【海辺に暮らして】第3話:紫外線のダメージから肌を守る、心地よいスキンケア
編集スタッフ 寿山
いつか海や山がある、自然に囲まれ場所で暮らしたい。そんな憧れを抱く人は多いでしょうか。
1年半前に神奈川県・葉山町に一家で移住したフリーランスのライター・編集者である仁田(にった)ときこさんに、全4話でお話を伺っている本特集。
海のある街で暮らして、どんな変化があったのでしょうか。
1話目では移住のきっかけや日常の変化について、2話目では、日差し対策のお話を。今回は、スキンケアや夏のUVケアについて、お聞きします。
紫外線のダメージ、どうしてる?
一年中、日差しが強い葉山で暮らすようになって、肌がすぐ乾燥するようになったと話す仁田さん。スキンケアでは、保湿を大切にされています。
仁田さん:
「朝夜のスキンケアは、化粧水の前にフェイスオイルをしみこませて、その上から化粧水とクリームを塗っています。
とくにオイルは、オーガニックで香りの良いものを選んでいます」
▲CATTIERの月見草のオイルは乾燥を防ぐ美容液としても、ボディオイルとしても使える。
仁田さん:
「40代になって、たまに肌がカサカサになることがあって、そんなときは酵素シロップをつくったときに出る果実の残りカスをガーゼに包んで、それを入浴時にお湯に入れます。
かかとのゴワゴワもツルツルになるくらい、皮膚がしっとりするんです。それから洗顔後にオイルをぬって、シートマスクをすると落ち着きます」
ウォータープルーフで、スキンケアにもなる日焼け止め
スキンケアにもなるという、日焼け止めを教えてもらいました。
仁田さん:
「Green Beaverというオーガニックブランドの日焼け止めを愛用しています。
化学者が自分の家族にも安心して使えるよう開発したもので、天然由来の成分で作られていて、塗ると肌がしっとりするんです。ウォータープルーフなので、海に入るときも使いますし、環境にも配慮された成分で作られています。
葉山は海や山が近いからか、自然を守りたいという気持ちがみなさんあって、オーガニックコスメに詳しい方も多く、この日焼け止めも近所のママ友に教えてもらいました」
もし日焼けしてしまったら
海に行くときも、肌がひりひりすると感じたら、すぐにオイルで保湿すると話す仁田さん。
仁田さん:
「Herbivore Botanicals(ハービヴォア ボタニカルズ)のLAPISというフェイスオイルを愛用しています。ブルータンジーと呼ばれる花から抽出した成分が入っているのですが、これが皮膚炎や火傷に使われるほど鎮静作用があるらしく、日焼けによる肌トラブルを避けられると感じています。
香りも甘酸っぱくてロマンチックな香りで、使うたびにテンションがあがりますし、数時間後には肌のひりひりも落ち着きます。
スキンケアタイムは私にとって大切なリラクゼーションなので、気持ちが落ち着く香りかどうかも選ぶときは大切にしています」
日差しが強い葉山という街で、自分も肌も無理なく暮らしていける方法を、前向きに探し続ける仁田さんの話は、どれも参考になることばかりでした。
心も肌も上向くようなスキンケア、マネできることから始めてみようと思います。
さて、最終話では紫外線のダメージを体の内側からケアする方法について、詳しく伺います。
【写真】鍵岡龍門
もくじ
仁田ときこ
フリーランスの編集ライター。「&Premium」「リンネル」「LaLa Begin」「SKYWARD」など、衣食住をテーマにさまざまな媒体で執筆。昨年、住み慣れた東京から山と海に囲まれた葉山へ家族4人で移住。毎日子どもたちと海や山で遊びながら、週半分は都内や地方で取材撮影する暮らしにシフトチェンジ。最近は漢方や薬膳を勉強中。www.instagram.com/tokikonitta/
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