【スタッフの愛用品】小さいころ文房具好きだった私へ。いま、持ちたい北欧デザインのシックなノート
編集スタッフ 田中
小さい頃、文房具をあたらしくすると成績があがる気がしていました。いや、本人の実力次第なのでそんなわけないんですけれど(苦笑)。だから新学期や長期の休みに入ると、ペンやらノートやらを親にねだっていたんです。
今もその名残があって、時々むしょうに買い換えたくなることがあります。
「新調」って、やっぱり気持ちがキリッとする
もともと書くことが好きで、三行くらいの日記をつけていますし、絵を描くこともあってペンやノート、スケッチブックは常にそばにありました。
でも、片付けて仕舞い込んでしまうと、もうペンすら手に取らない状態。だからこそ、部屋の一角にノートを立てかけておきたいのだけど、その場合見た目が大事だ……と。学習ノートやルーズリーフだと、テーブルの上にあっても結局片付けたくなってしまうから。
そこで新調したのが、デンマークの文房具ブランド・KARTOTEK(カトテック)のノート。
Froralのサンドは、ちょっとくすんだクリーム色地にネイビーの花、赤い実の柄は、もう文具好きとしてたまらない萌えを感じます(笑)。
やっぱり新調っていいなあ……。これに何を書いているかというと、この春から始めた、通信講座の勉強メモです。新しく知ることって本当にワクワクするし、新調したノートでキリッとした気持ちになるし。
何と言っても書きやすい! さらさら〜とペンが進む紙質もいいなあと。シャープペンもボールペンも書き心地がいいんです。
資格取得というと「転職したいのかしら……」と思われるかもしれません。わたしもそう思い込んで通信講座に興味はなかったけれど、ある日友人に言われたんです。
「それ得意そうだから、もっと勉強してみたらいいんじゃない。お金をもっと稼ぐとか、転職とかの視点ではなくてもいい。好きなことなら身につきやすいし、得意なことは多くても困らない」と。
また、この資格がとれたらコラムでお話できたらいいのですが、どうなることやら。ここで静かに勉強宣言しておこうかな。
▲いろんなペンで書いてみました。太めの万年筆だとにじむかもしれません。
趣味用にも、いいみたい
もう1つ、Froralのネイビーは以前から仕事で取材などに行く際に使っていました。シックな紺地に、控えめだけど可愛らしい赤い花の模様は、外出先でサッと取り出すときに自信をもてます。
ただ、取材中はノートに書きなぐるので(笑)、もったいないと思って変えたんです。だから今は家のなかでのメモ用に。
メモしているのは、調べたこと。何を調べているかといえば、歴史メモです。
わたしは時代小説が大好きで、池波正太郎さんをはじめ色々と読んでいますが、例えば1人の武士を取り上げた小説を読み終えると、その人のことが気になって仕方なくなります。
図書館にいって別の文献を読んだり、インターネットで情報を探したり。小説はフィクションですから、本当はどうだったの?と、調べたことをメモしては満ちた気分になります。
これ……言うのすごく恥ずかしかったのですが、解禁です。だって、知的好奇心は止められないんですよ、楽しいんですもん。
大人になって気づけた「書く」ことの良さ
そんなこんなでメモしたり、ちょろっと勉強したりと毎日を送っていますが、大人になってから「書く」ことの良さに改めて気づいています。
インターネットが普及した現代で、私たちもネットでお買い物ができるお店を運営しているけれど、やはりリアルの世界とのバランスも大事。
あとで読み返すと、字の荒れ具合で辛かったのかな?とか、走り書きなんだけどすごく書きたいことが溜まっていたんだなとか、感情もいっしょに思いだせるから。
このKARTOTEK(カトテック)の創業者デンマーク人のジュリアさんも、アイデアを現実化してまとめ上げるには、デジタルもいいけど紙とペンが必要というのが動機だったそうで、うんうんと頷きながらノートをめくる日々です。
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