のレシピ本『常備菜』の著者である料理家・飛田和緒(ひだ・かずを)さんにご登場いただきました!
「ひとり暮らしをしていた18歳の時から常備菜を作っていた」と話す飛田さん。結婚してからも、自身が育った実家でも、常備菜は常に “そこにある” ような、日々の生活に根付いた存在だったそう。そんな、主婦業もこなす飛田さんの書いた「『あとで』は、なし」の意味とは-。
常備菜は飛田さんがずっと温めていたテーマだったそうで、本を出版できたのも出会いとタイミングがあってのことだった、と振り返ります。
一方で、「いつかは……」と思っていてもなかなかタイミングが訪れないことも。
結婚してからなかなか子宝に恵まれず、子供を作ろうという判断も、海の見える家への引っ越しも、そのときそのときの「決断」があってのことだったそう。
そんな飛田さんのモットーは「あとまわしにしない」こと。
たとえば食材を買ったら、冷蔵庫に入れる前にすぐ調理してしまう。引き出しのごちゃつきが気になったら、その一箱だけをすぐに整理する。台所が汚れていたら、そこだけササッと掃除する。
一度に「全部」をやろうとすると億劫になるから、気づいたときに気づいた分だけ。それが飛田さんのスタイルのようです。
仕事の誘いもタイミングがあることなので、全部一気にやることはできない。だからこそ「いつかやれるだろう」「いつかやれたらいいな」とは考えず、自分の素直な気持ちにしたがって決断してきたと語ります。
あとでやろう、いつかやろう。そう思っていると、だんだんやりたかった気持ちが合わなくなってくるな、と感じるからこそ、家事も仕事もやりたいと思ったことは、考えすぎずにすぐにやる。
気が付いたときの素直な気持ちを後回しにしない、飛田さんのとある1日に密着しました。
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