【スタッフコラム】素朴で愛おしい。ふるさとのシブい銘菓セレクション
バイヤー 郡
子供の頃から、シブいお菓子が好きです。
祖父母と暮らしていたこともあり、こしあんがぎゅうぎゅうに詰まったおまんじゅうや、羊羹、もち菓子などを好んで食べていました。
とくに私の地元徳島県の銘菓は、幼い頃から慣れ親しんだ味なので今でも無性〜に食べたくなることがあり、実家の母に送ってもらうこともしばしば。
今回のコラムでは、地元から取り寄せた「推し銘菓」をご紹介したいと思います。
徳島県限定にはなってしまいますが(笑)、今年帰省できなかった方に少しでも懐かしさを感じていただけたらうれしいです!
01: ぶどう饅頭
小粒のお団子のような形がなんとも可愛らしいぶどう饅頭。
お皿にちょこんとのせていただきたいお菓子です。
自家製餡に、ぶどうの風味がほんのりと香る、上品なお味。もちろんお茶との相性もばつぐんです。
02: 金長まんじゅう
昭和12年から愛され続けている、徳島みやげの定番です。
ほろ苦いチョコレート風味の生地と、あっさりとした白餡が絶妙〜にマッチした美味しさ。コーヒーにも合うんですよ。
たぬきがモチーフのパッケージも激シブです。
03: ちょん太ちょん平
水風船のようなこちらのお菓子は、ようじで突き刺すと皮がつるんと剥けてまあるい羊羹が出てきます。
余計な材料をつかっていないから、甘すぎず、後味もさっぱりとしたお味です。
ちょっとユニークなネーミングは、地元に伝わる民話「ちょん太ちょん平」が由来。仲のいい兄弟の善行の物語で、その二人の優しい心を丸い羊羹で表現しているそう。
04: 花嫁菓子
こちらは「およめさんのお菓子」と呼ばれていて、ちょっと珍しいお菓子です。
徳島県では昔から、花嫁さんが婚礼の時にこのお菓子を配る風習があります。
今はあまり見られなくなりましたが、私は子供の頃このお菓子が大好きで、祖父が結婚式のお土産で持って帰ってきてくれたものを喜んで食べていました。
もち米と砂糖の、じゅわ〜っと広がる素朴な甘さ。なんとも言えない、クセになるお味なのです。
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定番から珍しいものまで、私の独断と偏見でセレクトしましたが、他にも美味しいものがたくさんあるんです。
出身ではない方にも、いつか四国に遊びにきたときに思い出していただけると嬉しいです。
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