【スタッフコラム】日常をアップデートするお買いもの
商品プランナー 中居
いわゆるウインドウショッピングに行かなくなったこともあり、最近あまりお買いものしてないな〜と思っていたのですが、よくよく振り返ってみたら意外としっかりお買いものしていました(あれれ笑)
でも少し前とは違って、お買いもの意欲は(私にしては)なんとなく落ち着いているような気がするんです。
じゃあ、厳しい荒波をくぐり抜けて購入に至ったものって一体どんな猛者たちなんだ?と気になって、少し振り返ってみたくなりました。
日本のアンティーク食器
全くといっていいほど外食をしなくなったので必然的に自炊が増えました。毎日続く食事づくりの中で、日々使う食器にもマンネリを感じるように……。
そこでアクセントになりそうな、でもお手頃な日常使いできる食器がほしいなぁと思い立って古食器店へ。
気づくと自分でも驚くくらい色も形もバリエーション豊かなものを手にしていました。
ひし形の絵皿や、朱赤と金色がポイントの豆皿など数点。アクセントになるものをと思ってはいましたがここまでとは(笑)
おかげで、変わり映えしないメニューが続く食卓もちょっぴり華やかに見せてくれる気がするんです。
秋色アイシャドウ
こちらは珍しく衝動買い。
というか、本当に何ヶ月かぶりにコスメカウンターに立ち寄った際、ビューティーアドバイザーの方の接客に感動し、思わず財布の紐がゆるんでしまった結果です(苦笑)
気になる情報のさらにその先まで見せてくれるような見事なまでの接客で、気づいたら秋色のアイシャドウを3色も手にしていました。
ただ、質感が少しずつ異なるので単色でも重ね塗りをしてもよく、何通りにも楽しめる配色。
服装はいつも通りなのに、目元にはさりげなく秋色を取り入れられて、なんだかお得な気分です♪
職人さん手作りのうちわ
お次は、柿渋の褐色がなんとも素敵な「うちわ」です。
というのも、最近家でお寿司(といっても簡単なちらし寿司ですが)をリクエストされることが増え、酢飯を美味しく作りたくなってわざわざうちわを買いました。
こちらは「仏扇」という種類で、元はお線香の火を消すために作られた少し小さめのうちわなのだとか。
キッチン近くの棚に立てかけて眺めているだけでも気持ちが高まります。このうちわを使いたいがために、毎週のように酢飯づくりがはかどっています。
▲お手軽な鯖の干物のちらし寿司
日常を素敵に記録してくれるカメラ
最後は、ここ数ヶ月で一番大きなお買いもの。「デジタル一眼レフカメラ」です。
旅行もできず、イベントごとも軒並みキャンセルなのになぜ?と自分でも思うのですが、お出かけできないからこそ日常を素敵に残しておきたくなったんです。
あれこれリサーチして、時間をかけて吟味したカメラとレンズ。おかげで、何気ない風景をなんともドラマティックに切り取ってくれます。
世界の見え方が変わったというと大げさですが、このカメラを通して見ることがある種のスパイスとなり「あ!この瞬間覚えておきたいな」と思うことが増えた気がします。
* * *
こうして見ると、冒険したり劇的な変化を求めたりするものではなく、いつもの日常を少しだけアップデートさせてくれるお買いものが多いような気が。
今まで以上に、身の回りの暮らしの道具に惹かれることも増えました。
実はいまちょうど、私の所属するPB開発チームでは、来年の秋冬に発売する商品の計画を立てている真っ最中。
来年の今ごろ、どんなものがあったら嬉しいだろう?どんな気持ちなんだろう?と想像するのですが、そんなの全く想像がつかないというのも正直なところ(笑)
ですが、日常を少しだけ楽しくしたいとか見慣れた景色がアップデートされたらいいなという希望はこれまでも持っていたし、これからも変わらないような気がします。
当店オリジナルブランドのコンセプト「日常のなかに、ひとさじの非日常を」も言い換えれば同じこと。そんな気持ちを叶える商品が作れたらいいのかな、と改めて気付かされました。
機会は少し減っても、お買いものってやっぱり気分が高まるし、おかげで日常もより一層愛おしく感じられるものですね。
次はどのあたりをアップデートしよう?久しぶりに洋服もチェックしようかな?そんなふうに身の回りを見渡している最近です。
感想を送る
本日の編集部recommends!
【11/26(火)10:00AMまで】ニットフェア開催中です!
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩
あの人気のオイルインミストが送料無料になりました!
発売から大好評いただいている化粧水・美容乳液も。どちらも2本セットでの購入がお得です◎
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣(後編)